店員Kです!
お店の店長。
いつもニコニコしている人も居れば、いつもイライラしている人も居ると思います。
また、何を考えているのか分からない人も居るでしょう。
ですが、それは自分の中の不満を
表に出しているか、それとも隠しているかの違いだけです。
多くの店長は自分の中に不満を抱え込んでいることでしょう。
何らかの不満は必ずあるはずです。
今回は店長が抱く不満を
それぞれ語っていきましょう。
店長が抱く不満
多くの店長は何らかの不満を抱えています。
会社に対する不満だったり、アルバイトスタッフさんに対する不満だったり…。
ですが、店長の中にはそういう不満を一切表には出さない人も居ます。
反対に、不満を爆発させている店長も居ますが…。
が、店長と言う職業は必ず何らかの不満は湧き出てくるものです。
”店長”をやっていて、現状に満足だ~
なんて人はまずいないでしょう。
店長はどのような不満を感じるのか。
ひとつひとつ見ていきましょう!
①会社に対する不満
どうしても、店長と会社では考え方にズレが生じます。
店長は現場を見ていますが、会社の内部事情は見ていない。
逆に会社は内部と数字は見ていても、現場は知らない。
ですから、お互いの方向性や考え方に
必ず”ズレ”が生じてしまうのは仕方のないことです。
ですが、そのズレは店長にとっては”不満”となって
蓄積されます。
皆様の身の回りの店長は、会社や上司に対する不満を
言ったりしていませんか?
基本、会社と言うモノは、↑のズレ云々以前に、
店長を「使い捨ての道具」程度にしか考えていないような
ところも多いです。
特にブラック企業の場合はその傾向が特に強く、
「人を人とも思わない」ような扱いを本当にしてきます。
恐ろしいぐらいに、です。
そのため、店長は会社への不安をためていることも多いです。
それらは愚痴となって出て来たり、
陰口となって出て来たり、
最悪の場合はアルバイトスタッフさんへの八つ当たり、というカタチで
表に出てきてしまいます。
②アルバイトに対する不満
アルバイトスタッフさんに対して不満を抱いている場合もあります。
この不満にも2種類あって、
なかなか仕事をしない不真面目なアルバイトスタッフさんを入れてしまって、
そのアルバイトスタッフさんに対する正当な不満の場合もあれば、
単に自分の思い通りに動いてくれなかったりだとか、
自分に対して反対意見を言ったりだとか、
ただ何となく嫌いだったりだとか、そういう「理不尽な不満」もあります。
まぁ、最初の不真面目なスタッフさんに不満を抱くのは仕方がないとして、
「理不尽な不満」は厄介です。
この場合、アルバイトスタッフさんは悪くありません。
しかし、店長は仕事が長かったり、上でも書いた会社への不満や
これから書いていくその他の不満を溜めこんでいることも多く、
色々な不満に支配されています。
そのため”八つ当たり”のような形で、理不尽な不満をアルバイトスタッフさんに
ぶつけることもあるのです。
心の中で理不尽な不満を抱くことはどんな店長にでもあることだと思います。
そして、多くの店長は、それが「理不尽な不満」だと分かっているので
しっかりと自分でそれを抑え込みます。
ですが、それができない店長も居る。
それができない店長…ある意味では未熟な店長が、
アルバイトスタッフさんへの八つ当たりまがいの行為を
繰り返す可能性も高いです。
③お客さんに対する不満
これは接客業の宿命ですが、店長はお客さんに対して不満を
抱くことも多いです。
と、いうのも普通のお客さんだけなら良いのですが、
世の中で問題になっているように、クレーマーという悪質な存在も居ますし、
クレーマーまでは行かないまでも、我儘な人や理解不能な行動を
繰り返す人も多いです。
子供が嫌いな店長であれば、子供が騒げばそれでもストレスが
たまっていくでしょうし、
接客業をやっていると、案外、高齢者の酷いマナーにも
悩まされることになります。
接客をしていれば、誰もが一部のお客さんに対して
不満を抱くと思います。
それを表に出す店長は少ないとは思いますが、
中にはお客さんに対する不満を他の部分にぶつける(八つ当たり)を
したりだとか、
さらには、お客さんに対してキレてしまい、口論をしだすような人が
居るのも事実です。
売上が低い場合や思うように伸びない場合、
「売上が低いのはおまえらのせいだ」と理不尽な不満を
お客様に対して抱いてしまうような人も居ます。
そうすると接客態度にもそういう部分が出てきてしまうので
さらに状況は悪化してしまいます。
④給料に対する不満
自分の給料に対する不満を抱いている人も居ます。
店長って案外安月給です。
残業に関してはほとんどサービス残業だと思っていただいても良いぐらい。
本当に待遇としては酷い待遇なのです。
ですから、当然そういう待遇の元で、働かされると
不満を抱くものです。
とてもじゃありませんが労働時間に見合った金額は払ってもらえませんし、
正社員店長でない場合は、ボーナスも無かったりします。
若い店長の場合は特に劣悪な環境で働かされている、と
思って間違えないと思います。
⑤その他待遇に関する不満
給料以外にも、自分の待遇に不満を抱いている人は多いです。
会社は店長を機械ぐらいにしか思っていないところも多いので
突然の無理難題の押し付けはもちろん、
サービス残業や休日出勤も平気で強要しますし、
お店の売上云々によっては激しく罵倒したり、
店長自身の人格を否定するような発言まで飛び出すわけです。
そのため、給料以外の部分の
自分の待遇に対して、不満を抱く店長は多いです。
会社に対する不満も重なり、とにかく会社に対して
不信感を抱く人も少なくありません。
⑥社員に対する不満
これは、お店に店長以外の社員が居る場合に限りますが、
その社員に対しても不満を抱いている可能性はあります。
社員となると、立場的には自分の方が上だったとしても、
どうしても”意見がぶつかり合う”ことがあります。
悪い言い方をすれば、アルバイトスタッフさんと意見がぶつかった場合は
最悪の場合、自分の意見を押し通すこともできてしまうわけです。
ですが、同じ社員ポジションと意見がぶつかった場合は、
なかなかそうも行きません。
そういう部分で不満をため込んでしまうこともあります。
⑦業者に対する不満
勘有業者やセールスなど、お店をやっていると、
結構な人数がやってきます。
お店に関係するものから、
「え?ここにそれ言いに来る?」みたいなとんでもないものまで
その種類は様々です。
ですが、忙しい時にこういう訪問が続いたり、
勧誘系の電話が続いたりすると、うんざりすることも。
まぁ、それでも社会人なのでそういう不満を
自分の中に押し込められる人がほとんどですが、
中にはそうでない人も居て、
私のバイト時代の店長の一人は、露骨に不機嫌そうに
業者を追い返したりしていました。
この部分でも自分の不満を「隠せるか」「隠せないのか」が
よく現れてくると思います。
まとめ
このように、店長は大小様々な部分で不満を抱いているものです。
いつも笑っている店長も、いつもイライラしている店長も、
その不満の量はあまり違わないと思います。
店長をやっていれば不満がたまってしまうのは
仕方のないことですから。。
ですが、それを
「表に出す」か「中に秘めておくか」では話が変わってきます。
いつもイライラしている店長は、やはり嫌がられます。
アルバイトスタッフさんからの印象も悪いですし、
お客さんから見ても、案外「あの人なんでいつもイライラしてるんだ?」と、
店長の不満が伝わってしまうかもれません。
不満が表に出てしまわないように、注意しましょう!