餅と命、どっちが大事ですか?高齢者が餅を食べるのは危険!

この記事は約6分で読めます。

お正月。
毎年のように流れるニュースが、
「餅を喉につまらせて緊急搬送」というニュースです。

毎年毎年繰り返されるこの悲劇。
主にご高齢の方に多いように思います。

毎年、のどに詰まらせて、場合によっては
亡くなってしまう人も居るのに、
何故高齢者は餅を食べるのか。

そして、どうするべきか。
今回は「ご高齢者と餅」について書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

高齢者は餅を食べるのを自粛するべき

キツイ言い方かもしれませんが、そう思います。
毎年、事故が起きているのです。
それでも、なぜ、餅を食べるのか?
私はそう思ってしまいます。

餅なんて食べなくても、健康に何の影響もありませんし、
お正月だからと言って、餅を食べなくてはいけない!なんてことも
ないわけです。

それなのに、なぜ、餅を食べるのか。
私からすれば本当に疑問です。

お正月気分だとか、餅が好きだから、とか
そういう理由かもしれませんし、
好きな食べ物を食べたい!という気持ちも分かります。

「自分の好きなものを食べて何が悪い!」という
ご高齢の方もいるでしょう。

ですが・・・。
現実を見てください。

「毎年、多数の餅による事故」が起きているのです。
餅を食べたい!という気持ちは分からないでもないです。
現実から目を逸らさないでください。

自分の年齢はいくつか?
餅で毎年何件の事故が起きているか?
自分の体は、どのぐらい衰えているか。

別に差別だとかそういう意味ではなく、
本当に現実を見てほしいです。

人間、老いるのは仕方の無いことです。
私もいつかは老いるでしょう。

私は、年を取ったら、餅を食べるのをやめます。絶対に。

自分の年齢と、世間で”毎年、餅の事故が起きている”という
現実を直視しているからです。
そんな危ないもの、食べるべきではありません。

命と餅、どっちが大事ですか?

それでも食べたい!という方に、私はこう問いたいです。

「命」と「餅」どっちが大事なのか、と。

命ではないのですか?
それとも、命をかけてまで餅を食べたいのですか?

今一度冷静になって考えてみてください。
別に「寝るな!」だとか「食事をとるな!」だとか
「遊ぶな!」だとか、そういうことを言っているわけではないのです。

ただ単に「餅を食べないで!」と言っているだけです。

餅と命、どちらが大事なのかよく考えてみて下さい。
命を捨てるか、餅を捨てるか。
道は2つに一つです。

スポンサーリンク

自分は絶対に大丈夫?

これは自惚れです。自重してください。
毎年のように、餅を喉に詰まらせて、ザンネンながら犠牲になって
しまった人もたくさんいます。

ですが、これらの人たちは、
「餅、のどに詰まりそうだなぁ」と思って、餅を食べていたのでしょうか?

おそらく、そんな人はいないと思います。
「自分は大丈夫」だと思ったからこそ、餅を食べたのでしょう。
ですが、結果的には喉につまらせたのです。

人間、歳を取れば、のどにモノを詰まらせやすくなるのは仕方のないことですし、
老化も避けては通れません。

もう、昔のようには行かない。
悲しいことですが、誰だってそのぐらいは理解できると思います。

餅も、もう昔のようには行かないのです。

「絶対に大丈夫」なのは、もう数十年前の話。
ご高齢になれば「誰にだって餅をのどに詰まらせる危険」はあります。

絶対に大丈夫!なんて言っている人は現実を見ることができていません。
”現実逃避”しているだけです。

今一度、現実をしっかりと直視して、
餅を食べる、ということについて考えてみるべきです。

周囲も止めましょう!

周囲も、ご高齢の方が餅を食べようとしていたら
止めてください。
傍観している、ということはその人を危険にさらす、ということです。

命綱なしで綱渡りをしようとしている人をそのまま放置する、
そういうことです。

ですから、絶対に食べさせてはいけません。

聞き分けのないご高齢者もいるかもしれません。
ですが、物事に絶対はないのです。

一緒に居るご家族や親戚、友人が
「餅を食べようとしている」ご高齢者を見かけたら、
それを制止してあげるべきです。

「でも、本人が食べたがっているから、食べさせてあげたい」??

良いのですか?
餅と、その人、どっちが大切なのですか???

まさか餅の方が大切なのですか?

その人が、喉に餅を詰まらせた時に後悔しても
もう遅いのです。
本当にその人のことを想うのであれば、餅を食べるのは
やめさせるべきなのです。

周囲のことを考えていますか?

それでも餅を食べたいんだ!というご高齢者の方に
言いたいことは、周囲のことを考えていますか?
・・・ということですね。

自分のことしか考えていないのではないか、と
そう思います。

自分一人で、周囲に誰も知り合いがいないで、
命がけで餅を食べる、というのであれば
仕方がありません。

ですが、周囲に一人でも関わる人間がいるのであれば、
絶対にやめるべきです。

もしも、餅を詰まらせてしまった場合、
周囲の人間はどう思うか、
考えてみて下さい。

パートナーがいる場合は悲しむでしょう。
子供や孫がいる場合、どうでしょう?
とても悲しむと思います。

友人、会社の元同僚、その他の知り合い・・・。
あなたが餅を喉に詰まらせて亡くなってしまったら、
周囲はどれだけ悲しむのか。
それを考えてみて下さい。

自分勝手に餅を喉に詰まらせることが
どれだけ周囲に迷惑と悲しみをかけるのか。

そして、救急車や病院、
あらゆる場所に迷惑をかけるのです。

私は小さい頃に、親戚の、よくしてくれる
おばあちゃんが遊びに来た際に、
餅ではありませんが、喉にモノをつまらせてしまって、
あまりの悲惨な吐き方に、
当時、小さかった私は恐怖して、泣いてしまったことがあります。

餅を喉につまらせて、そのまま助からなければ
それ以上の恐怖でしょう。

自分の「餅を食べたい」という欲求のためだけに、
周囲にそういう思いをさせる可能性がある、ということを
よく考えてみて下さい。

スポンサーリンク

餅は必ず食べなきゃいけないモノではない

餅は必ず食べなきゃいけないモノではありません。
生活必需品でもなんでもない。

単なる「趣味」レベルの食べ物でしかありません。

お正月には餅を食べなくてはいけない、
そう思いこんでしまっている人も居ます。

実際に「正月だから食べなきゃいけないだろ!」と
言ってた人も居ます。

ですが、それは勘違いです。
餅を食べないからといって、何が起こるのですか?
何も起こらないはずですよ^^

1度しかない人生の最期が・・・

”一度しかない人生の最期”が、
”餅を喉につまらせた”なんて、そんな悲しい最後で良いのですか?
餅を喉に詰まらせた、なんて最後だったら、それを送る家族や友人の方々は
本当にやりきれないでしょう。

一度だけの人生を餅で幕引きしてしまう。
本当に悲劇だと思います。

そして、その悲劇は、自然災害とは違い、”自分で回避することができます”
いつ起きるか分からない自然災害や、
他人の都合で巻き込まれる犯罪とは違って、
”餅”は自分が食べなければ良いだけですからね。

回避できる危険を回避しない。
これは自ら命を危険にさらしているのと同じことです。

まとめ

高齢者の方は餅を食べるのをやめた方が良いです!
意地悪で言っているわけではないのです!
毎年、餅を喉につまらせて亡くなっている方がいるのは”現実”です。

そして、誰にでもその危険はあります。

「詰まらせたら詰まらせたで仕方がない」と思っているのだとしたら
本当に自分勝手ですし
「絶対平気だ!」と思っているのなら自惚れすぎです。

せっかくのお正月に餅を喉に詰まらせて・・・
そんな最後で本当に良いのですか。

大事なのは
餅か。命か。

これは、天秤にかけるべきものですらないと、私は思います。

タイトルとURLをコピーしました