レシートを捨てる人対策 捨てる人ほどクレームをつけてくる!

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接客業をやっているとわかるのですが、
お会計後にレシートを渡すと、すぐにその場でレシートを
捨てる人、もしくはレシートを要らない、と仰る人が多いです。

しかし、レシートを捨てる、受け取らない、ということは、
私個人としては
”購入後の保証”を受ける権利を放棄したのと同じことだと思います。

レシートは、そのお店で「〇〇を購入した」という大事な証明です。

それが無ければ、お店としても返品や交換などの対応が出来ず、
また、お客様側からとっても、万一不良であった場合も
返品交換ができず、非常に困ったことになってしまいます。

なので、レシートは非常に大切なのですね。

今回の記事では、お店側から見たレシートを捨てる人
対策について書いていきます!

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なぜ、レシートを渡す必要があるのか?

レシートは、”そのお店で商品を購入した証明”です。
私のお店や、私の旧勤務先のように、中古商品を扱っているお店の場合は、
特に重要です。

中古商品はどんなに注意していても、数百点に1つぐらいは
不良品が出てしまうものです。
そんな場合、お客様は当然、返品や交換をするため、
お店にやってくると思いますが、
その時に「レシート」を提示してもらえないと、
購入した!という証明を確認することはできませんし、
返金する場合も
お客様が口頭で3000円で購入した!というだけでは
本当にその金額で購入したかどうかも分りません。

お店には、嘘をついてお店からお金を巻き上げようとする方も
居ますので、そう言った方たちへの対応をスムーズに進めるためにも、
必ずレシートをお渡しするようにしましょう。

レシートは必ず渡す

まず、前提から。
接客業で「何かを売る」仕事の場合、
”レシートは必ず渡す”ようにしましょう。

レシートを渡すのを忘れてしまった場合は、
後から何かを突っ込まれても文句は言えません。

なので、レシートを渡し忘れたりはせずに、
確実にお渡しするようにしましょう。

まずは、そこが前提です。
レシートの忘れはしないこと。

これが第1条件です。
レシートを渡し忘れると色々面倒ですからね…

ですが、渡してもお客様は次のような行動に
出られる場合があります。

その際の対策についても書いていきますよ!

①レシート要らないです の方への対策

レシートを要らない!と言っている人に対して
無理やりレシートを渡そうとするのはNGだと思います。
逆切れされる可能性もありますし、
あまりしつこくするのもどうかと思いますから…

「レシート要らない!」と言われた場合は以下のような
言葉をかけましょう。

「レシートが無いと、万一、動作不良の場合でも
 返品や交換の対応が一切できなくなってしまいますが
 よろしいでしょうか?」

と一言。

これを言うと、レシートを受け取っていく方も多いです。
もちろん、それでも断られる場合もありますが、
その場合は”確認”して
「それでも良い」とお客様が言っているのですから
それ以上は何も言わなくても良いです。

お客様の自己責任によって、
保証を放棄したということですからね…。

「レシート要らないです」と言われた場合は
上の一言だけ言っておくと、トラブル防止策に
なると思いますよ^^

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②レシートをゴミ箱に捨てる人への対策

これもやはり同じですね。
レジ脇などにゴミ箱を設置している場合、
お客様は受け取ったレシートを無言でその場に
捨てる可能性もあります。

なので、レシートをお渡しした後は、
そのレシートをどうするか、よくお客様自身を
観察しておくと良いと思います。

もしもゴミ箱にレシートをお客様が捨てたのであれば
上と同じような台詞を言えばよいと思います。

「レシートが無いと、万一、動作不良の場合でも
 返品や交換の対応が一切できなくなってしまいますが
 よろしいでしょうか?」

この一言ですね。。

これを言っておけば後々のトラブルを避けることが
できるようになりますから。

これを言うと、ゴミ箱からレシートを拾って
持ち帰りになられる方も多いです。

勿論、カタチだけで、その後すぐに捨てている
可能性もありますが、
保証の放棄に繋がると、口でお伝えしているので
何も言わないよりは良いと思います。

③レシートを捨てる人ほど…

そして、レシートを捨てる人ほど、クレームをつけて気やすい
感じがします。
実際にお店にも、自分でレシートを捨てていたのに、
後からクレームをつけてきた人が何人も居ます。

自分で捨てたのにも関わらず、
こういう方はクレームをつけるときだけはとても
威勢が良いことも多いので、注意が必要です。

そんな時の為に対策をしておかねばなりません。

④注意書きを掲示しておく

レジ付近にデカデカと掲示しておくことをおすすめします。

例えば、
「レシートが無い場合、
 返品・返金等の対応は一切行うことができません」
というようなシンプルな注意書きでも大丈夫です。

レジで商品を購入したお客様の目に触れるように
なっていればそれでOKなので、
小売業のお店の場合は掲示しておいたほうが良いですね。

書いてあれば、返品したい、でもレシート無い!みたいな
方を撃退することができますから、
注意書きでレシートが無い場合は対応不可を
書いておくのは効果があると思いますよ

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⑤レシートが無いお客様への対応

基本的には、レシートが無いのであれば、
対応する必要はありません。
別の手段でお客様が、購入したことと、購入金額を証明できれば
それで確認しても良いのですが、
たいていのレシートを捨てるお客様は、
証明手段なんて無いはずですから、
お客様が口頭で〇〇を〇〇円で買った~
みたいな説明しかできません。

お店としてはお客様の口頭だけじゃ
確証が持てず、うかつに返品や交換もできませんし、
早とちりして応じてしまうのも問題です。

なので、基本的に
(店員がはっきりと金額と購入したこと)
覚えていない場合は、返品を受け付けする必要はありません。

記事の上で紹介した接客を心がけていれば、
「レシートを捨てた」というお客様からのクレームも
かわしやすくなりますよ

お店側での中古商品に対する対応は、
1週間~2週間程度を期限に定め、
それを明記しておくと良いと思います。

返品交換の期限を過ぎたものに関しては
対応する必要はありません。

⑥怪しいお客様の場合は…

最後にアドバイス(?)
レシートが無いと保証ができません、と言っても
受け取らないお客様も多少なりとも存在します。

しかし、私の経験上、
こういうお客様こそ、後からクレームをつけてくるものです。

なので、レシートの受け取りを拒否された場合、
お店のほうで、しばらく(1週間?)レシートを保管
しておくことをおすすめします。

そうすれば、万一、お店に何かいいに来た場合でも
スムーズに対応することができますからね。。

本当に捨てる人ほど、よくお店にクレームを
つけにきますから、
「この人、なんかクレームつけてきそうだな」という
空気を感じたら、レシートはキープしておいたほうが
良いですよ!

まとめ

接客業は大変です。
レシート一つでもすぐにクレームをつけてきますからね。
そんなクレームに対応するためにも、
レシートの賢い管理・渡し方は覚えておくことです。

ポイントとしては
①捨てる、もしくは受け取り拒否のお客様に一言言っておく
②レジ付近にレシートなし=保証なしを明示しておく
③受け取り拒否で怪しい人の場合は、そのレシートをしばらく
 お店のほうでキープしておく

そんなところでしょうか。
本当は全員にお渡しできればそれが一番なのですが、
どうしても受け取らない人も居ますし、
それでクレームをつけてこないのならば良いのですが、
クレームつけてくる人も多いので、対策はしっかりとしておきましょう!

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