接客中に身の危険を感じた場合はどうすれば?安全のために!

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店員Kです!

接客業をしていると色々なお客様がお店にやってきます。
大抵のお客様は普通の人なのですが、
中には店員さんに対して身の危険を感じさせるような
そんな酷いお客さんが居るのも確かです。

世の中、善人ばかりではないですからね。

接客業に従事している方の中には
“身の危険”を感じたことのある方もいるかと思います。
私も何度かそういう機会はありました。

そんな「身の危険」を感じた場合、
どのように対応すれば良いのか、という点について
今回は書いていきたいと思います。

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接客中に身の危険を感じた場合

接客を長年やっていると、場合によっては、
身の危険を感じるようなことも実際にあるでしょう。
人間にも色々な人が居ますから、
時々、とんでもないクレーマーが現れたり
するものです。

また、クレーマー以外にも危険は潜んでいますよね。
強盗などの犯罪関係も接客業店員に迫る身の危険の
一つです。

ですが、店員は機械ではありませんから、
自分の身も守らなくてはいけません。
それでは、身を守るためにどうすれば良いのかを
書いていきたいと思います。

仲間に相談する

もしも、特定のお客様から脅されるようなことが
あったり、特定のお客様に付きまとわれるような
ことがある場合は、一人で抱え込まないように
して下さい。
一人で抱え込めば抱え込むほど、厄介なことに
なっていってしまう可能性もあります。

立場がバイトなら店長でも良いですし、社員でも
良いです。とにかく、自分の立場に関わらず
厄介なお客さんに個人的につきまとわれているのであれば
一人で我慢したりせずに、他の同僚と情報を
共有するようにしてください。

相手も、他の店員に情報が伝わっていない空気を
感じ取ると、さらに調子に乗る可能性があります

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厄介な場合は警察に相談する

直接的な暴力など、そういった行為がなくても、
つきまとい行為や脅しまがいの行為がある場合は
警察に早めに相談することをおすすめします。
警察はその時点では何も動かない可能性も
高いのですが、とにかく、できるだけのことは
しておくことが身を守ることに繋がる可能性も
あります。

あまりにも厄介なお客さんに絡まれている場合は
お店全体として、警察に相談するようにしましょう。
自分がアルバイトの立場であれば、まず店長に
相談してから、店長の判断で警察に相談して
もらうのがベストではないかと思います

とにかく、自分の立場が何であれ、
一人で抱え込まないこと。
これがとても大切なポイントに
なりますから、覚えておきましょう。

暴力を振るわれたら…

お客さんの中にも、色々な人が居ます。
中には、店員さんに向かって、直接的に暴力を振るうような人が
居るのもまた事実でしょう。
もしも暴力を振るわれたらどうすれば良いのか。

これは、迷わず警察に通報する、という点が
ポイントになります。
大事なことは”絶対に我慢しないこと”です。
お客様からの暴力を我慢してしまって、
犠牲になってしまった人も実際にニュースで
見たことがあります。
そんなこと、あってはなりません。

暴力を振るわれる、ということは
既に”目前に身の危険が迫っている”ということを
しっかりと自覚して下さい。
そして、それを我慢するようなことは、絶対に
あってはならないことです。

暴力を1回でも振るわれた時点で
ただちに警察に連絡して下さい。
自分が連絡できないような状況であれば、
周りに助けを求めて、ただちに警察を呼ぶように
言ってください。

お客様に対する遠慮、というものが
接客業の店員にはあると思いますが、
暴力を振るうような人は、お客様ではありません。
目前に迫る脅威として、お店から取り除かなくては
いけない存在なのです。

遠慮する必要などありません。
すぐに、警察に通報して下さい。

辞めてしまうのも一つの方法

厄介なお客様に目をつけられてしまい、
身の危険を感じる場合、
自分がアルバイトの立場なのであれば、
退職してしまうのも一つの方法です。

アルバイトを辞めてしまえば、基本的には
そのお客様との接点はなくなるはずです。
よほど執念深い異常者であれば分かりませんが、
基本的に、店員として居なくなった人物を
追いかけるようなことはしないはずです。

念のため、お客様から逃れるために
退職する場合は、店長をはじめ、他の
アルバイトスタッフに事情を話しておき、
くれぐれも、住所などを伝えてしまうような
ことがないように言っておいたほうが良いです。

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店長であれば…

自分が店長の立場であれば、
相当な身の危険を感じるのであれば退職も
視野に入れるのも良いですが
(仕事より、命を守るべきです)
そうでなければ、本社や本部に相談してみるべきでしょう。
何らかの対策を行ってもらえる可能性も0では
ありません。

それが無理なのであれば、
警戒しつつ、接客を続けるしかありませんが、
事件沙汰に発展しそうな恐怖を感じる場合は
警察に相談しておくのも、一つの方法では
ないかと思います。

暴力での反撃はNG

基本的には、暴力を振るわれた場合でも暴力による
反撃はNGです。
逃げることを優先し、警察への連絡を優先して下さい。
こちらもカッとなって、暴力で反撃すr場、
相手をさらに刺激することになりかねませんし、
場合によっては、さらに状況が悪化する可能性も
否定はできません。

また、相手が万が一怪我をすれば、
自分が悪者にされてしまう可能性についても否定できません。
ですので、なるべく騒がれないためにも、暴力を
用いた反撃はしないようにすることが大切なポイントに
なるのではないかと思います。

ただし、やむを得ない緊急事態の場合は例外です。
身を守るために、多少の反撃が必要な場合も
緊急事態ではあるかもしれません。
それでも、相手を怪我させたりでもしたら
問題になってしまうのがこの世の中ですが、
本当に、このままでは命をとられてしまう!という
状態にまでなってしまった場合は、
ある程度の反撃も、仕方がないかと思います

日頃から防犯対策を!

お店として、日ごろから防犯対策をしておくことは
とても大切なことになります。
何の対策もしていないお店と、普段からいろいろな対策を
しているお店では、大きく有事の際に、差が出ます。

1つは、お店のスタッフのあいだでの情報共有が
大事なポイントになります。
例えば、要注意なお客さんが居る場合は、日ごろから
「この人は何でも絡んでくるから注意」だとか
そういう情報共有をしておき、そのお客様がいらしたときには
トラブルにならないように注意する、だとか
そういう工夫も必要です。

また、有事の際にどのように対応すべきかは
お店のトップがしっかりと予め方向性を決めておくことが
求められます。
例えば、暴力を振るわれたアルバイトスタッフさんが、
「警察を呼んでも大丈夫かな?」などと躊躇してしまえば
取り返しのつかないことになってしまいます。
「暴力を振るわれたらただちに警察を」など、
店長として、いざと言う時にアルバイトスタッフさんが
困ってしまわない為に、方向性を決めておくことが大切になります。

他、防犯対策グッズなども用意しておくと良いですね

まとめ

接客業として働いていると、場合によっては、
身の危険を感じることも本当にあります。
そういう場合は、まず、自分の身の安全確保を
することがとても大切になります。

身の危険を感じた場合は店員としてではなく、
一人の人間として行動して身の安全を守ることを
本当に優先するべきだと思います。

人間、まともな人ばかりじゃありませんから、
いざという時は、我慢したりせずに、
迅速な対応を取ることが
求められますし、大怪我してから後悔したのでは、遅すぎます。

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