バイト先のいらないモノを貰って持ち帰る場合の注意点!

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店員Kです!

アルバイトをしていると、バイト先のほうで、必ず「いらないモノ」が
出てくると思います。
もうバイト先では使わなくなったものや、
これから捨てる予定のものなどなど…

結構、色々なものを捨てる機会もあると思います。

そんなときに、思ったことはありませんか?

「これ、欲しいな…」と。

確かにバイト先で処分する予定だったものがあなたにとっては
必要なもので、それが欲しいのであれば、もらえればラッキーですし、
バイト先にとっても不要なものを処分できるので、
双方にとって、メリットがあるわけです。

…が、しかし、バイト先の「モノ」を持ち帰る場合には注意が必要です。
場合によっては、トラブルになることもありますから、
気をつけましょう。

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バイト先から持ち帰るということは…?

アルバイト先からモノを持ち帰ること、つまり貰うことが可能かどうか、
と聞かれれば、もちろんそれは可能です。
ただし、それには色々な注意点もあります。

アルバイト先からものを貰う際に、手順や方法を間違えてしまうと、
後々問題になってしまう可能性もありますから、
必ず早とちりをせずに、以下のポイントをそれぞれ確認してから
持ち帰るようにしましょう。

独断で要らないモノと判断しない

まず、コレです。
アルバイトスタッフさん独断で「これは要らないモノだな」と
判断してはいけません。

もちろん、普段よくバイトに入っているような方であれば
「何が必要で」「何がいらないか」は大体見分けはつくかとは思います。

しかし、それを独断で判断することは、してはいけないことです。

と、いうのももしかするとそれは、
そのアルバイト先の責任者からしてみれば「必要なもの」の可能性も
あるということです。

アルバイトスタッフさんからしてみれば「いらないもの」や
「そこに存在している理由がわからない」ものでも、
責任者が何らかの理由で「それ」を置いている可能性もありますから、
早とちりして「独断」で要らないモノだと判断して持ち帰らないようにしましょう。

以前、別記事で「モノを捨てられない店長が溜め込んだゴミはバイトたちで
捨てるしかない」と書きましたがそれとは別問題です。
今回は「もらう」という行為なので、独断は絶対に厳禁です。

万一「あれはどこに行った?」と聞かれた時に「持って帰った」と
いうことが分かってしまうと、場合によっては「横領」にされてしまう
可能性があるのです。

ですから、独断で”要らないモノ”と判断する行為はやめましょう。

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捨てることが確定しているモノは?

では、アルバイト先で「処分すること」が確定しているものはどうか。

例えば、アルバイト先の社員や責任者が
「これは捨てよう」だとか「これはもう要らない」と言っているものも
あると思います。

捨てよう、と言っていたのだから貰って良いかというと…
それはダメです…。

責任者の方はあなたに対して「あげる」とは一言も言っていません。
もしかしたら持って帰られるとバイト先にとって何か不都合なことが
ある可能性もあります。
たとえ、それがボールペン1本だったとしても、です。

「捨てよう」と言われたのだから捨ててしまう分には問題ありません。
「捨てようといわれたら捨てた」ということが通用するからです。

しかし「捨てよう」と言われたものを持ち帰る、ということは、
もし発覚した場合は、問い詰められる可能性があります。
「持って帰っていい、とは一言も言っていない!」と…。

もちろん、持って帰ってしまった場合にも「捨てました」と言えば
済む話かもしれませんが、万が一の場合のためにも、
捨てよう、と言われたからと言って、独断で持ち帰るのは危険ですし、
これも、アルバイト先側がその気になってしまえば
「横領」だと、騒ぐことも可能です。

他のアルバイトスタッフさんが、あなたが持ち帰る場面を見ていて、
責任者に吹き込む可能性だってあるわけですし、
「捨てました」と言った際に、バイト先の責任者がムキになって
ごみをあさり出す可能性だってあるわけです。

そんな場合、あなたの立場は相当悪くなりますし、最悪の場合は
横領になりかねませんから、注意しましょう。

では、どうすれば貰えるの?

アルバイト先から、欲しいものを貰う場合。
これは必ずそのアルバイト先の責任者、もしくは社員に確認してください。
可能であれば「責任者」に確認するべきです。

例えば「これ、要らないと仰ってましたが、捨てるなら貰っても良いですか?」
とか、そんな感じでOKです。

責任者の方が「いいよ」と言ったら、それはもうお隅つきが
ついているわけですし、
一応会社の所有物ではありますが、各アルバイト先の責任者が許可を
出しているのであれば、基本的に、問題になることはありませんから
安心してもらって大丈夫です。

例外としては、アルバイト先の責任者が日常的に横領したりしている
タイプだったりする場合は、問題になる可能性もありますが、
そんなケースはほぼ無いでしょうから、
基本的には責任者のOKが出れば、持ち帰ってOKと考えてもらって
大丈夫です。
ほぼ100パーセント、問題になることはありません。

必ず、持ち帰るその場で責任者に確認し、
OKを貰ったその時に持ち帰りましょう。

「今度持って帰っていいですか?」だとか
「この前、〇〇いただきました」だとか、そういうのはやめたほうが良いです。

もしも勝手に持ち帰るとどうなるの?

アルバイト先にとって、まだ必要なものを勝手に持ち帰った場合は
単純に窃盗・横領などになります。
この場合は、バイト先の人間もすぐに気づくでしょうから問題になります。
絶対にしてはいけません。

そして「捨てよう」と言っていたものを無許可で持ち帰った場合。
これは正直に書いてしまえば「たいていの場合は気づかない」とは思います。

「もう捨てたんだな」ぐらいで、責任者も気にしないはずですから。

そして、もしも「あれはどこに?」となった場合でも、
捨てました、と言えばほぼ確実に問題になることはないでしょう。

しかし、それでも、100パーセントではありません。
この場合も、アルバイト先の人間が
「持って帰っていいなんて一言も言っていない!」と問題に
してしまった場合は「横領」になる可能性があります。

実際のところ、このケースでそこまでの問題に発展するのは
稀だとは思いますが、その可能性としてはあるので、
注意が必要です。

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もしも問題になってしまったら?

捨てよう、と言われていたもの、アルバイト先にとって
「これはいらないだろう」と判断して持ち帰ってしまったものを
「あれはどこに行った?」とアルバイト先の責任者や社員が探し出して
問題となってしまった場合、どうすれば良いか。

この場合は「捨てようと言っていたので持ち帰ってしまった」ことを
素直に謝り、ただちに自宅からアルバイト先にもって行くべきです。

もしくは、こっそりアルバイト先に戻しておく方法も無くはないですが、
この場合、アルバイト先の責任者が「誰が犯人か」を追及し出した場合、
立場が危うくなる可能性があります。

基本的に持ち帰らないのが一番ですが、
やむを得ない場合は謝りましょう。

まとめ

アルバイト先のものを持ち帰る場合は、
基本的に「いらない」と社員が言っていた場合であっても
持ち帰る前に必ず、直接「確認」を行ってからにしましょう。

確認もせずに持ち帰るのは上でも書いたとおり、後々のトラブルの
原因を作ってしまうことになりますから、絶対にそのようなことは
無い様に気をつけましょう。

許可をとっておけば、何の問題にもならなかったはずのことで、
問題にされてしまうと何かと面倒なことになりますから、
一声だけでも、持ち帰る前に声かけをしましょう。

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