労働基準監督署は役立たず?役に立たないその理由とは…!

仕事

店員Kです!

労働基準監督署…
会社から不当な扱いを受けた際の助けになってくれる場所…
ではありますが、
実際のところ、労働基準監督署は、根本的な解決に
ならないこともある、というのが現実です。

もちろん、労働基準監督署に相談して助けてもらうことが
出来た人もいるでしょう。
ですが、必ずしもそうではありません。
労働基準監督署に相談にいけなかったり、
相談しても、助けてもらえなかったり、
そういうことも実際にあるのです。

今回は、”役に立たない場合もある労働基準監督署”の
実態を見ていきましょう。

労働者の助けにならないという実態

労働基準監督署の機能が、100パーセント機能しているか、
と言われれば必ずしもそうではありません。
そもそも、労働基準監督署、というより法律がしっかりと機能
していれば、ブラック企業など、そもそも無くなっているはずですからね。
そうなっていない、ということは
”法律”では制限されていても実際には形骸化している、
というのも現実です。
サービス残業なんて、もはや当たり前のように行われていますからね。

労働基準監督署にしてもそうです。
小さな違法じゃ相手にしてもらうこともできませんし、
労働者の味方になりきることができていない、という現実があるのです。

では、なぜ、まともな機能をできないのでそうか。
その原因を、それぞれ見ていきましょう。

①違法かどうか明確でない場合は対応できない

まず、労働基準監督署は、違法性がないものについては、
動いてはくれないのが基本です。
あくまでも刑事罰のある労働基準法違反を取り締まるのが目的だから、
ということになっているようです。

そのため、倫理的にみて、どう考えても会社側が悪いような
ケースでも、それが違法かどうか、判断が難しい場合は
労働基準監督署は基本的には動かないでしょう。

親身になってお話を聞いてくれるかんもしれませんが、
そこまでです。
それ以上のことは何もしてくれることはなく、
訴訟を勧められたりだとか、そのぐらいの対応で終わりです。

”後は好きにしてください”と見放されているように
感じてしまう人も居るでしょう。
そういうシステムなので、仕方がないのですが、
役に立たないな~と思う人も居るでしょう。

②相談には乗ってくれても、特に動かない!

労働基準監督署に多いケースが”相談”だけで終わってしまう
パターンですね。
相談には乗ってくれますが、それで終わり、というパターンです。

親身になって相談に乗ってくれたり、
それは違法ですね~だとか、相槌を打ってくれたりはするけれども、
何もしてくれない、というパターンですね。

何かしてくれるのかな?と思っても、
何もしてくれない…
希望が一気に絶望に変わるような感じで、心底がっかりしてしまう
人もいるかと思います。

こうなってしまう理由としては
相談に乗ってくれる人はあくまでも相談専門だったりと、
実際に動く人ではなく、
あまり権限を持っていないことも多いのです。

前述したとおり、違法性が確実に判断できない場合などは
動いてくれませんし、とりあえず話を聞いてくれるだけで、
何もしてくれない、というケースは多く存在しています。

③個人の都合は配慮しない

労働基準監督署は個人の都合までは配慮してくれません。

訴訟しましょう、だとか、そういう突き放したような
感じになることも多いのです。
しかしながら現実問題、簡単に訴訟できるほどの
時間も費用もないよ!という人も少なくないかと思います。

労働基準監督署に行ったら解決すると思って行ったのに
実際には「訴訟をおすすめしますよ」みたいな対応だけで
終わってしまう。
そういうことも実際にあるのです。

そう簡単にできるか!と思ってしまうかもしれませんし、
そう簡単に訴訟なんてできるものではありません。

結局、相談に行ったけど、何の解決にもならずに
無駄足、になんてこともあるのです

④軽い違反はスルー

軽い違反であっても、違法は違法ですし、
本来は罰されるべきものではあるのですが、
世の中はそんな風に上手く回っていません。
ザンネンながら、軽い違反についてはスルーされてしまうことも多いのです。

もちろん、話は聞いてもらえるでしょう。
上でも書いた通り、相談員の方が話を親身になって聞いてくれるようなことも
あるかとは思います。
しかしながら、ザンネンなことに、話を聞いてもらえるだけで、
その先に進む可能性はまずありません。

例えば、サービス残業を30分させられた、だとか
そういうことでは動く可能性はまずありません。
労働基準監督署が動くのは、ある程度大きな案件だけです。
また、訴訟しても厳しいのが現実でしょう。
小さな違反は泣き寝入りするしかない、という冷たい世の中の現実が
浮彫になっています。

⑤多忙で手が回らない

労働基準監督署は多忙です。
ブラック企業も増えましたし、小さな違反をする会社なんて
そこら中にありますから、相談件数なども増えており、
手が回らない状況、というのも、事実のようです。
手が回ってもらわなくては困る!と思いたくもなってしまいますが
なかなかそうもいかないようです。

そのため、小さな案件は、相談だけで終わってしまったり
することも多く、何の対応もしてもらえないケースも多いようです。

また、監督署でありながら多忙で、ちゃんと監督できていない、
ということは、否定はできない事実でしょう。

⑥労働者の安全は保証されない

労働基準監督署に相談して、仮に監督署が動いたとしても、
労働者の安全は保障されません。
もちろん、労働基準監督署の側が〇〇さんから内部告発がありまして、
なんて言ったりはさすがにしないと思いますが、
労働者を守ってくれるかどうか、という点でお話をするのであれば、
ザンネンながら恐らく労働者のことは守ってくれないでしょう。

会社側はなんとなく「誰がばらしたのか」気づくものです。
そうなった場合、会社側からの報復まがいの”何か”はほぼ確実に
行われるでしょう。
会社は、グレーな手段、あるいは、ブラックな手段を平気で行うものです。
何らかの手段で、労働基準監督署に相談した社員を追い込み、
退職させたり、苦しめたりするはずです。

そういうことから守ってくれるのか?と言えば答えはNoです。
労働基準監督署が動いた後は、どうなってしまうのか、
それは分かりません。
ただ、恐らくは会社に居られなくなる場合がほとんどでしょう。
会社にそのまま居られる可能性もありますが、
何らかの理由で上手く会社からのけられてしまう可能性は
充分にあります。

そのため、労働基準監督署に何かを訴え出る場合は
そういう覚悟もどこかでしておかなくてはなりません。

”労働基準監督署”が絶対に守ってくれる!と思っているのであれば
それは監督署を過信しすぎです。
最悪の場合、職を失う可能性は充分にある、というリスクは
覚悟しておかなくてはなりません。
訴え出るな、という意味ではなく「そういうリスク」を理解しないまま
訴えてしまって「こんなはずじゃなかった」となってしまわないためにも
これだけは言っておかなくてはなりません。

ただ、違反を申し出るのは悪い事じゃないですし、
本来はそれが正しいことです

まとめ

労働基準監督署は、労働者の完全な味方、というわけではありませんし、
だからこそ、ブラック企業は世の中で野放しにされて蔓延しているのです。
今後も、ブラック企業の撲滅は難しいでしょう。

もちろん、労働基準監督署を有効活用していくのはとても良いことですが、
あまりにも過剰な期待を抱くほどのものではない、というのもまた、事実なのです。