実際にあった万引き!捕まえて警察へ渡すまでとその後…。

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店員Kです!

私が店長をやっていた旧勤務先でも万引きはありました。
万引きはお店にとって、本当に厄介な存在です。
万引きで潰されてしまったお店もあるらしいですからね…。

で、今回の記事では、この実際にあった万引きについて
詳しくご紹介していきます。

いつ気付いて、どのように捕まえて、そしてどうなったのか、
などなど、店舗で働く皆様の参考などにどうぞ!

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お店での万引き

やはり、私が店長をしているお店でも少なからず万引きは
ありました。中でも一番大きい出来事だったのが
「妖怪ウォッチ」という当時子供たちを中心に人気だった
キャラクターのグッズが万引きされた件ですね。

これが一番大きな万引き事件でした。
今回の記事では、この万引きについて、順番に説明していきます。

最初に違和感を…

まず、最初に気づいたのが、在庫の確認をしていた時のこと。
「妖怪ウォッチ」に関する商品がいくつか無くなっていました。

この時点でまず「?」と感じました。
時々、商品の渡し間違えや入力ミスなどで在庫にずれが生じることはあります。

ですが、そんなミスではありえないぐらい、いくつか商品が
足りなくなっていました。

最初はどこか別の場所にしまったのでは?と思い店内のストックなども
確認してみましたが、どこにも見当たらない状態でした。

この時点で、かなりの疑念を抱くことになりました。

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万引きが居ると確信

その後も、どこかに置いたものを見つけられないだけなのか、それとも?と
半信半疑の状態でした。

しかし、ある日、レジカウンター付近に設置した
「妖怪メダル」という商品が朝はあったはずなのに、
夕方には無くなっていました。
販売履歴を見ても、妖怪メダルの販売はなし。

つまり、盗まれているのは確実。
しかも、店内は少人数だったため、残念ながら常にレジカウンター付近の棚まで
見ていることはできません。

犯人はそういうタイミングを狙ってサッ、と盗っている…
そういうことになりますね…。

しかも、無くなっていた商品の量から考えるに、
日常的に何回も繰り返している、
つまりは、犯行は1回ではないことは明らかでした。

そこで、私は犯人をあぶりだして捕まえることを決意しました。

犯人を捕まえる為…

犯人を捕まえることを決意した私は、色々な状況から、捕まえる方法を
考えました。
やはり犯人が実際に、商品を盗んだ場所を抑えるのがベストです。
それは間違えありません。

「妖怪ウォッチのものだけ盗んでいく」
しかも繰り返し。

確かにタイミングはお見事かもしれませんが、
あまりにもお粗末です。
「妖怪」のものだけ盗んでいくのであれば捕まえるのは簡単。

「妖怪」で釣れば良いのですから。

そう考えた私はレジ付近に「餌」を置いておくことにしました。
妖怪関係の人気新商品を1個だけレジに配置。
そうして様子を見ることにしたのです。

犯人の正体は…

そして、ついに犯人が引っかかりました。
私の思惑通り、レジにおいてあった人気商品に手を伸ばし、
そのままレジから離れていったのです。

ですが、この時点でまだ声をかけることはできません。
何故なら、商品をレジから持ち去ったとはいえ、まだその人は
「店内に居ます」

”見ているだけ”と言われればどうにもなりません。
なので、他のスタッフさんと共に外に出ていくまで待ちました。

店内を徘徊するその人物。
そして10分ちょっとが経過した頃でしょうか。
その人はついに会計せずに外に出ていきました。

…が、声をかけるのはまだ先。
私の旧勤務先は、店の外にワゴンに入れた商品を展開していたので、
その場で声をかければ「ワゴンを見ているだけ」という可能性も
あったのです。

なので、粘り…
その人がワゴンからも離れ、近くの横断歩道を渡ろうとした時点で、
スタッフの一人が声をかけて、捕まえ、事務所まで連れてきてくれました。

犯人の正体はなんと…
小学生低学年ぐらいの男の子でした…。

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警察に通報 ~到着まで

捕まえて事務所に連れてきたあと、容赦なく警察に通報しました。
すぐに、です。
余計な話を聞く前に警察に通報するのが一番。
「通報しないで」と言われる前に通報してしまい
”もう逃げられないこと”を万引きした人に分からせる意味もあります。

で、事務所で話を聞き始めました。

しかし…その子は口を開きません。
慣れているのか、ひねくれているのか。
私が質問を続けると、今度は「明らかな嘘泣き」を始めました。

子供の嘘泣きなんてすぐに分かります。

さらに質問を続けようとしたところ…警察の方が到着。
基本、警察が到着したら余計なことをせず、後は任せるのがベストです。

連行されるまで

その子供は警察に対してもほぼ無言でした。黙秘が一番だと悪知恵で理解
しているのかもしれません。

しかし、そこは流石警察の方。
すぐにその子の正体が判明しました。

その子の正体は…
”万引きの常習犯”でした…
呆れました^^

近くで万引きを繰り返していて、何度か警察にも
つかまっている子だったのです。

ですが、小学生のその子を罪に問うことはできません。
注意だけで終わってしまうのが現実。

警察の方も言ってました。
「年齢が年齢だから、被害届出したりとかはできない」というような
ことを…。

そして、警察がしばらく子供から話を聞いた後に、
警察の方がその子を警察署(お店からそう遠くない場所にあります)に
連れて行くとのことで、警察に子供は連れて行かれてお店から
去っていきました。
警察で指導後、保護者に迎えに来てもらったようです。

親あっての子供…?

その後、てっきり一言ぐらい親が謝りに来るかなぁ、と
思っていたのですが、何もありませんでした^^
しかも、あれだけ大量の妖怪ウォッチグッズを盗んでおきながら、
返しにすら来ませんでした。

普通であれば親が、謝りに来たり、
盗んだものを返しに来たりすると思うのですが、
一つも物を返しにもこず、お詫びもなく…

おそらく、親が盗みを容認しているような感じなのではないでしょうか?

おそらく親はロクに子供の指導をしていなかったのでしょう。
警察の方が「何度も繰り返している」と言ってましたし、
繰り返す、ということは親が盗みを許している、もしくはまともに
指導できていない、そのどちらかでしょう。

そういう親が居るから、そういうレベルの低い子供が出来上がるわけです。
良い勉強になりました^^

その後…

その後、盗みを行っていた子供は、一度もお店に来ることは
ありませんでした。
まぁ、盗みを働くような人はお客さんではないので、
お店側としても来ないで頂いて結構なので、助かりました。

ただ、上でも書いたとおり、親は恐らく子供が盗んで当たり前の
ような感覚なのでしょうし、一つも商品を返しに来ることは
ありませんでした。
ダメ親に育てられてダメな子供が育った例なのでした^^

ちなみに、後日警察から結果報告みたいな電話がありました
(警察署で話をして返した みたいな話と、ご協力
ありがとうございました みたいな感じでした)

結局、お店だけが被害を受ける感じになりましたが、、
これでこの件は終了です(汗)

まとめ

盗難は腹が立ちますね。
しかも、このときの子供はやっぱり教養の無さそうな
たこみたいなカオをしていました。
人間、顔に出るものです。

万引きを発見した際には、必ず「外に出てから」捕まえること、
そして捕まえたあとは相手がなんと言っていようと、
必ず容赦なく警察に通報すること、これを徹底しましょう。

中途半端に逃がすような対応は、
その本人のためにもなりませんし、再発防止、という観点から
お店のためにもなりません。

理由問わず”問答無用”で、警察に通報して警察につき渡すように
しましょう!

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