職場にウイルスをばらまくという罪。目先のことしか考えていない!

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店員Kです!

風邪をひいたりしても、不調な部分を我慢して職場に行ったり、
インフルエンザになっているのにも関わらず、
それを隠して職場に行ったりする人も、世の中には居ます。
仕事上で迷惑をかけてしまう、
今日は休めない〇〇がある、そういった理由や、
会社が休むことを許してくれない、などという理由の場合もあるでしょう。

また、会社側も
風邪で休むな!インフルエンザで休むな!
迷惑をかけるな!
みたいな職場があるのは事実です。

しかし、これは、本来、あってはならないことですし
この考え自体が職場にウイルスをまき散らす
迷惑行為であるということを出勤する側、
もしくは出勤を強要している側はちゃんと
覚えておかなくてはなりません。

職場にウイルスをばらまく、ということは罪なのです。

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職場に汚染を広げるな!

よく、小学生のころなどに、特定の子に対して
「〇〇菌」みたいな、大人からみれば低レベルな嫌がらせ行為が
あったかと思います。
私の学校でも見たことはあります。

ですが、今回はそういうお話ではありません。
嫌がらせ目的でも、誹謗中傷でもなんでもなく、
風邪をひいたり、インフルエンザ、ノロウイルスなどに
感染している場合、その人間は”歩くウイルス”です。

風邪も、インフルエンザも、ノロウイルスも移るものですから
感染源になり得ることは否定できない事実なのです。

そのまま職場に行けば、どんなに予防していても、
誰かに風邪やインフルエンザを移してしまう可能性は
高まりますし、
マスクをしているからだいじょうぶ、だとか
そういう問題ではないのです。

ただ、現在の世の中は、
そんなことを配慮できない世の中になっています。
インフルエンザでも出勤させるどうしようもない職場も
あるぐらいですから、
感染予防、という面に関してのレベルは
とてつもなく低いのが現実です。

感染防止のための注意点をまとめていきましょう。

休まないことで周囲にかける迷惑

休まない・休ませないことで、
周囲にどのような迷惑がかかってしまうのか。
それを見ていきましょう。

まず、当然のことながら、風邪やインフルエンザなどを
「感染させてしまう」リスクが生じます。
移される側からしてみれば、大迷惑ですよね。
正直、休んでくれ、と思うような人も多いでしょう。

そして感染させた場合、相手が会社を休むことに
なるかもしれませんし、
相手の家族などにも感染が拡大する可能性があります。

加えて、風邪や病院などの費用に関しても、
その移された本人の負担になるわけですから、
超迷惑なのです。
また、仕事中も調子悪そうにしていれば、
周囲が気を遣いますから、
それもまた迷惑になりますよね。

ですが、移した本人が責任を取ることなんてないですし、
風邪やインフルの部下を無理やり出勤させた上司が
責任を取ることもありません。

移される側からすれば、大変な迷惑なのです。
辛い時ぐらい休んで、ということですね。

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休む勇気も必要

まず、社会人ひとりひとりが「休む勇気」を持つことも
大切になります。
中には酷い風邪やインフルエンザ、ノロウイルスであっても
それを隠したりして、出勤してしまう人も居ます。

もちろん、会社のブラックな環境がそうさせているケースも
多いと思いますが、それではいけないのです。
「調子が悪いので休みます」と言える勇気を
持つことも大切です。
案外、ちゃんと説明すれば、しっかりと対応してくれる会社も
あると思います。

が、それでも来いという会社や上司は、
考えを変えなくてはいけませんし、上司・人を雇う会社としての
資質が欠如していると言わざるを得ません。

会社側がどうしようもない会社で
休めない場合は、どうにもならないケースもあると思いますが
休める場合は、無理をせずに休むことが大切になります。
自分の仕事のこともそうですが、まず、周囲の人間に
感染を広めてしまわないかどうか。
それを、しっかりと考えていくことが大切になります。

あなた一人が休んだだけで
仕事が回らなくなるような職場は、そもそも職場として
問題ですし、いつか崩壊します。

会社側が強要しないように

会社側・上司の立場にいる人間が
「風邪ぐらいで休むな!」だとか「インフルエンザでも来い!」だとか
とんでもないことを言っている場合もあります。

これは、大きな問題です。
上司としての資質が大きく欠如していると言わざるを得ません。
もしも、病気の部下を無理やり出勤させて
倒れでもしたら責任を取ることができるのかどうか。
仮に、インフルエンザで苦しむ部下を出勤させて
部署に広まったりでもしたら、
自分は自業自得ですが、周囲の他の社員への対応はどうするのか。

恐らく、現実的な話をすれば、感染が広がっても
自分は何食わぬ顔をしているのでしょう。
休ませなかった人間のせいで感染が広がっても、
治療代を弁償したりすることも現実的に考えればないと思います。
移ったら移ったで仕方ない。
そのぐらいにしか物事を考えていない、
ということでしょう。

これは、自分本位すぎる考えですし、
改善しなくてはいけない部分です。

インフルエンザはそもそも出勤NG

インフルエンザやノロウイルスなどの感染症は
そもそも、常識として、出勤はNGです。
学校では出席停止になりますし、社会人になってからも、
会社によっては、しっかりとそのあたりが
考えられているケースも多いです。

しかしながら、その反対に、会社側が
インフルエンザやノロウイルスでも出勤を強要したり、
逆に、社員側が自主的に出勤してしまったり
するようなケースも存在しています。
それは本来、あってはならないことです。
感染を拡大させる恐れがありますし、
”来い”だとか”行こう”だとか、そういう考えは
感染を広める悪い考えです。

特に、インフルエンザや、ノロウイルスを職場に
ばらまく、もしくはばらまかせるということは
罪だと言っても良いでしょう。
そういった感染症に感染してしまったときには
しっかりと休んで治療するべきですし、
感染を広げないように会社側が率先して
判断を下すべきです。

会社が「休め」と言えば、
全ては解決することですからね。

法律上で、インフルエンザでは出勤してはならないということは
ないのですが、するべきではありません。

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会社側が休ませる環境を作る

風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの
体調不良の際には、気兼ねすることなく休めるような環境を
会社が作ることです。
これは、会社、”人を雇う側の責任”であると思います。

社員の側が”休んでも大丈夫かな”なんて思ってしまうような環境では
ダメなのです。”休め”と会社が姿勢を示すことが大切です。

会社側や一部の上司が体調不良の社員を強引に出勤
させているような空気のある会社は、もはや論外です。
感染をイタズラに拡散させようとしている、
やってはならない行為をしている。
そのことを、忘れてはいけません。

会社にとって、業務は大切なことですが、
だからと言って、どんな手段を使ってもいいというわけではありません。
社員の感染防止を考えるのは、会社側の役割です。

まとめ

風邪、インフルエンザ、ノロウイルス、その他の病気…
これらの状態で、会社に出勤する、ということは
本来は感染を拡大させるため、あってはならないことです。

軽い風邪程度であればともかく、
インフルエンザやノロウイルスなどの感染症などでも
出勤を強要する、というのは本当に信じがたい行為です。

そういう、感染防止を行うことが出来ていない会社は、
考え方を改めるべきです。
そうでないと、仮に今までは大丈夫だったとしても、
いつか大感染を起こす可能性があります。

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