アルバイトスタッフにお年玉をあげる必要はあるの?ポイントを解説!

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アルバイトスタッフにお年玉をあげる必要はあるのか…

そんな風に悩む社員や店長、年上のアルバイトスタッフさんも
中にはいるかもしれません。

アルバイトスタッフの中には
高校生だったり、大学生だったり、
中にはプライベートでは
”まだお年玉をもらっているかもしれない年齢”の人が
いるのも事実です。

実際のアルバイト・店長経験を元に、
”お年玉あげた方がいいのかな?”と悩んでいる人のための
解説をしていきます。
参考にしてみてください。

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基本的に「お年玉の受け渡し」はしない

職場によって色々な、ルールや雰囲気が
あるとは思いますが
私の経験上、アルバイトスタッフさんに
「お年玉」をあげているような場面は
見たことがありません。

私も、未成年のうちからアルバイトをしていましたが
当然、お年玉をもらったことはありませんし、
20歳を超えてからアルバイトの中心的(?)人物に
なった時にあげたこともなければ、
私が店長になってからも、学生のバイトスタッフさんに
お年玉をあげたりしたことはありません。

飲み物をおごる、とか日常的なそういう
プレゼント的な機会はありましたが、
「お年玉」をあげたことはないですし、
貰ったこともありません。

もちろん、私の見ていた範囲内では
私以外の誰かが貰っていることも、
渡していることもありませんでした。

「一般的」に考えると、
例えアルバイトスタッフさんが高校生だったり
した場合でも”お年玉”をあげる必要は
ないかと思います。

逆に気を遣わせる結果に

もちろん、学生アルバイトさんなどであれば、
バイト先から「お年玉」を貰えれば
嬉しいと言えば嬉しいでしょう。

しかし、後述するような形にするべきであり、
店長個人から、先輩個人から、社員個人から、
みたいな「お年玉」は、基本的には
あげない方が良いです。

と、いうのも、一般的に
”アルバイトスタッフにお年玉をあげよう”などと
やっている職場は少なく
(私は見たことがないですが、
世の中には色々な職場がありますので
”絶対にない”とは言い切れません)、
急に、バイト先の店長や社員、先輩などから
「あけましておめでとう」と、お年玉を渡されたら
びっくりしてしまうと思いますし、
変に気を遣わせる原因にもなります。

”普通、バイト先で(個人的な)お年玉をもらえることはない”のが
一般的ですので、
あまりそういうことはしないほうが良いでしょう。

変に気を遣わせるだけの結果になってしまいます。

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「年末年始手当」なら可。「お年玉」はダメ

年末年始にシフトに入ってくれた
アルバイトスタッフさんに対して
「会社として」「お店として」年末年始手当のようなものが
用意されているバイトはたくさんあります。

これは、何も問題のないことですし、
お正月に出勤してくれたアルバイトスタッフさんに対しては
やはりある程度還元することも大事でしょう。

ですが、これは「お年玉」とは別物です。

今回言っているのは「店長や社員などからの”個人的な”お年玉」の
ことなので、それとは別問題であり、
上でも書いたように”普通はあまりない”ことですから
個人的にお年玉を渡す必要はありません。

会社として、お店として、”年末年始の手当て”を出すことは、
これは良いことですが、
このあたりの区別はしっかりつけるようにしましょう。

”会社として出す年末年始の手当て”と
”店長や社員が個人的に渡すお年玉”では、
同じ「お金」であっても意味合いが大きく違ってしまいます。
注意するようにしましょう。

気にしてるバイトはまずいない。気にしなくていい

「お年玉貰えるかなぁ」なんて、思いながら
勤務しているアルバイトスタッフさんはまずいません。

当然「バイト先でお年玉など貰えない」と思っているから…
と、いうより、そんな想像すらしていないから、ですね。

もしも学生のアルバイトさんなどに対して
”お年玉を渡さないとケチ臭く思われてしまうかな?”だとか
そういうことを考えてしまっているのであれば
”気にする必要はありません”

バイト側が考えているとすれば
それは”お年玉”ではなく”年末年始の手当てとかはあるのかどうか”です。

私も元旦やお正月にバイトに行ったことはありますが、
”店長からお年玉が貰えるかも”なんてことは、
全く、一切想像もしませんでしたし、
気にする必要はありません。

ただ、会社として「年末年始の手当て」などは
出しておくと、お正月もバイトを集めやすくなるのは事実でしょう。
(これは、全てのバイト(年齢問わず)に、会社のお金で払うものなので、
お年玉とは全然意味合いが違います)

不平不満に繋がるリスクもある

店長や社員として、アルバイトスタッフさんをある程度
管理するような立場になった場合、
気を付けなくてはいけないことの一つが
”なるべく平等に扱う”ことです。

店長や社員が”特定の人物を特別扱いする”ことは、
バイトスタッフ間の不平不満を招くことになり、
最悪の場合は、バイト同士のトラブルなどに
発展してしまう可能性も否定はできません。

「お年玉」は、そういう平等を壊す原因にもなりかねず
”学生だけに渡す”となると、
中には不平不満を抱くバイトもいるわけです。

そういった”崩壊”を招かないためにも、
「お年玉」という形で配るのはやめたほうが良いです。

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どうしても”お年玉”を渡したいなら…?

年始から働いてくれるアルバイトスタッフを
労いたい、という気持ちは素晴らしいものです。
ただ”お年玉”という形だと、
やはり、色々問題が生じるリスクも高まりますし、
店長・社員が「そこまでする必要は」ありません。

もしもどうしても「お年玉」に代わるものをあげたいのであれば、
まず「お年玉」という考えを捨てて、
例えばお正月に出勤してきたバイトさん全員を対象にした
何かを考えるべきです。

そうすることで、不平不満は解消できるでしょう。

例えば、
先ほど書いたように、会社側から「年末年始手当」などが
あるのであれば、それで十分です。
店長や社員が個人で「何か」をする必要は
全くありません。

また、そういうのがない場合に関しては
店長や社員が個人的に「何かしてあげたい」と思うのは自由ですが
お年玉という形ではなく、
例えばお茶を1本あげる、とかそういう感じでも良いと思いますし、
もしもどうしてもお年玉代わりをあげたいのであれば、
”自分が無理をしない範囲内で”、
「お正月手当」など、適当に名前は考えて渡すことです。

あくまでも「手当」としてであり、「お年玉」ではなく、
また、年齢で区別もしないことです。
これが、トラブルを避けるための秘訣になります。

ただ、会社側から手当がない以上は、
あまりそこまでする必要はなく、気配り程度のお茶とか、
そういうものでも良いとは思います。
(ある、ないではだいぶバイトスタッフさんからの
印象は、たった100円ちょっとのものでも違うので、
こういう小さな気配りは意外と、積み重ねとして聞いてくるのものです)

店長や社員も人間ですから、ポケットマネーで
あんまり大金を配ったりはせず、
日頃の接し方を工夫していくほうが、大事です。

まとめ

学生のアルバイトスタッフさんがいる場合でも
お年玉は「必要ない」です。

あくまでも店長・社員とアルバイトスタッフの関係であり、
同じ人間として接することは大事であっても
店長や社員はお父さんやお母さんではありませんし、
親戚のおじさんおばさんでもありません。

距離感を勘違いしないようにする、ということも
バイトスタッフと接しながら働く人にとっては
大事なことなので、勘違いをしないようにしましょう。

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