連休時の防犯対策!お店が今一度確認するべきポイント!

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お店の日々の売上。
お店によって異なるとは思いますが
ある程度以上の売上があるお店の場合は
毎日のように銀行へと入金しに行くことが多いかと思います。

しかしながら、連休となってしまうと、
手数料や振込み不可の場所などもあり、
基本的に入金しない対応を取るところが
多いかと思います。

連休の際に、お店ができる防犯対策の見直しについて
解説していきます。

”連休中はお金がある可能性が高い”ということは
悪さをする人も理解しているでしょうから、注意する
必要があるのです。

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連休中の防犯対策

連休となると、
業種にもよりますが、お店は”平日よりも売れている”ことが多く、
また、”銀行入金していない”ことも多いのは事実です。
私もお店の店長経験がありますが
祝日は売上が少し上がり、さらには手数料などの観点から
本社指示で入金はしていませんでした。
そのため、お店にはいつも以上の多額の現金が
あるわけです。

そして、そういうことは少し考えれば、
悪さをする人にとっても安易に予想が出来てしまうことです。
また、休日の夜は、平日に比べて人通りも少ないために、
よりその危険性が増してしまいます。

そのため、お店側はしっかりと防犯対策を行っておくことが
求められるのです。

どのような防犯対策をしておけば良いのでしょうか。
とは言え、お店に出来ることは限られています。
”限られた範囲”でどのように注意するか。
これが大切になるのです。

現金は金庫に入れておく

これ、基本中のキホンですが、意外と面倒臭がって
やっていないお店も多いのです。
連休中は、特に注意しないといけません。

例えば、レジの中にお金を入れたままにしておくだとか、
店内の適当な場所に現金を置いたままにしておくだとか、
こういうことは絶対にしないようにして下さい。

「店に鍵がかかってるし、セキュリティもセットしてあるからいいや」
なんて考えは危険です。
逆に言えば「お店に入られた時点で、短時間でお金を持ち去ってしまう
ことのできる状況」だと言うことです。
すごい危険なことだと思いませんか?

なので、しっかりとお金は金庫に移動しておかなくてはいけません。

また、金庫に入れておくだけ、のお店もあります。
金庫に入れて、鍵がそのまま刺さっていたり、
鍵が分かりやすい場所に置いてあったり、
金庫のダイヤルを回していなかったり…
そう言う”手抜き”は命取りになります

これは普段から注意するべきポイントではありますが、
連休中は特に意識して注意するようにして下さい。

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戸締りはしっかりと

これも当たり前のことではあるのですが
お店って毎日やっていると、本当にこういう基本が
疎かになってしまうものです。

鍵の一部をかけていなかったりだとか、
そういう”油断”が命取りになってしまうのです。

例えば、店の入り口の鍵は閉めたけれど、
シャッターの鍵は面倒臭いから閉めなかった、
だとかそういうことですね。

また、意図的にではなくても
毎日繰り返しに同じような事をしていると
忘れてしまう、ということもあるかと思います。
そうなってしまうと、これもまた、問題です。

悪い事をしようとする人間は
そういう”わずかな油断”を狙ってそういう部分を
突いてきます。
そのため、トラブルにならないためにも、
しっかりと戸締りを行うことはもちろん
”油断”の部分が露呈してしまわないように、注意することは
何よりも大事なことになるのです。

金額が多すぎるなら無理にでも入金する

店の売上額が大きくなりすぎている場合、
本社が絡んでくるので独断は難しいとは思いますが
銀行に手数料をかけてでも、可能であれば
入金してしまうのも一つの方法です。
自分のお店が利用している銀行で、預入をすることが
可能なのかどうかを確認してみて、
可能であれば、本社や本部とも相談してみて
入金を検討するのも良いかと思います。

もちろん、手数料はかかりますが、
それでも、お店に置いておくよりは安心でしょう。
あまりにも売上が高額になり、
お店に何百万、場合によっては何千万と置かれているような
状況になってしまうと大変危険です。

”お店が繁盛している”ということは、
外から見ればすぐに分かってしまいます。
そのため、ターゲットにもなりやすい状況に
なってしまうわけですからなおのこと、気をつけなくてはいけません。

本部がNo、と言った場合は、
自営業のお店でもなければどうにもなりませんが、
本部がOKを出してくれるのであれば入金を
検討するようにしてみましょう。

なお、いくら危ないからと言って、
自営業の場合を除き、現金を自宅に持ち帰るのはNGです。
帰路で狙われて奪われでもしたら
「なぜお店から持ち出した?」となりますし、
そうでなくても”家にお店の現金を持ち帰った”という事実は
あらぬ誤解を招くことになります。
自営業の場合はこのあたり、自己責任ですし、自由ですが
そうでない場合は問題になる可能性がありますから
注意するようにしましょう。

営業時間中も注意

防犯に注意するのは、閉店後の時間だけではありません。
営業時間中にも、注意しなくてはなりません。
これは、どういうことかと言うと、
いつもより多くの現金がある、という状況は、営業時間中であっても
そうでなくても同じことです。

そのため、営業時間中も注意が必要です。
金銭を狙ってやってくる人間は、お店の閉店後だけではなく、
営業中に強盗としてやってくることもあります。

なので、一人で営業する時間を作らないようにしたり、
いざというときのための防犯対策を確認しておくなど
しておきましょう。
また、営業時間中であっても、お金をレジに放り投げたままに
しておいたりだとか、そのようなことがないように、
注意しましょう。

セキュリティを導入しているのであれば
その通報方法もアルバイトスタッフさんも含め、
確認しておくようにして下さい。
いざというとき”通報方法が分からない”なんてことに
なってしまったら、警備を導入している意味が
そもそも無くなってしまいます。

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対策出来る部分は対策しておく

防犯のための設備強化もできるのであれば
しておくことをおすすめします。
例えば、防犯カメラを設置したり、
閉店後、人が近づくと、ランプが点灯するようにしたり、
色々と対策しておくことをおすすめします。

そういった細かな気配りであっても、
積み重なればお金を狙う人間たちにとって
”嫌な環境”にしていくことができます
できる限り、盗ろうと考える人間たちにとって
嫌な環境を作って行くことが大切です。

内部にも注意するべき

連休中の防犯対策として「内部」にも注意しましょう。
銀行預入を行わない場合、内部の人間も当然のことながら
”現金”がたくさんお店にあることは知っているわけです。

そのため、その点にも注意しておいた方が良いでしょう。
「この人は大丈夫」だと思っていても、
人間なんて分からないものです。
本当の姿はどんな姿か。それを普段働いている姿だけで
判断するのは危険ですし、
もしもお金を取られてしまえば、大変なことになります。

内部であっても、信用するのは良い事ですが
”油断”はしないようにしましょう。

まとめ

普段から、お店の防犯対策はとても大切なことでは
ありますが、連休中は、それ以上に注意を
していかなくてはなりません。
どうしても現金がたまってしまったりする
状況にはなると思いますし、
夜は人の気配が少なくなりやすいです。

そうしたことは、悪さをする人間もちゃんと
分かっているわけですから、
そういった人間に狙われないように
することは、とても大切なことになります。

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