はれのひ(harenohi)計画倒産騒動?事態概要&対処法と問題点…

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店員Kです!

成人式当日…なのですが
振袖業者の「はれのひ(harenohi)」という会社が、
突然連絡が取れなくなり、トラブルが起きているようです。

フォロワー様にもそういう方がいたようです。

つい先日、成人式の記事をこのブログでも書いて
「一生に一度の機会」なんて書きましたが
その一生に一度の機会を踏みにじるような悪質な行為は
本当に最低ですね…。

私も倒産ではなく閉店ですが、経験したことはありますが、
ダメならダメでちゃんとお客様に伝えるべきですし、
今回のケースのように、逃走?してしまうなんて、
最初から会社を経営する資格すらなかったのではないでしょうか。

今回はこの騒動の概要と問題点、どうすれば良いのかを
まとめていきます。

なお、返金の可能性と今後の対策については
harenohi(はれのひ)問題の返金方法は?今後の対応&対策まとめ に
詳しく書いておきました。
現実的には、全てを取り戻すのは、本当に難しいです…。

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今回の騒動は…?

振袖業者、はれのひ株式会社が、突然成人式当日に連絡が
取れなくなり(実際には少し前から怪しい動きがあったようです)
会場となるホテルからも連絡を取ることができず、完全に音信不通に
なってしまったという騒動です。

当然、予約していた新成人の皆様は、どうすることもできず
途方にくれたり、慌てて他の業者を探したりと
本当に大変だったようです。

また、料金もそうですし、預けていた振袖なども
そのまま持ち去られている状態なのだとか。

計画的に料金などをだまし取る目的で、倒産を狙った
計画倒産なのではないかと言われています。

はれのひ株式会社とは?

2008年に創業した振り袖の業者で、現在は4店舗を
構えていたようです。
事業内容としては成人式用の振り袖販売、レンタル、写真撮影、着付けなどを
行っていたようです。
まさに成人式が稼ぎ時の会社だったのでしょう。

ですが、噂によれば給料未払いなど、色々と怪しい雰囲気が
最近はあったようです。

恐らくは資金繰りが相当悪化していたものと思われます。
何の発表もなく、連絡が取れず、会社から逃げている、みたいな
状態のようなので、詳細はこの記事掲載時点では不明ですが
”計画倒産”であるとする説が有力です。

連絡は上でも書いた通り、ホテル側からも、利用者側からも
一切取ることができず、どうにもならない状況のようです。

また、ホームページも確認してみましたが、
既に削除されており、
完全に逃げるつもりな雰囲気が伝わってきます。

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被害を受けたらどうすればいいの?

被害を受けた場合は、しっかりとどのような被害を受けたのか
把握し、代金も既に払ってあるような場合は
支払ったことを証明できるような「証拠」を必ず手元で
無くさないように保管しておいてください。

まず、会社側がどのような対応をするのか不明ですが
このような会社ですから、会社側が返金に応じる可能性は
少ないと思います。

以前の似たような事例からクレジットカード会社からの
返金処理などもあったようですが、今のところはそのような
対応になるかどうかも分からない状況なので、
購入したもの、支払したもの、
その証拠をしっかりと保管しつつ、今後の会社の出方や、
クレジットカード会社の出方などを見守るしか
方法はないかと思います。

今回の件の問題点

今回の件の問題点…
もちろん、突然消えてしまったはれのひ株式会社は論外として、
他にもいくつかの問題点が起きてますね。

一番悪いのははれのひ株式会社なのは間違えないですが、
心ない言葉を投げかける人たちや、報道体制にも疑問を感じます。

心ない言葉をかける…

ツイッターなどで一部の人ではありますが、
「自業自得」だとか、あざ笑うようなツイートをしている人だとか
そういう内容も一部見受けられました。
もちろん、どう思おうと個人の自由ではあるのですが、
それを、被害を受けた本人に直接言っているような人も居て、
これは流石に…と言う感じがします。

こういう悪質な業者の動きを予測できる人は少ないですし、
普通は信じてしまうモノでしょう。
それを、自業自得だとかそういう言葉で片づけるのは…と
言う気がしてしまいます。

予め予測して、事態を回避することは難しかったと思います。

スーツで行けば?という人も居ましたが
一生に一度の舞台なわけですし、
振り袖姿で行きたかったから、はれのひに依頼していたのであって
「駄目ならスーツで行けばいいじゃない」的な考えは
被害者の方々の気持ちを考えることができていない発言だと思います。

確かに、価値観は人それぞれですが、わざわざ被害者の方に
言うことではないのではないかと。。

流石に酷すぎる取材…

自体発覚直後、ツイッターで「連絡が取れない」と嘆いている方の
ツイートに対して、
「よろしければお話を聞かせてもらえませんでしょうか?」と、
取材を申し込んでいるリプライを何個も目撃しました。

流石に人としてどうかと思いますね…。
別に報道関係者が嫌い、とかそういうのは無いのですが
個人のツイッターに、被害発覚直後で動揺しているであろう人に対して
かける言葉ではないでしょう。

これは、心ない言葉以下だと思います…。
もう少し、人としてしっかりした取材をした方が良いです。

何の言葉もなく「取材いいでしょうか?」みたいのも
見受けられました。
いやぁ、良くないでしょう。絶対に…。

まとめ

このような事態は本来あってはならないことです。
このブログは自営業や会社、店長、店舗などのことを中心に
書いていますが、
開業する際には覚悟と責任を持って、と以前の記事で書きました。

このはれのひ、という会社は
覚悟も足りなかったのでしょうし、責任感もまるで足りなかったようです。
非常に悲しい事件です。

いつまでも逃げ切れるわけが無いですし、
早く出てきて謝罪(謝ってすむと言う意味ではなく、まず謝罪はするべき)し、
被害者の方に対して一刻も早く責任を果たすべきです。

…でも、一生に一度の舞台を台無しにされた方は…
何をされてももう許せないですよね…。

酷いものです。本当に。

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