これでは駄菓子屋は潰れる!駄菓子販売手順・利益と真実!

店員Kです!

今日は駄菓子について。

自営業で駄菓子屋をやってみたい!という方も
中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

私は駄菓子屋ではありませんが、駄菓子を実際に仕入れして
販売しているので、今日は
「駄菓子が売れるのかどうか」
「利益はどのぐらいなのか?」
「どうすれば仕入れできるのか」

などを書いていきたいと思います。

実際に駄菓子の仕入れ・販売を経験して思う事は
「これじゃ駄菓子屋は潰れてしまう」
と、いうことですかね・・・

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仕入れ

まず、駄菓子の仕入れ方法。基本的には問屋で購入するのも
良いですし、業務スーパーのような業務的なお店に行って
買うのも良いでしょう。

ただ、イチイチ購入しに行っていたのでは
効率も悪いので、ネットの駄菓子専門店などを
活用することをおすすめします。

私がお世話になっているのはこのサイト、

<井ノ口商店>さんというお店です。

駄菓子の種類も豊富ですし、
値段も問屋価格で販売してくれるほか、
駄菓子以外の駄菓子屋で売っていそうなもの(くじなど)も
幅広く取り扱っているようです。

何回か注文しましたが、発送も1週間以内には
完了し、良い感じです。

他にもいくつかこういったサイトがあるので
見比べてみると良いかも知れません。

注文方法などは各サイトで詳しく説明されているので、
興味があったら見てみてくださいね!

「別に商売するつもりじゃないけど・・・」という
人も買えるので、ただ自分で駄菓子を食べたい!って
人にも便利なサイトです(箱買いにはなりますが)

サイトで注文したら、勝手にお店に到着するので、
到着したら並べて、いよいよ販売開始、ということです。

販売

駄菓子が到着したらいよいよ販売です。
自分の思うとおりにお店に並べて展開しましょう!

ちなみに、念のため書いておきますが、
駄菓子の販売に資格等はいらないので、
極端な話、床屋で駄菓子を販売しても
別に問題にはならないわけです。

私のお店も中古ゲーム・トレカ・ホビーの買取販売店ですが、
賑やかしになれば良いな、と言うことで
駄菓子もおいています
(まぁ、個人的に駄菓子が好きなのもありますが)

では、実際に駄菓子が売れるのかどうか、と、
販売することによる問題点などを解説していきましょう。

駄菓子は売れるのか?

私のお店の場合は売れます。
1日に必ずある程度の数は販売しています。

↑でも書いた通り、業種が子供たちもターゲットにした
業種なので、というのもありますけどね。。

これが自転車屋だったり、CDショップだったりしたら
恐らくあまり売れないとは思いますけど。。

と、いうことで業種によっては「売れる」商品です。

同じ菓子を20個ぐらい購入されていく方も
いらっしゃいます。。

駄菓子は儲かるのか?

駄菓子が儲かるか?と言われると答えはNoです。

全然儲かりません。
こんな利益しか出ないのであれば、駄菓子屋がどんどん
潰れていってしまうのもうなずけます。

では、いくつかのお菓子の仕入れ価格と販売価格を見てみましょう。

まず、おやつカルパス。
1個10円のあのサラミのお菓子です。

これの仕入れ価格は400円。
1箱で50個入っているので全部売ると500円です。

消費税など細かい要素も入って来るので実際のもうけはさらに減ります。
1箱分全部売って80円前後のもうけになります。

次にビッグカツ。1個30円の定番駄菓子の一つ。
これの仕入れ価格は720円。1箱30個入りなので、
これは全部売れば900円の売上が出ます。

そこからまた税関系などを考慮すれば150円前後のもうけになります。。

と、いうことで
例えばカルパス50個とビッグカツ30個を売ったとしても、
利益は300円にも満たない・・・

と、いうことです。

他の駄菓子の仕入れ・販売価格のバランスも大体↑で紹介した
事例と同じ感じです。

上を見ればわかると思いますが、
売っても売っても全然儲からないのです。

だから、駄菓子屋はどんどん潰れていってしまうんですよね。。

おやつカルパスを50000個売ったとしても、
利益は80000円、これでは生活などできるはずがありません。

駄菓子販売時の注意点!

さらに、上に加えて、駄菓子を販売するときには
色々なことに気配りもしなくてはなりません。


これによって、ただでさえ少ない利益がさらに少なく、
むしろマイナスになることだってあるのです。

販売が出来なくなること…

色々な事情で売り物にならなくなってしまう駄菓子。。
こういうのがあると、さらに利益が減り、
マイナスの域に突入してしまう可能性が上がります。
なので、なるべく”不良品”を増やしたくはないところですよね?

・賞味期限切れ
これ、結構あることなので気を付けましょう。
販売している駄菓子の賞味期限を定期的にチェックしていないと
気づいたら期限が切れていた!なんてこともありますからね。。

大体送られてきてから賞味期限まで、平均すると
2か月前後です。

それだけあれば売れるだろう!と
思うかも知れませんが、人気のないお菓子は結構売れなかったりします。

・破損
破損とは何か?
結構子供たちはお菓子を平気で触ります。
まぁ、当然と言えば当然ですが、それによりうまい棒などの
固形物は粉々に砕けてしまうことも。。

ある程度ならそのまま売っても良いかと思いますが
完全に砕けてしまったものは売ることもできないでしょう。。

盗難

駄菓子は盗難の餌食にもなりやすいです。
店舗が狭く、私のお店のように全体を見渡せるようなお店なら
ともかく、ある程度の広さのあるお店では
確実に”数個以上は盗られる”と考えましょう。

駄菓子に盗難はつきものです。
このせいで、より利益が減っていき、
また駄菓子屋が潰れていくのですが。。

汚れる

駄菓子を置く、という事は当然店舗内で食べだす
子供などが現れます。
私の店舗では「飲食禁止」POPを貼り出していますが、
それでも100%防ぐことはできません。

必ず散らかされますし、食べ終わった後の袋を
ポイ捨てしていく子供もいます
(流石に大人では見たことがありませんが・・・)

なので、ある程度店が汚れること、
その掃除で時間がとられること、
これは覚悟しておかなくてはなりません。。

売れ筋の駄菓子?

ここまで読んでいただけたのであれば
駄菓子は利益が出ないし、駄菓子屋だけで今の時代やっていくのは
”不可能”であることがお分かり頂けたかと思います。

…せっかく駄菓子について書いているので
最後に、どの系統の駄菓子が売れて、どの系統の駄菓子が
売れないのかも少し書いていきますね。

ただ、地域や販売する店舗柄などによって大きく変わって来るとは
思うのでこの辺はあくまで参考としてお読みください。

売れる駄菓子

まず、売れる駄菓子。
どうせ駄菓子を仕入れるなら、やはり賞味期限のリスクなどからも
売れる駄菓子を選びたいものです。

私の店舗で販売してみて、
売れるスピードが早めな駄菓子は以下の通りです

・ガム (10円系が特に早く売れる)
・ビッグカツ(30円のもの。結構売れます)
・ポテトフライ(じゃが塩バター、などのシリーズ。私の店舗では1番人気)
・チロルチョコ(10円、20円どちらでも。チョコ系ではトップクラス)
・ガブリチュウ(かなり人気。ハイチュウでもそこそこ売れます)
・ヤングドーナツ(これも良い売れ行き。てっとり早く売り切れます)
・うまい棒(定番菓子。プレミアムうまい棒でも良く売れる印象です)

あまり売れない駄菓子

売れるものがあれば売れないものもあるのが
世の常。
と、いうことでザンネンながらあまり売れない駄菓子もあります。
今度は、それを見ていきましょう。

・麩菓子(好きな人は好きですが、買わない人も多い)
・チーズおやつ(子供はあまり買ってくれない印象です)
・フエラムネ(これも最近はイマイチですね・・・)
・フルーツゼリー(咥えて食べる系のゼリー。あまり売れませんでした)
・モロッコヨーグル(個人的には好きなのですが…)

このあたりはあまり動きが良くなく、
チーズおやつに至っては期限内に売り切ることもできませんでした。。

駄菓子の人気まとめ

上で書いたのはあくまで私の店舗・地域の場合です。
地域によっては大きく異なると思うので、あくまで参考までに。

駄菓子はその菓子が好きな子供が常連に居れば売れるので
(たとえば以前フエラムネ20個買ってった子供がいます)

実際に来ているお客さんにアンケートをとったりして、
駄菓子を仕入れるのも良いかもしれません。

最後に・・・

駄菓子の仕入れから販売までの流れはこんな感じです。

駄菓子を入荷しても、全然儲からない。。
今の世の中では駄菓子屋では絶対に生活していけない!
・・・と言う事が分りましたでしょうか?

私の店舗のように利益を考えず、
あくまでも店の賑やかし・道楽として入荷するのは良いと
思いますが、駄菓子を主体とした商売するには
厳しい時代だと思います。

以上、店員Kでした!


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