万引きは通報するべき?迷いやすいパターンごとに解説します!

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店員Kです!

万引きを捕まえた時、
皆様ならどうしますか?

お店によっては”後々の処理が面倒だから”通報しなかったり、
会社から”通報はせずにこちらで処理する”と言われたり…。
色々なパターンがあるかと思います。

そんな時にどうしていいか悩んでしまうお店も…

今回の記事では万引きを捕まえた際に通報するかどうか
迷った方のために、迷いそうな事例とそれぞれ通報するべきかどうかを
書いていきますので、参考にしてみてください。

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万引きの通報

まず、万引きは通報するべきです。これが大前提。
万引きは犯罪ですから、現行犯で捕まえることができた場合、
むしろラッキーと考えましょう。
その場で捕まえることが出来なければ、後日逮捕したりするのは非常に
難しい事ですし、
そもそも気づかずに盗まれている場合は、捕まえる・捕まえない以前の問題ですからね…。

ですが、通報を迷ってしまう方が居るのも事実。
迷いそうな事例をそれぞれ挙げていきましょう。

①盗られたものが少額だった

結構いるんですよね。スーパーなどでも数百円のものだけ盗もうとしていたり…。
万引きというと高額のものを思い浮かべるかもしれませんが、
案外、低額商品1つだけを盗もうとしていたりだとか、
結構悲しい感じの万引きも多いです。

私の前の勤務先でも180円の商品1個だけを盗もうとした人が居ました。

少額だと確かに本社や警察に連絡するのは面倒かもしれません。
「捕まえることができたし、厳重注意で帰すか」
そう思うスタッフもいるかもしれません。

ですがコレ、絶対にダメです。

例え100円でも、いや、10円1円の世界でも必ず通報して下さい。
通報して、警察に突き出してください。

100円だから、と警察を呼ばずにそのまま帰らせれば、その人は
再びいずれ万引きをします。
将来の芽を確実につぶしておくためにも、必ず警察を呼んでください。
例え面倒であっても、です。

10円、100円を見逃していると、その人物の盗る金額が次第に
1000円、1万円とエスカレートしていきます。

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②捕まえた相手が反省している

万引きを見つけて捕まえた相手が本当に申し訳なさそうにしていたり
反省していたり…
酷い場合だと泣きだして、命乞い状態になる人までいます。

ですが、騙されてはいけません。
万引きをする人間は基本”嘘”をつきます。

謝っているのも、申し訳なさそうにしているのも、
泣いているのも「嘘」だと思ってしまってOKです。

反省するような人間は最初から万引きなどしません。
例え泣かれても、たとえすがられても
万引きは万引き。
情に惑わされることなく、容赦なく通報して下さい。

で、ないとその人は別の場所で万引きをします。
「泣けば許してもらえる」
そういう腐った考えに辿り着いてしまいますから
「確実」に万引きは通報するべきです。

私も、子供が泣いていましたが
スルーして通報しました。
冷徹、ではなく、それが当たり前なのです。

③後日謝りに来た

時々、万引きをする方の中には、万引きをした後に
自分の罪の意識に耐えることができず、お店に謝りに来る、なんて
ケースもあるみたいです
(私は経験したことがありませんが…)

謝りに来たらお店としても対応して
盗まれたものを渡して貰って厳重注意して、
はい、それでは…

じゃ、ダメですからね!
謝りに来たら通報です。
で、ないとその万引きをした人のためになりません。

「万引きをしても謝れば許してもらえる」
そういう舐めた考えを身に着けるかもしれません。

謝りに来たら事務所に通すなりして、話を聞いた後に
最後に通報です。

謝ってすむなら警察は要らないのです。
必ず通報して下さい。

④盗んだ相手が…

よく、盗んだ相手が小さな子供だったり、お年寄りだったり、
酷いとイケメンだったり可愛かったりして、見逃してしまう
”愚かな”店員さんもいらっしゃるようです。

ダメです。
誰であろうと通報して下さい。

変な身の上話をし始めるおじいさんとかも居るかもしれませんが
そんなのは全部”嘘”だと考えてください。
勿論、本当の可能性もありますが、そんなものに情を抱くようであれば
店員としてはどうかと。

どんな相手にも平等に通報しないと、不公平です

子供を見逃せば将来のためになりませんし、
「あそこは盗らせてくれるぜ」みたいな雰囲気になるかもしれませんし、
ご老人の場合は、何度も繰り返すかもしれません。

お金が無かろうと、体が不自由であろうと、健康であろうと、
例えどこかの会社の社長であろうと、友人であろうと、
誰でも同じことです。

”通報”以外の選択肢はあり得ません。

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⑤身内による万引き

ここで言う「身内」とはお店のスタッフのことです。
お店のスタッフが万引き…というより盗みを働いていた場合。
厳重注意で終わらせるのか、それとも通報するのか。
これの答えも一つです。「通報」です。

スタッフは確かに減ってしまいますし、
人手不足に悩むことになるかと思いますが、
それでも通報しなくてはなりません。

例えどんなに信頼していたスタッフだったとしても、
どんなに仲の良いスタッフだったとしても、です。

その人のことを信頼していた場合、非常につらい決断に
なるとは思いますが、それでもお店の商品を持ち帰ろうとするような人間と
一緒に働くことなんて、普通であればできないかと思います。

お店の上層部も嫌がるかもしれませんが、
万引き・盗難は犯罪ですし、
一度許せば、そのスタッフはクセになって再度万引きをやらかすかも
しれません。

手癖の悪い人ってそう簡単に治るものじゃないです。
そして、盗みをするような人は、本心から謝ったりなどしません。
本心から謝るぐらいであれば、最初から万引きなんてしませんから。

また、知り合いや家族、恋人など、自分に近しい人物がもしも
自分のお店で万引きしているのを発見してしまった場合…。
これも必ず通報して下さい。
家族や友人・恋人などを自らの手で警察につき渡す、というのは
非常に辛いことだとは思いますが、
それこそが本人の為ですし、”見逃して”と言われても絶対に
見逃さないようにしてください。

そもそも、あなたが居ることを知っていながらそういう行動をする、ということは
あなたのことなど、何とも思っていない、ということの表れですよ。
騙されないようにしましょう!

⑥会社から通報しないように指示

これも本来いけないことです。
会社は不都合なことを隠そうとするケースもあります。
ですが、これも出来れば通報して下さい。
通報せずに、それを隠蔽するのは、アウトです。

しかし…会社の都合上、会社の意思に反して警察に通報すれば
あなたの立場が危うくなる!という場合は、やむを得ないかもしれません。
ですが、必ず”本社からそういう指示があった”ということは文面なり
音声なり、証拠を残しておきましょう。
いざと言う時の為に必要になるかもしれません。

…もちろん本来通報するべきものなので、
会社を説得できそうなのであれば、会社を説得して
ちゃんと通報した方が良いです。

まとめ

と、色々なパターンを紹介してきましたが、
全部読んでいただいた方にはお分かりかと思います。

どのような場合でも「通報してください」と言うことが。

万引きを見逃すことは絶対にしてはいけません。

万引きを見逃せば、将来的にその人が再び万引きを
することを助長することにもなりますし、
お店の為にも、その本人の為にもなりません。

万引きを見逃すようなお店は
万引きに協力しているのと同じことです。

お店の人間として、ダメだものにはしっかりとNoを
突きつけなくてはなりません。

通報する、しないではなく、
確実に通報するようにしましょう!

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