年末年始のお店の営業の注意点とポイント!特に注意すべきは…?

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店員Kです!

年末年始。
何気なく迎えてしまいそうですが、
お店の仕事をされている方は注意が必要です。

アルバイトスタッフさんであればともかく、店長だったり、
自営業だったりする場合は、
年末年始時のお店の運用にはうっかりしてしまいそうな部分も
結構あるので、気をつけておきたいものです。

と、いうことで今回は年末・年始のお店の注意点について
書いていきます!

私も店長経験者なので、その時の経験を元に書いていきます。

結構見落としてしまいそうなポイントもありますから、
その点は注意が必要なのです!

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年末年始の営業の注意点

それでは、年末年始のお店関連で注意したいこと、
そして知っておくべきポイントをまとめておきます。

私は数年に渡って年末年始の店舗営業をしましたので、
その時に感じたことなども併せて書いていきます。
特に、店長になったばかりの方や、自営業を始めたばかりの
方に関しては注意が必要です!

①営業時間を変更する場合

年末年始には「営業時間の変更」を行う場合もあるかと思います。
年末年始は、やはり人が出てくるのが遅かったり、
人が帰ってしまうのが早かったりしますので、どのお店も
営業時間を変更したり、もしくは年末年始休みをとったり
しているのがふつうです。

もちろん、営業時間を変更せずにそのまま営業しても大丈夫ですが、
もしも営業時間の変更や、年末年始休みを入れる場合は、
早めに告知しておきましょう。

直前になってお客様に伝えても、伝わりきりません。
目安として、12月中旬ぐらいまでには告知しておいた方が
良いのではないかと思います。

簡単な貼り紙を作り、それをお店の入り口、カウンター周辺などに
貼りつけするのと、お店のブログなどがあればそちらでも告知を
行っておけば大丈夫です。

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②年末年始の来客はどうなの?

実際のところ、かなり減ります。
業種にもよるとは思うのですが、やはり大方のお店が同じような感じで、
来店数は圧倒的に減ります。
売上としても、何年もやっていますが、微妙な感じになりますね。

私が自営業を始めたあとも、通常通り営業してみたのですが
本当に人が来ないです。
正直なところ、休んでいた方が良かった!と思えてしまうぐらいにです。

なので、無理して営業することは、私はおすすめしません。
やはり年末年始は静かに休んだ方が良いのかもしれないです。

③つり銭準備金に要注意!

これ、落とし穴です。
年末年始は当然、銀行も休みになります。
そのため「両替」が出来なくなってしまいます。
なので、年内の銀行が営業している間に、
両替は済ませておきましょう。

小銭が無くなってしまって、両替も出来ない!となると
大変なことになりますので、
いつもよりも少し多めにつり銭は用意しておいて損はありません。

特に、年始はお年玉で、子供たちが1000円札だけで会計
するような場面も多いので、それを予測したつり銭準備を
しておきましょう。

普段の消費量と、銀行が休みの間の期間を計算して、
それを元に、どのぐらいつり銭を準備しておくかを考えると
良いかと思います。

もしも初めてでイマイチ勝手が分からない!という場合は、
「余裕を持って多めに」つり銭準備金を用意しておくと良いです。
例え余ったとしても、つり銭が無くなってしまう!などという
最悪の事態を避けられるだけでも全然良いと思います。

④商品の仕入れにも注意

商品を問屋などから仕入れしているお店の場合、これにも注意です。
お店は営業しているかもしれませんが、
基本、流通業はお休みです。
問屋も年末年始は休みなので、対応してくれません。

なので、小売業の場合は、定期的に売れるような定番商品、
今売れ筋の商品などは絶対に切らしてしまわないように
普段よりも多めに入荷しておくことをおすすめします。

特に子供向けの商品などは要注意ですね。
せっかくお年玉を手に入れてお店に買いに来たのに
お店に無かった!なんてことになれば子供も悲しいと思うので
できる限り商品は用意しておくことにしましょう!

ただし、気をつけないといけないことがもう一つ。
それが「入荷のし過ぎ」
いくら年末年始に備えて!と言っても入荷しすぎてしまうと
今度は在庫が残ってしまい、滞留在庫になってしまいます。

この辺りの加減が最初は非常に難しいと思いますが
この辺は経験を積んで、徐々になれていくしかありません!

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⑤人員確保に注意

自営業なら自分が出れば済む話ですが、
大手のチェーン店などではそうは行きません。

アルバイトスタッフさんの力が必要になりますよね。
その際の人員確保にも注意しなくてはなりません。

やっぱりアルバイトスタッフさんの中には
年末年始は休みたい!という方も存在します。
なので、いつも以上に人員確保が大変になることが予想されます。

もちろん、反対に「年末年始に稼ぎたい!」というスタッフさんも
結構存在しますから、そう言ったスタッフさんの力を借りて
うまく回していくことをおすすめします。

いずれにせよ、普段とは違うメンバーでお店を回すことに
なるかもしれませんから、その点は注意しておきましょう。

⑥備品発注にも注意

お店で普段から使っている必需品、
備品の発注にも注意しましょう。
普段作業に使っている〇〇が無くなってしまった!となっても、
問屋がやっていないため、発注することができません。

また、お店の本社などで一括で発注を受け持っているところも
あるかもしれませんが、そういう場合でも本社も恐らく
年末年始に休むと思いますから、いずれにせよ、備品の補充が
出来なくなってしまいます。

近隣のお店などで備品を調達している場合も
そのお店が年末年始休みに入ってしまわないかどうかは
よく確認しておきましょう。

⑦防犯上にも注意

年末年始、いつも通り営業を続ける場合は別に良いのですが
年末年始に休むお店の場合は、特に注意が必要です。
防犯対策はしっかりとしておきましょう。
年末年始休みのお店が多いことは、悪さをする人間たちも知っています。

なのでそのタイミングを狙って、色々な行動を起こす輩がいるのも事実。

年末年始休みに入る前、最後に店から退出する際には
戸締りがしっかりと出来ているか、必ず確認するとともに、
なるべく貴重品などを店舗内に残さないようにしましょう。

また、防犯上の対策だけでなく、ガスの元栓や
電気の消し忘れ、水が流れたままになっていないか、なども
しっかりと確認しましょう!

これらも忘れていると大変なことになります!

⑧本社の連絡先を確認

雇われ店長の場合は、本社への連絡先、もしくは担当者の連絡先を
確認しておきましょう。

年末年始は、当然のことながら会社の本部も年末年始休みに
入ってしまいます。
そのため、普段通りに会社の本部に連絡しても、連絡がつかない!
なんてことはあり得ます。

なので、必ず本社が年末年始の休みの期間に突入してしまう前に、
本社が休みの際の連絡先は確認しておきましょう。

そうしないと、いざ、お店だけで対応できないレベルの事案が
起こってしまった際に対応できなくなってしまいます。

まとめ

以上が年末年始の営業の際の注意点です。
年末・年始はやっぱりいつもと雰囲気が変わりますから、
上で挙げたような注意点はしっかりと把握して、
見落としがないように気を付けましょう。

私も初めて年末・年始の営業を行ったときは
色々とミスをして後悔したこともありました。

1つのミスが売上に響くこともありますし、
せっかくお店を開いているのに、売れなければ
「休めば良かったんじゃ…」という話にもなってしまいます。

せっかく来たからには「意味があった」と思えるように
したいところですよね。

なので、上で挙げたような注意点をしっかり覚えておきましょう!

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