店員Kです!
お店には子供のお客さんもやってくるかと思います。
もちろん、子供で会っても、大人であっても、
お店にとってお客さんが増えることはプラスに働くかとは思います。
ですが、子供が来店した際には、お店として
少し注意しておいた方が良い事もあります。
子供に関係するお店のトラブルも、
実際に長年接客業をやっていて、何回かありました。
子供の来店時には、大人のお客さんとは別の意味で
気をつけなければいけないこともあるのです。
それを、ご紹介していきます。
子供の来店時に気を付けること
子供の来店時には、相手が子供だからこそ気をつけなくては
いけないこともあります。
同じ子供でも色々な子供が居ますが、
場合によっては、これから紹介するようなトラブルの引き金に
なってしまうことも…
実際の経験談などを元に、どんなことに注意すれば良いのか、
そして、それに対する対処法はどうするべきかどうか、
1つ一つ、ご説明していきます。
①走り回ったりしている場合
子供たちは、元気が良いですから、店内で走り回ったりすることもあります。
もちろん、外であれば元気なことは良い事ですが、
お店となれば話は別です。
状況に応じては子供たちに「店内で走り回ってはいけない」と
注意する必要が出てきます。
注意しないで放置しておくことで何が起こるのか。
まず一つは「子供自身が怪我をする可能性」です。
走り回っている子供が、店内の何かにぶつかったり、
躓いたりして転ぶ可能性もあります。
そうなれば子供が怪我してしまいますし、
中にはお店にクレームをつけてくる保護者も居ます
(お店は保育園ではないのですが…)
まぁ、保護者のことは置いておいても、子供たちのために
注意してあげることは大切です。
あとは、お店的な都合もあります。
1つは「他のお客様への迷惑」。
走り回ったり、はしゃいだりしている子供を不快に
思うお客さんも当然、存在しますし
子供がぶつかったりする可能性も、これまた否定できないことです。
子供たちの安全だけではなく、他のお客様の安全を確保する意味でも、
はしゃいでいる子供が居る場合は、注意しなくてはなりません。
さらに「お店の破損を防ぐため」もあります。
子供が走り回ったりしていると、何かにぶつかって、何かを壊される可能性も
あります。
そうなってしまっては、困るのはお店自身ですから、
やはり、子供のはしゃぎっぷりが目に余る場合は、
早めに注意するべきです。
②大量購入に注意
これは以前、別の記事で詳しく書いた事柄になりますが、
子供の大量購入には注意した方が良いです。
これも、本来お店の仕事ではないのですが、
子供が大量に商品を購入したり、高額のものを購入する場合、
そのお金は親から盗んだものであったり、親から使うことを許可されていない
お金であることも多いのです。
そして、これをそのまま売ってしまうと、
後で乗り込んでくるモンスターペアレントも居ます。
そういうのは、本来であればご家庭での教育不足の問題なのですが、
”店のせい”にする人も本当に居ます
(1日に何百人も見るお店に、うちの子に売らないで下さい、などと要求
されても、それは難しいことですし、
本来であれば”ご自宅でちゃんと教育してください”と言わざるを得ません)
なので、子供が高額の商品を購入しようとした場合は、
「お父さんかお母さんにこれを買うことは伝えてある?」などと
確認をした方が良いです。
ただ、そこで「うん」と嘘をつかれたらお手上げです。
もう、売るしかありません。
何故なら「売るのを断る」と、それで親が乗り込んでくる可能性も
あるためです。
親が真っ当な親であれば良いですが、
お金を盗んでくるような子に限って、うちの子は可愛い!みたいな
モンスターペアレントである可能性も高いので、厄介なところです。
③騒いでいる子供はどうする?
団体でやってきた子供などは、ついつい楽しくなってしまって、
大騒ぎし始める場合もあります。
子供たちが大騒ぎし始めたらどうするべきか。
やはり、これは注意しなくてはなりません。
もちろん、普通のレベルで喋っているぐらいであれば
放っておいた方が良いです。
あまりに縛り付けてしまうと、今度は、逆に子供たちにとって、
居難い環境になってしまって、結果的に子供がお店に
やってこなくなってしまう、ということは十分に
考えられることですから…。
ただし、あまりにもうるさい場合や、
一般的なレベルを超えてしまっている場合は
子供たちに注意をしなくてはなりません。
周囲のお客様も、多少であれば目をつぶると思いますが、
そうでない場合は、迷惑以外の何物でもないでしょうから、
お店側としては、しっかりと対応しなくてはいけません。
④子供の万引きに注意
子供に夢を抱いてしまう人も居るかと思いますが、
子供はそんなにきれいなものじゃありません。
中には大人顔負けの悪い事をしでかす子供も実際に居るのです。
なので、子供の行動には注意しなくてはなりません。
何に注意するのか、と言うと子供たちに
怪しい行動がないかどうか、です。
子供は純粋なもの、というのは幻想です。
悲しいことではありますが、子供も”疑わなくてはならない”というのが現実。
実際に私が雇われ店長をやっていた際に、子供による
大量の万引きがありました。
勿論、たいていの子供は普通の子です。
しかし、中にはこういう悪い子供も居るので、
注意しなくてはなりません。
相手が子供だろうと、大人だろうと、やってはいけないことを
してしまった人に対しては、毅然と対応をしなければなりません。
甘い対応をすれば、本院のためにもなりませんから、
子供があいてだったとしても、情に負けたりだとか、そういうことを
してはなりません。
私のケースの場合は、警察に通報して、警察に引き渡しました。
その時の事例についてはこちらでまとめて
あるので、参考にしてみてください!
⑤店内の汚れなどに配慮
子供は、場合によっては泥だらけの状態でやってきたり、
お菓子を店内で食べだしたりすることもあります。
その場合は、店内が汚れてしまうので、対処しなくてはなりません。
まず、店内での飲食は、飲食禁止のお店の場合は、
しっかりと注意するなどして、対応してください
「子供だからOK」というのはお店のゆがみに繋がります。
逆に、泥の場合は、ある程度は我慢するしかないですね
「泥ついてるから落としてきて」なんてお店はなかなかありませんから。
ただ、店内が汚れた場合、掃除などはする必要があるかと思います。
そのままにしておけば、当然他のお客様は不快な思いをする可能性も
高いですから、しっかりと処理は行いましょう。
⑥モンスターペアレントの存在
子供の親の中には、常識が欠如した人も居ます。
モンスターペアレントによるクレームですね。
私のお店でも、何度か経験があります。
モンスターペアレントは学校だけの問題ではなく、
お店にも出現する、ということです。
お店にクレームをつけてきた際には、出来れば話し合いで解決
した方が良いですが、どうしても話が通じないタイプの
クレーマーの場合は、警察に通報して対応するしかありません。
まとめ
子供のお客様もお店にとっては大切な来店客の一つです。
単価が低い、だとかそういうつまらないことを言う人も居ましたが
単価がどうあれ、客を大事に出来ないお店は、先が
知れているでしょう。
ただし、子供のお客さんには子供のお客さん特有の
トラブルや注意点などがあるのも事実です。
紹介してきたようなことは実際に起こりうるトラブルですから
対策と注意はしっかりとしておくことに越したことはありません。