売れないお店!その原因はどこにあるの?基本的な原因7つ!

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店員Kです!

世の中には「売れない」お店もたくさんあります。
売れなければ、当然閉店せざるを得なくなると思いますし、
お店を続けることはできません。

では、お店が売れないのは何故なのか。

まぁ、今の時代はそもそも全体的な流れとして
お店が「売れない」時代に突入しています。

ネットでの販売が各地で「拡大」しているだけではなく、
大手のお店によって、個人商店が潰されている、という現実もあります。

全体的に売れない今の時代、
少しでもその「売れない要素」を減らすために、
「売れない」要因をしっかりと把握しておきましょう!

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売れないお店の原因とは?

売上が思うように上がらない。
そこには色々な原因があります。
その一つ一つに対処していくことで、少しでも売り上げの減少を
食い止めることこそが、今の時代を生き抜くための方法の一つに
なるかと思います。

ただ、仮にこれから挙げるすべての要素をクリアしたとしても
厳しいのが今の時代です。
小売業が生き残るのは、相当厳しい状態ということだけは
覚えておきましょう。

①お店の場所が悪い

これは大きな要因になり得ます。
やはり、場所は大切です。

実際に、これはアルバイト時代の話ですが、お店が一度
駅よりに移店したことがありました。
1キロも変わらない場所だったと思いますが、
それでも売上は大幅に変わりました。
店が狭くなって、サービス的には移店前の方が
良かったであろうにも関わらず、です。

このように、お店の場所というのは、とても大切な要素になります。
2階だとか、地下だとか、駅から離れているだとか、
そういう不安要素はなるべく取り除いておくのが、
(費用を考えなければ)一番良いのです。

一部、隠れた名店みたいな感じで、立地条件が悪いのに
繁盛しているお店もありますが、
あれはごく一部の話です。
多くのお店は場所が悪ければ潰れています。
その現実から、目を背けてはいけません。

また、場所が良くても違う意味で”場所が悪い”ということも
考えられます。

例えば、近くに車や自転車を止めることができない場所の
場合は徒歩以外のお客様を逃がすことになります。
これは致命的ですよね。

加えて、近くに競合店がある場合。
これはお客さんが分散されますから、当然売上の低下を
招くことになりますし、
自分の店が個人商店で、相手が大手のチェーン店などの場合、
打ち勝つのはなかなか難しいのもまた事実です。

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②品揃えやサービスが悪い

やはり、品揃えも大事な要素の一つです。
”ある程度”の品揃えは必須でしょう。

確かに、店員たちの性格やフレンドリーさも
大事かもしれません。
が、それを大事にする人は一部です。

多くの人は「欲しいもの」を求めて
より品揃えの良い店、小売りじゃなければよりサービスの良い店に
流れていくものです。

そうして、そのうちお客さんはネットに流れていってしまう、
そういう流れですね。

ただ、個人店の場合、品揃えで大手やネットのお店に
勝つことは非常に困難です。
資金力も仕入れルートの面でも叶わないでしょう。

で、あれば、他にはない商品、他にはないサービスで
補てんするしかない、というのもまた事実です。

③需要のない商売や見込みのない商売をしている

残念ながら、どんなに自分が好きでも
”需要のない”商売をしていれば、儲かることはありませんし、
売れないのも事実です。
実際に、ザンネンなことながら駄菓子屋さんも減ってますし、
写真屋さんも減ってますよね。

需要が減っているのもそうですし、
現代には合わず、商売がやっていけない、というのもそうです。

例えば、写真なんかの場合、今はデータの時代になりました。
スマホで簡単にぱしゃりとして、現像などをすることなく
そのままデータで保存しておく人も多いでしょう。

また、駄菓子屋の場合は、需要はあったとしても
利益を出すことができません。
以前、駄菓子屋の厳しい実態について書きましたが
本当に利益を出すのは困難です。
このように”見込みのない商売”をしていても
売れないのは当然のことですし、難しいと思います。

自分が好きかどうかも大事かもしれませんが
「本当にそれは必要とされているのか」
「本当にそれで食べていけるのか」を考える必要もあります。

④人間性の問題

店員や店主の態度に問題がある場合も、
売上の低下を招く可能性があります。
やっぱり、気分の悪い接客をされれば、そのお店に行く気が無くなるのは
当然のことです。

店長自身の態度が悪かったり、
面倒臭そうに接客したり、従業員同士が喋りつづけていて、接客すら
しなかったり…
そういうことがあれば、やはりお客さんも遠のいていきますし、
お客さんが遠のいていくということは、売上も減る、ということですからこの点に
関しても注意はしておかなくてはなりません。

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⑤商品価格が適正ではない

小売業の場合は注意です。
商品の価格が適正でなければ、当然のことながら売上には
大きく響きます。
商品につける価格、これはとても大事な要素です!

やっぱりお客さん心理として
「うわっ!高い!」というお店からは買いたくはないものです。

ちゃんと、価格に見合った商品価値があるのであれば、
良いと思いますが、
商品価値がない商品に関しては、
「高い」というイメージがついてしまい、客足は
遠のきます。

私もそうですが、一度「このお店は高いなぁ」と
思ってしまうと、別の競合店に足を運ぶようになってしまいますから
”高いな”というイメージを作ってしまわないようにすることはとても
大切なことです!注意しましょう!

個人店の場合は、
流石に大手の系列店と同じ価格にまで下げろ、とは言いませんが
(現実的に無理です 私も自営業なのでよく分かります)
それでもなるべく”高い”と言うイメージをつけてしまわないように
することは大切なことです。

⑥店の入り口の問題

店の出入り口に問題はありませんか?
店がやっているのだかやっていないのだかわからないケースや、
怪しい感じが漂ってしまっていて、入りにくい雰囲気、
看板が存在せず、店があることすら分からないパターン。
これらは売上を大きく下げる要因になります。

別に看板が必ず必要か?と言われるとそうではありませんが、
それでも最低限「ここに店があるぞ!」と知らしめることは大切です。

店があることに気づいてもらえなければ
何も始まりませんからね…。

入りにくいお店については別記事でも
詳しく紹介してますので、参考にしてみてください。

⑦時代に追いついていない

やり方が古いと、当然売上も落ちていきます。
古き良き…というお店は私も好きではありますが、
売れるかどうかと言われると別問題。
恐らく、昔のやり方のままやっているお店は、かなりの数、
閉店に追い込まれていると思います。

嫌でも、お店は現代についていかなくてはなりません。
個人店の場合、ネットでの販売にも手を出さないと厳しいケースも
あるでしょう。
それだけ、時代は進んだ、いえ、進んでしまった、とでも言うべきでしょうか。

もう店舗販売だけでは厳しい時代になったのは明白です。
いつまでも過去にしがみついていては、売上も、伸びません。

まとめ

お店の売上が伸びない理由には色々な理由があります。
上のような理由もそうですし、他にも、細かな理由は
たくさんあるでしょう。

自分で、自分のお店が売れないと苦しんでいる場合は、
まず”何かを変えなくては”売上が回復することはありません。

”そのうちまた伸びるだろう”というのは
ただの現実逃避です。

そして、現実に目を向けることができなければ、
そのまま消えることになってしまうのも、
また事実なのではないでしょうか。

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