最近は自転車事故が騒がれていますよね。
自転車も人の命を奪いかねない乗り物ですから、
誰でも乗れるとは言え、その扱いには注意しなくてはなりません。
一歩間違えれば人の命を奪ってしまうこともありますから
その利用には、細心の注意を払わないといけないのです。
結構軽々しい気持ちで乗っている方や、
してはいけないことをしながら運転している方も居るので
非常に危険だと思います。
今回は自転車走行中に「してはいけないこと」をまとめて
行きたいと思います!
自転車に乗る際にやってはいけないこと
自転車に乗る際にはやってはいけないことが色々とあります。
それを守らないと、大変危険ですし、場合によっては
大きな事故に繋がることがあります。
例えば、自分ひとりで転倒してしまっても大怪我をするかも
しれませんし、誰かを巻き込んで事故でも起こしてしまったら
それこそ大変なことになります。
間違って誰かにぶつかりでもしてしまって、
その命を奪ってしまうようなことになれば、
一生をかけて償わなければいけませんし、
巻き込まれたほうにとっては本当にたまったものではないですから、
安全運転を心がけましょう。
自転車で接触事故を起こした場合、罪に問われる場合もありますし、
当然賠償金などが発生するケースもあります。
自転車の運転もそんなに甘いものではない、ということです。
では、やってはいけないことを順番に見ていきましょう。
※自転車関連の記事は
自転車トップページをご覧ください。
①自転車スマホ
最近問題になっていますね。
自転車に乗りながらのスマホ。
自転車で走行中にまでスマホを見る必要はありません。
それに、本当に危険な行為ですから絶対にやめましょう。
歩きスマホでさえ事故が起きているのに、自転車スマホで
事故が起きないわけがないのです。
自分は大丈夫、と思っても自転車スマホを続けていれば
いつか必ず、大小は分かりませんが、何らかの事故を
起こす可能性が非常に高いので気をつけて下さい!
どうしても、走行中にスマホを操作する必要が生じた場合は
一度自転車を停めて、操作するようにしましょう。
自転車スマホで実際に犠牲者の出ている事故も起きていますから
他人事ではありません。
自転車スマホをやっている人はすぐにでもやめてください。
②片手での運転
自転車は、両手で運転するべきものです。
「何かをしながら」運転するものではありません。
上で、自転車スマホを挙げましたが、それ以外でも気をつけなければ
ならないことはたくさんあります。
例えば、飲み物を片手に持ちながらの運転。
これも、スマホと同じように停車するべきですし、
そのほかの、手を使うような作業も、絶対にやめるべきです。
私も自転車によく乗るのですが
片手での運転は本当に危険です。
乗りなれていて、そこそこ自転車の運転には慣れている私でも
片手はヒヤッとしますから、
「片手でも絶対に事故を起こさない!」なんてことはあり得ないのです。絶対に。
③音楽を聴きながら運転
これも絶対にやってはいけません。
イヤホンなどで音楽を聴きながら運転している人も居ますが
本当に危険です。
視界は確保されていますから、接触の可能性はないんじゃ…?と思うかも
しれませんが、路地などから飛び出してくる人に対しての対応が
遅れます。
また、路地から出てくる車に気づくこともできないので、
場合によっては自転車に乗っている人が事故に巻き込まれる可能性も。
以前、別の記事で書きましたが、
私は数ヶ月間左耳が聞こえない状態の時期がありました。
そんな時期にも自転車で通勤していたのですが、
左側の路地から出てくる車に気づくことが出来ず、
ヒヤッとしたことがありました。
方耳イヤホンならいいんじゃないの?と思う人も居るかもしれませんが、
方耳でも大変危険です。
実際に、方耳聞こえない状態で運転していた経験があるので、
よく分かります。
健康上聞こえないならともかく、自ら耳を塞ぐ行為は
控えるべきだと思います。
④考え事をしながら運転
自転車で走っているときって案外暇ですから、
ついつい考え事をしながら走行してしまうことも
あるかと思います。
私も、よく考え事をしながら運転していました。
しかし…
実は、私、考え事をしながら運転していたら
転倒したことがあります(笑)
無意識に段差に乗るとき、失敗したのですね^^
周囲の人から「なんだこいつ?」みたいな目で見られて
大変恥ずかしい思いをした記憶があるので、
皆様も気をつけて下さい。
考え事を少しするぐらいならともかく、
考え事に夢中になってしまうのは、大変危険です。
私は軽い怪我ですみましたけど、
転倒する場所によっては大惨事にもなり得ますから
気をつけたほうが良いです。
⑤傘さし運転
自転車での傘さし運転。
ついついやってしまいたくなる気持ちは分かるのですが、
片手がふさがっているわけですし、上で書いた片手運転と
同じような危険がありますから、こちらもやめてください。
とくに、風の強い日に傘が風でなびいたりすると、その危険度は
さらに高まりますし、
雨風強い日は、自転車で傘さし運転なんてしても無駄ですから
諦めて濡れるか、自転車以外の公共交通機関を利用するか、
もしくはレインコートの類を着用するかして、
傘さし運転以外の方法で、目的地に向かうべきです。
傘さし運転については以前、別記事で詳しく
罰則や対処法などについてまとめましたので、
詳細はこちらの記事で確認してみてください。
⑥体調不良や、酔った状態での運転
体調不良時は無理して運転してはいけません。
大事故を起こす可能性があります。
普通の風邪程度なら大丈夫だとは思いますが、めまいがあるときなどに
自転車を運転するのは大変危険ですから、控えましょう。
また、酔っている状態での運転はダメです。
自転車なら平気だろう?と勘違いしている人も居ますが、
車と同じように、警察に止められて、ちゃんと罰則もありますから
飲んでいる状態で自転車の運転をしてはいけません。
⑦二人乗り
子供を乗せる場合など、一部の例外を除いて、自転車の二人乗りも
ちゃんと罰則があります。
場合によっては警察に止められて処罰の対象になりますから、
これも絶対にしないように気をつけてください。
友人同士やカップルなど、ついつい二人乗りしたくなってしまう気持ちも
分からなくもないですが、事故が起きる確率は飛躍的にあがりますし、
そもそも道路交通法上、アウトなので注意してください。
⑧危険走行
言わなくても分かると思いますが、危険な走行は絶対にしては
いけません。必要以上にスピードを出して暴走したり、
遅い自転車を煽ったり、歩道でスピードを出したり、
車道で、他の車の邪魔になるような滅茶苦茶な走行をしたり…。
こういった行為を繰り返していれば、いつかは必ず
事故を起こすことになるかもしれませんし、
他の歩行者や車にとっても大変な迷惑になりますから、
絶対にしないようにしましょう。
もしも、事故を起こしてしまってからでは全てが遅いのです。
事故を起こす前に、運転を改めましょう。
まとめ
自転車なんて気楽に乗れば…と思ってしまいがちですが、
「1回」でも事故を起こせば、相手の人生も、自分の人生も
狂わせてしまいます。
穏やかに続くはずだった日常が、一瞬にして壊れてしまい、
全てが変わってしまうのです。
被害者の方にとっては、大変な悲劇ですし、
事故を起こした側も、ちょっとした気持ちの揺らぎから
人生をパーにすることになってしまうのです。
「自分は大丈夫」と思っていても、1回でも事故を起こせば
そこで終わりなのです。
そのことを忘れずに、自転車で走行するときには必ず
上のようなことはしないように心がけましょう。