実録!恐怖の買取Vol16 ディスクトレーの中からこんにちは

この記事は約6分で読めます。

店員Kです。

買取の際には結構、大事なことを忘れたまま
商品をご売却しにくる方も居ます。

以前、別の記事で書きましたが
携帯電話やスマートフォンのデータを消してない状態で
お持ち頂いてしまう方も居れば、
大事な個人情報が残ったままのゲーム機は携帯電話の類を
ご売却しに来る方も居ます。

一度なんか、、「あ~あ」って感じの
携帯待ち受け画像を使っている人も居ました…(笑)

さて、今回の恐怖の買取は
「ディスクトレーの中からこんにちは」という事例を
ご紹介していきます。

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ゲーム機本体買取査定

ゲーム機本体の買取時には当然ですが、査定を行います。
ゲーム機本体は高額買取になることも多いですから、
お店も慎重に一つ一つ査定していく形になりますね。
ゲーム機本体がちゃんと動作するかどうかはもちろん、
本体の傷の状況や付属品があるかどうかなど、
慎重に査定していきます。

よくあるのは、付属品の一部が欠品している状態、
あとはゲームのディスクを入れても読み取り不良が
起こってしまい、正しく読み取れない状態。
そんな感じの本体は多いです。

なのでその辺りを中心によく確認していきます。

たまに、改造された本体などもあり、
そういうのは基本的にお店は買い取りを行いません。
お返しする形になりますね。

”大事なこと”を忘れている

そして、ゲーム機本体の買取をしていると、
時々”大事なこと”を忘れている本体に出会います。

大事なこととは何か?

それはゲームのディスクやゲームソフトを本体に
入れっぱなしだったり、挿しっぱなしだったりすること。

勿論、査定の際に通常であればお店側が気づいて
お返しするか、一緒に買取するかします。
ですが、中には”見てはいけないもの”が入っていることも。

今回はそんな恐怖の買取事例を2つまとめて
ご紹介しますよ。

皆様ももしゲーム機本体や
ブルーレイやDVDのプレイヤーなどをお店に持っていく
場合は気をつけたほうが良いデスヨ!

気まずそうな顔をされてましたし、
実際に気まずいと思いますから…。

事例1・見てはいけない…

ある日のこと。プレイステーション3というゲーム機の持ちこみがあり、
買取をご希望だったので、買取査定を開始しました。

付属品などは揃っており、順調に買取査定を進めていました。
そして、動作確認をしようと、ディスクトレイを開くと…

なんと…
明らかにコピー品の映画のDVDがディスクトレーの中に。

ディスクのレーベル面(絵柄が印刷されてる面)が
明らかにコピーしました!って感じの印刷で、
偽物感まるだしのディスクが入っていたのです^^

一応、ディスクを本体は読み取りしていたので、
”再生できるコピー品”でした。

勿論、個人で楽しむために持っているならよいのですが、
買取は流石にできませんし、
買い取ってしまっては売った側も買取した側も
問題になってしまう可能性が非常に高いです。

それが、ディスクトレーの中に入っていた
わけですね…

お返ししました…

当然、買取するわけには行かないので、
査定結果が出たあと、ディスク保護マットにお入れして、
お客様をお呼びした際に

「こちらは買取を行えませんので…」とお伝えしながら
お返しすると、非常に気まずそうな表情をされていました。

確かにコピーのディスクでしたし、
気まずいといえば、気まずいですよね。

そそくさとかばんにディスクをしまうお客様の姿が
印象的でした。

ちなみにゲーム機本体のほうは何の問題もなかったので
そのまま買取成立となり、お客様はお帰りになられました。

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事例2・もっと見てはいけない?

こちらもプレイステーション3本体の買取。
上の事例と同じように、本体ご売却とのことでしたので、
買取申込書の記入などをお願いし、記入して頂いたあとに、
買取査定を始めました。

こちらは確か箱なしの本体と付属品のみのセット
だったと思います。

4000番台という比較的後期に製造された
プレイステーション3本体だったのえ、上と同じように
ディスクトレーはスライド式のタイプでした。

動作確認を行うため、ディスクトレーを
オープンすると、
そこに、、入っていたのは…!?

青色のDVD-ROM
(よく100円ショップに販売されているやつです)

へ…?と思いつつそのディスクを見てみると
無地のラベルの上に「あお」とだけかかれた
シールが貼られていました。

「あお」とは…?

なんか絶対に怪しい映像が入っていそうで、個人的には
絶対に中身を見たくないディスクでした(笑)

当時、私は店長だったのですが、
アルバイトスタッフさんの一部は内容を見たいみたい!
と盛り上がってましたね(汗)

結局、見せませんでしたけど…

お客様にとっても不要…?

その後、査定結果が出たので、お客様をお呼びしてお値段をお伝え。
そして、例の如く、謎のディスクが入っていたことをお伝え&
これは買取できない、と言うことをお伝えしました。
するとこのお客様は、

「いらないので処分して頂けますか?」と一言。
別に処分なら構わないのですが、
お客様が苦笑いしていたところを見ると、
あまり健全でない映像が入っていたのでしょうね。

その後、ゲーム機の買取はそのまま成立。
「あお」のディスクはご不要とのことなので、
そのまま回収して処分しました。

アルバイトスタッフさんは見たがって(笑)ましたけど、
どうせロクな映像ではないので、そのまま処理させて
頂きました!笑

なんか…見なくても大体予想がついてしまいますし、
どうせくだらない内容だろうな、、と笑

この件のその後

1件目の事例に関しては、お客様がコピーディスクを持ち帰ったので
その後は不明です。
恐らく個人で楽しむためにディスクをコピーしていたのでしょう。
ちなみに買取したプレイステーション3本体はどのようにして
売れたかまでは覚えていませんが、問題なく販売できています。

2件目の事例に関しては、お客様がディスクご不要とのこと
だったのでこちらで回収を行い、
そのままディスクは処分しました。
結局、中身は不明です。

ちなみにこちらの事例のプレイステーション3本体も
問題なく販売できています。
ゲーム機本体は基本的にちゃんと売れるんですよね^^
買取さえ出来てしまえば。

この件の対応について

そちらの件に関しても、特に対応には問題なかったと
思われます。

ディスクトレーの中に入っている商品に気づくことが
出来ず、そのまま買取してしまうのは問題ですが、
気づいた上で返品、もしくはそのまま買取の確認が出来たのであれば
問題はないかと思います。

余談…

余談ですが、かつて「壊れている」と本体をお持ち頂いた
お客様から「Wii」というゲーム機の買取を行ったことが
あります。壊れている、と申し出があった本体については
買取時には確認しないことがほとんど。

しかし後日販売前にデータ消去のために確認起動すると、
中からディスクが出てきました。。
しかも数千円の価値の結構なゲームです。
これには驚きましたね…。

こういうこともあるので、売却前には
しっかりと確認することをオススメしますよ!

もし必要なものであったらショックでしょうし、
いらないものであっても、ちゃんと売却すれば
お金になるのですから…

まとめ

このように、売却しようとするものに、ディスクやソフトが
入りっぱなしになっているケースも多々ありました。
お店によっては、そのまま本体の値段だけで買取されてしまい、
返品すらされない可能性も否定はできません。

なので必ずお店にもって行く前には、中に大切なものが
混じっていないかを確認すること、
そして可能であればデータも消去してから
持って行くことをおすすめします。

店員にだって悪い人は居ますから
データを覗かれたりすることだってありますから…。

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