パワハラへの仕返し!効果的な方法とやってはいけないこと!

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店員Kです!

世の中ではパワハラも横行しています。
上司による部下への嫌がらせ。
時に、相当理不尽なパワハラがこの世の中には
存在しているのも事実です。

パワハラをしてくる上司に対して
仕返ししてやりたい!と思う人もいるかと思います。

しかしながら、その”仕返し”の方法を
間違えてしまうと、自分が悪者になってしまったり
場合によっては、法的な問題になってしまう可能性も
充分にありますから、そうなってしまわないように
しっかりと注意しておく必要があります。

相手がパワハラ、
エスカレートして違法行為をしてきたとしても、
それに違法行為で立ち向かってしまっては
全てが台無しです。
パワハラの仕返しについて、有効的な手段と
”やってはいけないこと”をまとめていきます。

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仕返しのコツ!

パワハラに対する仕返しをする際に気をつけなければ
いけないことは、”自分は法律の範囲内で行動する”ということです。
法律を飛び越えて度を超した仕返しをしてしまえば、
あなたが悪者になります。
最悪の場合は、あなた一人が罪に問われることになり、
上司が「やっぱあいつはおかしかった!」みたいな風に
”自分は全く悪くない”顔をしておしまいです。

上司は可愛そうな被害者、ということになり
最悪の場合、自分自身は前科つきの人間になってしまう、と
そういう流れになります。
そんな風になってしまわないためにも、
パワハラへの仕返しは、しっかりと
やっても良い事、やってはいけないことを分別することが
何よりも、大切になるのです。

その分別をしっかりとしておきましょう

やってはいけないこと

まず、パワハラに対する仕返しでやってはいけないこと。
これを、見ていきましょう。

・暴力での反撃
これは、絶対にしてはいけません。
仮に、上司が暴力を振るってきている場合でも、
自分が暴力を振りかえしてしまえば、両方とも罪に
問われることになります。
仮に、上司から暴力を受けている場合は、
即座に通報、もしくは会社に相談するようにして下さい。
暴力で反撃するのは、相手に「こっちが悪者」だと言わせる
口実を作るだけで、逆に立場を悪くします。
暴力は犯罪です。相手が暴力を振るってきている場合は
相手は犯罪者です。が、自分が暴力を振り返せば、
両方犯罪者になってしまいますから、絶対にこちらから
手を出してはいけません

・度を越した反撃
仕返しをするにしても、度を越した反撃を
してしまってはいけません。
例えば、SNSなどに相手の顔写真、名前、住所など
そういった個人情報を全て晒してしまうのは問題です。
もちろん、パワハラの事実を知らしめるために、
というのは良いですが、”やりすぎ”になってしまわないように注意です。
また、相手の家族に対して嫌がらせを始めたり、
そういったことをすると、通報されて罪に問われる可能性も
ありますから、度を越した反撃は絶対にやってはいけません。

・感情的になる
感情的になることもおすすめできません。
上司と部下が口論していれば”2人まとめて”周囲からの
イメージは落ちますし、場合によっては一人だけが
悪者にされる可能性もあります。
そのため、あくまでも自分は冷静に対処する必要があります。

・会社に社則に反するようなことをしない
いくら相手がおかしな人物だったとしても、
会社の機密情報を持ちだしたりだとか、
相手の仕事のデータをこっそり全て削除したりだとか、
会社に不利益を与えるような行為は
しないようにしましょう。
これは、社則に引っかかる可能性もあり、
厳罰が下される恐れもあります。
どんなに相手が悪い!という場合でも
”やってよいこと”
”やってはいけないこと”が
あるということを忘れないようにすることは
とても大切なことになります。

こんなところでしょうか。
とにかく、相手が酷いパワハラをしてきている場合でも
自分も同じ土俵に乗ってしまわないように、
注意することが必要になります。

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パワハラ上司への仕返しの方法は?

では、パワハラ上司にはどのように仕返しすれば良いのでしょうか。
どんな仕返しの方法が効果的かは、
人や、会社によって変わりますから、そのあたりの見極めを
自分でしっかりとしてみてください。

・上司の上に報告する
会社ぐるみでパワハラを容認しているような場合は
この方法は有効的ではありませんが、
自分の直属の上司だけが、どうしようもない人物で、
会社自体はパワハラに対して厳しい対応をしているようなケースでは、
上司の上に報告する、ということが効果的です。
ただし、ただ伝えるだけでは効果はありません。
上司も、仮にも社会人ですから、世の中を渡るための悪知恵は
身に着けていることでしょう。
ですので、対処方法としては、”パワハラの証拠を記録する”
ということになります。
言い訳しても逃げることのできない決定的な証拠。
メールの文章でも、動画でも、音声でも構いません。
それを確保した上で、上に相談することで、会社側はパワハラに
しっかり対応してくれる会社なのであれば、
その上司には相応の処分が下されることになるかと思います。

・外部に相談報告
パワハラに対する仕返しとして、会社が対応しないのであれば
外部に報告する手段もあります。
労働基準監督署も手段の一つです。
必ずしも対応してくれるとは限りませんが、
証拠を集めて行けば、動いてくれる可能性もあります。
また、暴力行為がある場合は、警察への相談でも良いと思いますし、
内部機密を漏らす、だとか個人情報を漏えいさせる、だとか
そういうレベルにならない程度にSNSなどで拡散させるのも
1つの方法ではあります。
今の時代は、SNSが不正行為やパワハラの発覚源と
なっている部分もありますから、
有効的な手段であると思います。

・仕事を休む
自分の会社での立場は上司との関係性を気にしないのであれば
「仕事を休む」というのも一つの方法です。
大事な日に「調子が悪くなった」と連絡を入れて休めば
上司にも打撃を与えることはできるでしょうし、
嘘でも連絡を入れていれば、相手はどうにもできません。
(会社上で不利な立場に追い込まれる可能性はありますが)
また、上司のパワハラが原因で休み始めた、ということにできれば
(診断書などが出ればさらに良いですね)
そのパワハラ上司に大きなダメージを与えることができます。
会社に良識があれば、会社内で問題にもなるでしょう。

・退職してしまう
退職してしまうのも、仕返しの方法の一つではあります。
もちろん、急なばっくれは問題になる可能性があるのでしない方が
良いですが、突然退職願を叩きつけて「パワハラが行われたため」と
騒げば、どんな会社でも上司の立場はある程度、悪くなるでしょうし、
悪評が少しは立つでしょう。
パワハラ上司のもとでいつまでも仕事をしているのは
精神的にも肉体的にも厳しいと思いますし、
転職のアテがあったり、自分で限界を感じるのであれば
「パワハラされた!」ということと、パワハラの証拠を
会社中で騒ぎ立てて、退職するのが、
1つの仕返しになるかと思います。
表向き処分は受けなくても「こいつはそういうやつなんだ」と
その上司は、周囲からそう思われることでしょう。

まとめ

問題にならない範囲での仕返しとなると、
やはりパワハラのことを広めるか、もしくは自分が
退職してしまうか、ということになるかと思います。

長年かける方法で「自分がその上司よりも出世して、
上の立場になってやる」というものもありますが、
仮に出世したとして、その上司を自分の部下にできる可能性は
低いわけですし、あまりおすすめはできません。
逆にパワハラで訴えられる可能性もありますからね…。

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