誰をバイトリーダーにすればいいの?リーダーを任命する際のポイント!

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店長として、お店のバイトの中から
”バイトリーダー”を選ぶような場面も
場合によってはあるかもしれません。

そんな場合には、どんな人物をバイトリーダーにすれば良いのでしょうか。

バイトリーダー、という概念がある店もない店も
あると思いますが
もしも、バイトリーダーのシステムがあったり、
呼び方が違ったとしても、それと同じようなものがある場合、
店長としては
”誰をリーダーにするのか”は悩みどころのひとつです。

選ぶのに失敗すればトラブルの原因になる可能性もありますし、
逆に、トラブルにならなければ誰でもいい…と、いうことでも
ありません。

このあたりはしっかりと慎重に考えていく必要があるのです。

では、バイトリーダーを任命する際の
ポイントを解説していきます。

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バイトリーダー任命のポイント

もちろん、誰を最終的にバイトリーダーに任命するのかは、
普段からバイトと接している皆さんが、
最終決定を下さなくてはいけませんので、
ここで「あの人がいいです」と、言うことはできません。

しかしながら、”こういう人は選ばない方がいい”というポイントや
”こういう人はバイトリーダーに向いている”みたいなポイントは
ありますので、その点を解説していきます。

下記のポイントを参考にしつつ、
あとは自分の職場にいるバイトスタッフさんたちの中から
”一番ふさわしいのは誰か”を考えていくと、
良いのではないかと思います。

では、ポイントをそれぞれ見ていきましょう

バイト経験が長い人の方が良い

”一番長い人”でなくても良いですが、
その場所でのバイト経験が長い人の方が、
バイトリーダーとしては適任であるかと思います。

その理由としては、当然、いる期間が長ければ
その場所の働き方については、ある程度熟知していると思いますし、
人間関係に関しても、長い間いるバイトスタッフの場合、
後から入って来たバイトスタッフたちからしても
納得はしてもらいやすいと思います。

例えば、バイトをはじめて1週間の人に、
「はい、君が今日からバイトリーダーね」なんてやってしまうと
当然のことながらその本人は混乱することになりますし、
周囲も「え?なんでこの新人が?」と思うような人も
出て来るでしょう。

ですので、”あまりに日の浅い人は避ける”ことは前提とし、
ある程度経験が長い人の中から選ぶのがベストであるとは思います。

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ある程度シフトに入っている人

バイトとして働いている期間は長くても、
週1回しかシフトに入っていないような人を
バイトリーダーにするのはおすすめできません。

バイトリーダーの存在は、例えば店長が不在になる際などに
お店をお願いしたり…といった場合にも必要になってくると
思いますが、元々シフトの少ないバイトをリーダーにしてしまうと
”リーダー不在の時ばかり”になってしまいます。

そのため、フルで入っている人…と、までは言いませんが
ある程度…、最低でも週に3日以上ぐらいは
お店に来ているバイトスタッフの中から選んでいくことは
重要になるかと思います。

本人が極端に乗り気でない場合は回避も

正直、バイトリーダーという立場は、
バイト側からすれば”あまりメリットがない”ものであり、
できれば回避したい人も多い…というのも事実です。

ですので、あまり本人が乗り気でない場合に関しては
”強引に押し付けるようなこと”はしないようにし、
相手の反応を見つつ、どうするかを決めるようにしてください。

あまりにも嫌がっている場合に関しては
他の候補から選ぶなど、柔軟に対応しましょう。

ここで、店長側もムキになって、
「いいや!バイトリーダーをやるんだ!」みたいなことに
なってしまうと、最悪の場合、それが原因で
そのバイトスタッフが辞めたり、信頼を損なったりするような
可能性も出てきてしまいます。

仮にも「バイトリーダーにしよう」と判断した相手、ということは
それなりに店長としても信頼できる相手なのだと思いますから、
意地になって貴重な戦力を失ったりしてしまわないように、
注意しましょう。

手癖の悪い人・嘘をつく人は絶対にダメ

仕事ぶりがどんなに優秀でも、どんなに経験が長いとしても
”絶対に”バイトリーダーにしてはいけないタイプの人は
”手癖の悪い人”及び”嘘をつく人”です。

バイトの中にも”なにか悪いことをするわけではないけれど”
よく嘘をつく人や、ちょっと手癖が悪いかな?と感じるような
人もいると思います。

そういった人は、バイトリーダーにしてしまうと、
”ついついモノを盗ってしまった”だとか、
”仕事に影響のある嘘をつきはじめた”だとか
そういう悪い部分を成長させてしまう可能性があります。

バイトリーダーになって、お店内での権限みたいなものが
ある程度上がったりすることで、場合によっては
不正に走ったりする可能性もあるでしょう。

そういう人には
”バイトリーダー”という立場は与えないようにしてください。

ただの嘘つきだった人も、力を与えてしまうことで、
それが”不正”など、おかしな方向に進み始めてしまう可能性は
十分にあります。

そうなってしまわないように、しっかりと相手は
見極めていくことが大切です。

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社員を目指している人などは狙い目

バイトの中にも”社員を目指している”みたいな人も
稀にいると思います。

実際に社員になれる、なれないはまた別の話として、
そういったアルバイトスタッフさんがいれば
バイトリーダーには任命しやすいと思いますし、
バイト側からしても(人によっては)社員に近付く可能性を
感じられたりして、前向きに引き受けてくれる可能性は
比較的高いと言えます。

実際に社員になれる可能性も(お店の経営会社の方針次第ではありますが)
0ではないでしょうし、お互いにメリットがあることであると思います。

周囲から嫌われている感じのバイトは避ける

周囲から嫌われているバイトを
バイトリーダーにすることは
できれば避けた方が良いです。

例えば、周囲のバイトや後輩に対して
偉そうな態度をとっているようなバイトを
バイトリーダーにしてしまうと、
さらにそれがエスカレートしたり、
周囲からの不満を招く、
お店のチームワークなどに影響を及ぼす可能性が
考えられますし、
リーダーとしての役割を果たすことはできません。

そのため、バイト同士の様子を見ていて
嫌われていると感じるような子がいるのであれば、
バイトリーダーに任命することは、
避けた方が良いでしょう。

できれば掛け持ちの人は避ける

他のアルバイトと掛け持ちしているような
バイトスタッフさんは忙しいと思いますし、
どうしても日数も限られてくると思うので、
出来れば、”ここ”だけでバイトしているような
スタッフから選んだほうが良いです。

学生さんも学業との掛け持ちですし、
学生さんの場合は、そもそもバイトよりも
学ぶほうが優先なので、
できれば学生さんも、バイトリーダーの候補からは
外しておいた方が良いですね。

ただし、ここまで厳しくすると、
お店によっては誰も候補がいなくなってしまったり
することもあると思いますので、
あくまでも”可能であれば”のお話になります。

まとめ

バイトリーダー選びは
そこまで難しく考える必要はありませんが、
”店長として、信頼できるバイト”の人を
最終的に選んでいくと良いと思います。

ただ、↑で書いたようなポイントは
ある程度大事になってくる部分なので、
例えば”よく嘘をつく人”をバイトリーダーにしてしまったりだとか
そういったことはないように、注意をしておきたいものです。

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