新入社員をダメにしてしまう上司の行動!最初の対応に注意!

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店員Kです!

新入社員と接する人たちは、注意しなくてはなりません。
何故なら、新入社員と接する社員の皆様の行動や一言で、
新入社員が「この会社ではやっていけない」と感じてしまい、
退職してしまう可能性もあるからです。

最近の若い子は根性が足りない、と一蹴するのは自由です。
ただし、それでは多くの新入社員をダメにしてしまうのも
現実です。

特に年配の方に多い”誤解”ですが、
今の時代に合わないやり方をすれば、嫌われたり、
場合によっては退職されたりしてしまうのです。
時代に合わせた接し方をする、
時代についていく。
これも、大事な事です。

今回は新入社員が退職に近づいてしまうNG行動を
ご紹介していきます。

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新入社員への接し方には要注意!

新入社員に対する接し方には注意しましょう。
「会社で3年は頑張れ」という言葉は、もう今の時代には
通用しません。
「この会社ではやっていけない」そう思われてしまったら、
躊躇なく退職の道を選ぶ人も多いです。
ある意味では、選択肢が広がった、というべきでしょうか。

ですが、せっかくの新入社員に退職されてしまっては、
会社としては再び雇う人材を探さなくてはなりませんし、
色々な意味で、手間もかかってしまいます。

そうならないためにも、考え方のポイントや
やってはいけないことについて書いていきます。

まずは考え方を変える…

まず、もしも古い考えに囚われているのであれば、
その考えを変えなくてはなりません。
”常識”は時代と共に変化します。

昔のようにスパルタ方式のやり方、
愛の鞭方式のやり方は、現在では通用しません。
今でもこのようなやり方に固執している人が居れば
それは時代錯誤ですし、現代の新入社員たちには
合わないやり方です。
場合によっては”パワハラ”に認定されますから、
注意しなくてはなりません。

現代の若者は良い意味でも悪い意味でも繊細な人が多いです。
時代に合わせた接し方をまずは身に着け、
古いやり方は、頭の中から綺麗さっぱりと消し去ってください。

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厳しい指導で新人がついてくる…?

…のは、昔の時代です。
今の時代は厳しい指導では新人はついてきません。
心が折れてしまいます。
もちろん、そういうやり方をしているところもありますが、
必ず何人か脱落者が出ています。
脱落者も織り込み済み、というのであれば仕方がないですが、
一般企業において、退職が困るような職場なのであれば
最初からビシバシやるようなやり方はおすすめできません。

実際にとある隊に入隊した知り合いがいますが
「必ず脱落(脱走)したり、命を絶つ人がいる」と
言っていました。
彼の職場の場合は、厳しさも必要なのだと思いますが
一般の会社においてはただ無駄に新人さんを追いつめるだけです。

あまりにも厳しい指導は
愛のムチにはなり得ません。
ただ、新人をダメにするだけの虐待になります。

暴力は絶対にしてはいけない

一般企業において、新人の指導のために暴力を振るうことはNGです。
新人をダメにしますし、
そもそも暴力を振るえばいかなる理由であろうと犯罪になりますから
絶対に暴力を振るわないようにしてください。
(正当防衛などもありますが、新入社員が襲ってくるようなケースは
通常ではないでしょうから…)

暴力を振るって「悔しい」という感情を抱いて這い上がってくる?
それはいつの時代の話ですか?
今の時代はそんな時代じゃありません。
暴力を振るわれた新入社員が抱く感情は「悔しい」ではありません。
「パワハラだ!」です。

軽い気持ちで暴力を振るう方も中には居るかもしれませんが、
相手がそう感じたら場合によっては罪に問われますから
絶対に暴力をしてはいけません。

きつすぎる言葉は耐えられない

もちろん、そうでない人も居ます。
ですが、中には「きつすぎる言葉」は耐えられない人も居ます。
これは「最近の子はメンタルが弱い」ということではありません。
そもそも生きてきた時代が違うのです。
昔流のやり方は現代では通用しない、とでも言いましょうか。

もちろん、きつい言葉を投げかけてもついてくる人が居るのは
事実です。
ですが、そのまま”折れてしまう”人が居るのも事実。
この記事のタイトルにあるように、”新入社員をダメにしてしまう行動”の
1つ、それがきつすぎる言葉を投げかけることです。

全ての新入社員がそうではありませんが、
そういう人も増えている、という事実からは目を背けてはなりません。

ちゃんと、今の時代に適したやり方、言葉選びをすることをおすすめします。

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何も教えなかったり、放置したり…

新入社員にとってつらい事の一つが、放置されることです。
つまり、何も教えてもらえずに放置され、
いざ、質問してみれば、キレ気味に社員が返答する。

これは、新人社員をダメにしてしまう行為の一つです。
何も教えてもらえずに、尋ねれば怒り出す。
こんなじゃ、ついていけないのも分かるかとは思います。

教育が面倒なのも分かりますし、
自分で見て学べ、という気持ちも分からなくはないです。
ですが、最初にはやはり最低限のことを教える必要は
あるかと思います。

放置される辛さを知らないからそういうことをしてしまうのかもしれません。
放置されることがどれだけ辛い事か、
自分が新人社員だったとして、想像してみれば分かるのではないでしょうか。

あまりにも意識が高い職場…

サービス残業してでも仕事を終わらせるぞ!みたいな
あまりにも意識の高い職場は、新入社員の心を折るには
十分な要素の一つです。
現代において「ブラック企業」という存在が問題の一つになっています。
若い人たちはこれに敏感です。

いかに会社のためとは言え、居心地が良いとは言え、
残業に対して見返りがない、というのはおかしな話です。

会社の文化に染まってしまって”普通ではない”ことを
普通に押し付けたりすれば「この会社はダメだ」と見切りを
つけられてしまう可能性もあるわけです。
この点にはしっかりと注意しましょう。

あまり、会社独自の文化だとか、そういうものを押し出すことは
おすすめできませんし、
あまりにも会社に忠誠を…!みたいな雰囲気だと、実情はどうであれ
新入社員も早急に会社に見切りをつける可能性が出てきます。

厳しくするのはリスクを伴う

新入社員に対して厳しく指導する、ということは、
良い事か悪い事かと言えば、度を越さなければ、
場合による、といったところでしょうか。
今回の記事は”脱落者”を増やしてしまう要因にポイントを置いて
書いているので、
”厳しくすればするほど、脱落者は増える”ということで、
スパルタ形式の古いやり方は、時代には合わない、としました。

もちろん、そのやり方で、新入社員をふるいにかける、というのであれば
「度を越さないように」やるのは良いとは思いますが、
今の世代に合わないやり方であるのは確かなので、退職者が出たり、
心が壊れてしまう人も居るでしょう。
その”犠牲”をどうとらえるかは、人それぞれですね…。

また、今の時代は一歩間違えればすぐに”パワハラ”になります。
その点も忘れてはいけません

やった側が”パワハラじゃない”と叫んでもやられた側がパワハラだと
感じたのであれば、それはパワハラですから…。

まとめ

なかなか難しい問題ではありますが、
少なくとも、厳しくすれば厳しくするほど、折れる人が多いのは
事実です。
それでもかまわないのであれば「節度を守って」そういう手法を
取るのも良いとは思いますが、人の心を折る可能性は高いです。

それは、今の若者の心が、とかそういうことではなく、
時代の流れですから、そのことには理解を示し、
しっかり時代についてくる必要があるかと思います。

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