何故ずれる!?レジの違算・差異!考えられる3大原因と対処法!

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「あるはずのお金がない!」
「レジのお金が合わない」

小売業(コンビニとか)で、働いていると
必ず直面するであろう問題の一つが”レジの差異”

レジのお金を数えて、ずれていたりすると、
帰れなくなったりして大変ですよね?

と、いうことで今日はレジの差異が発生した時の
考えられる原因と対処法をまとめてみました。

私が実際に遭遇した実例集は
こちらからご覧ください!

※レジ違算の犯人として疑われた場合の対策は↓
レジの違算・差異で疑われてしまったら?差異が出た後の対策

私も五年以上、レジの計算
(バイト時代 店長時代 自営業時代 どれでも)
をしているので、
何度も何度も、レジの差異は経験しています。

面倒ですし、
「あっているはずなのに!」
とイライラしてしまうことも・・・。

なので、私の経験をもとに、
差異のよくある原因と対処法を書いていきますね。

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差異が発生した!

レジの金額計算。小売業では必ずと言っていいほどやらされる
作業ですよね。。

確認して合ってたら帰れる!みたいなバイトもありますし、
意外と厄介な作業です。

私もバイト時代、
閉店後のレジ締め作業の時に金額が合っていなくて
絶望した経験があります。

しかも、当時の店長は一円差異が出てば
一時間は捜索タイムが始まるような店長でしたらね。。

それはもう、一気にテンションダウンです。
やっと帰れると思ったのに。。って感じです。

さて、、差異の原因ですが、
大きく分けて3つですね。

・盗難などの犯罪
・販売時のミス
・計算時、事務的なミス

では、それぞれのミス、事例にありがちなパターンと
対処方法を見ていきましょう。

まず、どの原因なのかどうか、ということを
ある程度絞って来ることも重要になります。
それも含めて下記で解説していきましょう。

原因①盗難などの犯罪

これは一番厄介なパターンです。
大抵の場合、身内にお金を抜いた犯人が居るって
ことになりますからね。。

ただ、原因が盗難なのであれば現実から目を背けずに、
ただちに対処に乗り出さなくてはなりません。
くれぐれも、”あの人は苦労してきたから”などと
甘い対応をしてしまってはいけませんし、
仮に自分よりも立場が上の相手であっても
どうにかしないといけません。

何故なら、一度盗むことに成功した人間は
”繰り返す”からです。

自分がバイトの場合は、自分ひとりの力では対処できないと
思うので、その店舗の責任者、もしくは信頼できるスタッフに
相談して対処しましょう。

勝手に一人で対処しようとして
「お前がとったんだろ?」みたいなことになると大変です。

私の旧勤務先に居たスタッフの一人が
お金盗難の濡れ衣を着させられ、辞めたことがあるらしいですからー。

”疑われない”よう気を付けましょう。

”そのまま放置”も、最終的に自分が濡れ衣の被害に
合う可能性もありますから、誰かには伝えたほうが良いです。

逆に、あなたが責任者の場合は、カメラを使うなど、
あらゆる手を尽くして、お金を盗んでいる人物を特定しましょう。
(簡単なことではありませんが、これを対処しないと
”盗んでいる人間”がいる場合、いくらでも繰り返します)

ただ、”憶測”では上のようなことが起きかねないので
”確実”な証拠を押さえることです。

・いつ、盗まれているのか
・そのとき誰が盗める状態にあったのか
・外部の人間(お客さんや取引業者など)の可能性はないか
・内部の人間(社員も含む)の可能性はないか
・監視カメラなどに映像は残っていないかどうか
これらの確認も必要です。

盗んでいるスタッフ、お客、どちらだったとしても
見つけたらただちに警察or本社に連絡しましょう。

まぁ、いずれにせよ、
この”盗難”パターンが一番厄介です。

無くなる金額も多いでしょうし、
スタッフを疑い、犯人がいた場合は
残念ながら、そのスタッフの処分を行わなくてはいけません。

基本的には、本部及び警察に通報の上、
解雇による処分ということになるかと思います。
”なんだ、こんな程度で済むのか”と周囲に
思わせたり、本人に思わせてしまえば
さらに連鎖する可能性があります。
金額の大小関係なく
”きちんと処分する”ということは大事になります。
”甘い処分”は、更なるレジ差異の発生を招きます。

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販売時のミス

レジの金額が合わないときに多い原因の一つです。

渡し間違え の場合はもはや取り返しがつきませんが
レジの処理ミスの場合は、レジ側のデータ修正などを
行えば、大丈夫です。

間違えないことが一番ではありますが、
人間である以上、誰でもミスをしますからね。。

では、販売時のミスを詳しく見ていきます。

接客上の渡し間違えなど

これはやってしまうと、もはや取り戻しようがありません
まさか「お金間違えて渡したので返してください」などと
連絡するわけにも行きませんからね。

多いパターンが
・小銭の返し忘れ、受取忘れ。
・札が二枚重なっていて、そのまま返したor受け取った
・一〇〇〇円札と1万円札を間違えた
・おつりを2回渡してしまっている
・多くお金を受け取ってしまった
などなど・・・

気を付けたいのが「札束」と「おつり」

札束はピン札(新券)だったりすると、
よく2枚くっついていることがあります。
札を渡し間違えると損害も大きいので注意です!

また「おつり」
これは小銭の渡し間違えなどの意味ではありません。

会計中に話しかけられたりすると
「おつりを渡したか 渡してなかったか」忘れてしまうことがあります
(私はありました)

で、実はもう渡しているのにもう1回おつりを渡してしまう事なども…

基本、お客さん側は
「おつりを2回貰っても何も言いません」
ラッキー!ってぐらいです。。
言ってくれる人も中にはいますが
全てがそうではありませんし、
渡し間違いに関しては渡すほうにも非がありますからね…。

レジ入力上の間違え

販売時のレジ入力上の入力ミスなど。
これも結構多い原因の一つです。

ただ、この原因の場合はレジ側で修正が出来、
実際にある金額も狂っていないので
比較的楽ではあると思います。

よくあるパターンが
・レジの二重入力
(同じ会計を2回入力している)

・入力種別間違え
(現金で貰ったのに「信計」キーで入力していた など

・消すべきデータの消し忘れ
「返品」があった場合など、消すべきはずのデータが
残っている場合は当然、金額がずれます。確認して消しましょう。

・出金&入金ミス
買取などで、出金と入金を使う店はここも気を付けましょう。
出金・入金押し間違えるだけでレジは確実にずれますから。。

・レジ未入力
お金が多い場合はこれもありまえますね。混んでたりして
あとでレジに打つか!なんて場合は未入力も
怪しいかもしれません。

計算時・事務的なミス

最後に考えられるのが、計算・事務的なミスです。
レジの差異発生で一番多いのがこれです。

”実際には合っているけれど、計算などのミスで
ずれが生じている” 状態です。

これは原因さえ見つけだすことができれば
簡単に対処することができますね。

では、よくある原因を見ていきましょう。

経費などの取り扱い

レジのお金と経費のお金が分かれているお店の場合。

急に集金などが来て、
一時的にレジから払ったりしていませんか?

私の経験上では何回かありました。

一時的にレジから払い、後で経費用のお金から
その分レジに戻せばいいや、、と思っていたら、
戻すのを忘れてしまった!なんてことが。。

両替など…

その日の朝、レジのお金をつり銭用に両替しようとして
銀行に持って行って、両替した後にレジに戻すのを
忘れていませんか?

その場合は、両替したお金をレジに足せば
ぴったり合うはずです。

落ちている

これはあまりありませんが、レジの周りに小銭などが
落ちている場合。
これはほとんどありませんでしたが、無いとは限らないので
確認はしておいた方が良いでしょうね。

単なる数え間違え

これも結構あります。単なる数え間違え。。
差異が出たらもう一度数え直してみると良いかもしれません。
また、紙に記入して計算している場合、記入ミスや
電卓の入力ミス、と言う場合もあります。

なので、一度よく計算しなおしてみましょう。

ちなみに私は1度だけ5000円札を何故か
1枚10000円分だと思い込んでしまい、
しばらく計算が合わないことがありました。。

1000円札を10枚一束にしている場合などは
その束がそもそも11枚になったりしている可能性も
ありますよ。

差異の原因が分からない!

差異の原因が分からないとき・・・
面倒ですし、辛いですよね。

原因の突き止めは難しいことですが、
出来ることなら突き止めたいものです。

さて、原因を突き止める一番の方法は、
”ずれている金額を把握する”ことです。

例えばずれているのが3円とか4円なら
渡し間違えかもしれませんし、
144円ずれていて、あなたのお店で144円の商品を
売っているなら、その商品関係のミス、という可能性が
非常に高いです。

7000円ずれていて、その日の昼間
7000円分のお会計をした記憶があれば、
それが原因でしょうし、
逆にとんでもない金額ずれていれば、
数え間違えの可能性が高いですし、
もしかしたら盗難かも知れません。。

レジの差異 まとめ!確認チェック!

では、最後にレジで差異が出たときの確認した方が良い
チェック箇所を箇条書きにしてみます。

・計算、記入などが間違っていないかどうか。
・未処理の作業(経費移動や両替など)がないかどうか。
・レジの入力ミス(二重入力など)がないかどうか。
・レジ周辺にお金が落ちたりしていないかどうか。
・消し忘れているレジのデータないかどうか(返品など)
・(買取しているお店は)出金入力を忘れていないかどうか。

・・・こんなところです。
この辺を全て確認しても見つからなければ
・ミスor犯罪の可能性もあります。。

差異が出たときの裏ワザ!

これは良くない方法です。

しかし差異が出たときに報告すると、
数時間単位で帰れない、もしくは激怒される、、
そんな職場もあるのです。。

そんな場合、例えば「数円」のずれであれば、
自分のポケットマネーから入れてしまうのも手です
(本当は報告した方が良いのですが、
 そうも言っていられない職場もありますから…)

ただ、1000円単位とかは絶対にやめた方が良いです!
”差異を出してもアイツが入れてくれるから俺は盗る”
みたいな悪いヤツもこの世にはいますから。。

ちなみに、
逆に増えたとき、抜くのはダメです!
抜いて自分の財布に入れたらあなたは犯罪者ですからね!!
絶対にダメですよ。

お店に増えたときのお金を蓄えておく場所 を
店長が作っているような職場もあるみたいですね。。

本当はやっちゃいけないことですが
場合によっては賢く立ち回る意味でも
そういう悪知恵が必要になることもあります。

”店長がどのような性格なのか”
ということは予め把握しておき、
レジ差異が出たときの店長の反応が
非常に面倒臭いタイプなら、
小銭程度(10円とか)なら
こっそり入れてしまった方が
良いはずです
(見つかったら大変なので自己責任で)

また、上で書いた通り”抜く”のは
犯罪ですからNGです。

差異まとめ!

人間だれしもミスはします。
なので、レジの違算も避けることができないモノです。

なるべく起こさないように気を付け、
起きてしまったら(できる限り)原因を突き止める、、

これしかないですね…。

レジの差異を繰り返していると大変なことになるかも
しれないので(レジの差異を繰り返していると?)あまり
何度も繰り返すのは危険です!

○レジでのおつり渡し間違えなどのミスをよくやらかしてしまう!と
お悩みの方はコチラの記事、
あ、間違えた!レジのお金・会計時のありがちなミスと注意点5つ!
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