有休が無い!有休が存在しない理由としてよくあるもの!

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店員Kです!

働く人にとって「有給休暇」はとても、大切なモノです。
法律上、多くの人がこの有給休暇(アルバイトも条件を満たせば出ます)の
恩恵を受けられるはずなのですが、
実際のところはそうではありません。

もちろん、ちゃんと有給休暇を取得できる人も居ますが、
そうでない人も世の中にはたくさんいるのです!

今回は、有給休暇が無い!有給休暇は都市伝説!と言う人が
何故有給休暇を手に出来ないのか、その理由を紹介していきます

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有給休暇は都市伝説 その理由は?

普通に有休休暇を取得できる人も当然、世の中にはいますが、
有給休暇なんて都市伝説だ!と言っている人も世の中には
たくさんいます。
つまり、有給休暇というものが無い。

私も色々働いてきましたが、
有給休暇なんてものとは無縁の人生でした(笑)

まさに、有給休暇は都市伝説状態。
では、何故そうなってしまうのか。
有給休暇の恩恵を受けられない理由をご紹介します。

①有休が「規則上」しか存在していない

私の会社はこれでした。
有給休暇が発生するのにも関わらず、有給を出さないと
会社として違法になります。
なので、社則上だけは存在しているパターン。

私の前の会社も、「就業規則」には有給休暇について
しっかりと明記されていたのですが、
それは規則上だけのお話。
実際には有給休暇が存在しないも同然の状態でした。

有休の取得方法すら決められていませんし、
有休が今現在どうなっているのかなども管理されておらず
「有給が無い」前提で、話が進んでいる、
そんな会社でした。
もちろん、有給の買取、などというものも存在していません。

”就業規則上だけの幻”
有休がそんな風になってしまっている会社も結構あるのではないでしょうか。

私は退職時に、有給全てを申請して、
会社から有給分が振り込まれる(買取ですね)結果にはなりましたが、
在籍中にこういう会社で有給を取得するのは、相当難しいことです。

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②法律を完全に無視している

極めて悪質な例では、有給休暇というものが
就業規則にすら存在していない場合もあります。
完全にアウトなパターン。
けれども、そういう会社であっても、結構野放しにされているのが
現実だったりします。

行政は一介の会社に対して積極的に動くようなことはしないでしょう。
相手が中小企業であれば尚更です。
内部告発などがあれば、重い腰をゆっくりと上げるかもしれませんが、
内部の人間も、自分の立場を恐れてなかなかそういう行動には出ません。

外部の人間は内部告発しろ!だとか労基に駆け込め!だとか
言いますが、自分の立場もそうですし、
労基に駆け込むだけでもかなり面倒なことを色々しなくては
ならないので、なかなか難しいのです。

③有給取得できるけど、できない

①のパターンとは違い、有給休暇そのものは存在し、
ちゃんと取得することもできるけれど、できない…というパターン。
これだけ書くと何を言っているのかよく分からないと思いますが、
要するに”有給の取得申請をできる雰囲気にない”ということです。
特に、入社したばかりの社員や、アルバイトスタッフさんなどに
多いパターンかと思います。

有給は本来、申請すれば、特別な事情が無い限り、
取得できるものですが、
上司からの圧力があったり、
その他色々な圧力があったりで、
有給は存在し、実際に取得している人も居るのに、
取得することができない、という人は実際に存在します。

私の知り合いにも”有給は存在するけど、
とてもじゃないけど取得できる雰囲気じゃない”と言っている
人は居ますし、会社内での人間関係などもあり、
なかなか有給を取ることができない!というのも実際にある話です。

④買取されるシステム

これは有給を取得できない理由の中では
比較的、ましなほうです。
会社の中には、厳密に言うと、これも良くないことではあるのですが、
有給休暇分を買取し、給料などに反映させるシステムを
採用しているところもあります。

有給を消費しない変わりに、余った有給休暇を
会社が買い取る、という感じですね。
このやり方が採用されている会社でも、2通りあって、
有給も自由に取得でき、さらに余った分も親切に買取してくれる
会社もあれば、
有休は自由に取得できないけれども、会社が余った
(と、いうより使わせてくれなかった)有休分だけは
買取してくれる会社に分かれると思います。

自由に取得させてくれない、というのは問題ではありますが、
私が勤務していた会社のように、有休を社則上にしか
存在させないような恐ろしい会社もあるので、
買取してくれるだけ、随分マシなほうであるのも事実です。

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⑤有給が存在しない仕事

中には、有給休暇が存在しない仕事もあります。
例えば、自分が会社の経営者である場合は、
有給休暇云々以前も問題ですし、
自営業などをやっている場合は、
自分で決めたり、作るものですから有給休暇というものが
存在しません。

また、短期アルバイトだとか、
有休が発生する条件を満たしていない仕事の場合は、
当然のことではありますが、有給休暇が存在しません。
このように、すべての仕事に有休が存在するわけではないので、
有給が無い人も実際に存在します。

⑥自らの意思で有給を取得しない人

有給を自らの意思で取得しない人も居ます。
休んでも給料が出るのですから、休めばいいと、一般の方は
思うと思いますが、
仕事が好きだったり、仕事の無い養生休めなかったり、
仕事をしていないと落ち着かない状態になってしまっていたりと、
色々な事情から、
”休めるのに休まない”というも存在します。

上で紹介してきたパターンなどとは異なり、
”休みたいけど有給が取得できない”とかそういうことではなく、
この場合は自分の意思で”休めるけど休まない”というのが
特徴的です。

⑦会社の都合上で休めない

会社の都合によって、本来取得できるはずの
有給休暇が取得できないパターンもあり得ます。
社則上は存在していて、周囲の人間たちも、有給の取得に
反対する人間は居ないけれど休めない…。

人材不足で、有給を一人で取得するだけで全く
回らなくなってしまうような職場だとか、
特定の人物が有休を取得するだけでその仕事が出来る人間が
居なくなってしまい、機能停止してしまう会社だとか、
色々な事情があるかと思います。

現代は、人件費の削減などに力を入れすぎるあまりに
”誰かが休むこと”すら想定できていない職場も
たくさんあります。
それだけ、どこも苦しい!ということではあるのですが、
本来、取得できるはずの有給休暇が、会社的な都合で
取得できない、というのは悲しい事ですし
あってはならないことです。

有休がとれる会社はラッキー

今の時代において、有給を取得したいときに取得できる
会社で働いている人はとてもラッキーです。
本来は、それが普通のことなのですが、
ザンネンながら「普通」が「普通」でなくなってきているのも
事実です。

公務員の知り合いがいますが、その人でさえ、
有給休暇は存在しているけど取得できないと言っていました。
(売却はできるようですが)
そんな時代ですから、有給が存在しない人も多いのです。

まとめ

有給休暇が存在しない理由は上記のようにたくさんありますし、
まだ他にも色々と理由があるでしょう。
確かに、会社側の立場に立って、利益や会社の都合だけを
考えるのであれば、有給休暇を取得されない方が
ラッキーなのだと思いますが、
労働者は機械ではなく人間なので、それではいけないのではないでしょうか。

難しいことだとは思いますが、
有休を好きな時にちゃんと取得できるような時代が
到来して欲しいものです。

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