ノロウイルスの予防接種やワクチンはないの?その答えは?

この記事は約5分で読めます。

ノロウイルスは非常に恐ろしい病気です。

激しい嘔吐や腹痛に襲われ、
場合によっては命を落すようなこともある上に
感染力も高いため、
注意しなければいけないもののひとつです。

特に冬場では
インフルエンザ共々、大流行することがあるので、
注意しなくてはいけません。

では、そんなノロウイルスの予防接種やワクチンは
存在するのでしょうか?
インフルエンザでは、予防接種が存在しており、
毎年流行時期の手前になると、
予防接種を受ける人も多いかと思います。

ですが、ノロウイルスの予防接種というものは
あまり耳にしませんよね?
実際のところ、どうなっているのかを
見て行きましょう

スポンサーリンク

現時点では存在しない

残念ながら、現時点では
ノロウイルスに対応した予防接種などは
存在しておらず、
インフルエンザのように予防接種で事前に
ノロウイルスへの感染を予防することは
できない、ということになります。

できれば、先に予防したい!という気持ちは
分かりますが、ザンネンながら
それができない!ということに
なってしまいます。

現状では、自分自身でしっかりと
感染しないように気を付ける、ということしか
方法はないのです。

ワクチン開発は行われているの?

ノロウイルスのワクチン開発などは
行われているようです。
実際にそういう情報も存在しています。

ただ、今すぐにでも
ノロウイルス予防接種が始められるか?と
言われれば現時点では、そうではありません。
今後もいろいろな研究が重ねられていき、
最終的にはインフルエンザやおたふく、はしかのように
予防接種をすることができるように
なるかとは思います。

ただ、それがいつになるのかは分かりませんし、
まだまだ先の話になるのではないかと思います。

いずれ、そういったものは
出てくるとは思いますが
少なくとも”今すぐ”は難しいと言うことですね。

スポンサーリンク

治療薬はあるの?

例えば、インフルエンザの場合だと
タミフルやリレンザなど、インフルエンザ用の
特効薬などが存在しています。

では、ノロウイルスにそういったものは
存在しているのでしょうか。

答えは、ザンネンながらこれもありません。
ノロウイルス用の薬というものは存在せず、
天敵などによる対処だったり、
一般の整腸剤だとか、吐き気止めだとか
そういったもので対処していくことに
なります。

ノロウイルス専用の薬、というものは
現時点では存在しない、
ということになります。

これも、インフルエンザと同じように
その開発されて
出てくるかもしれませんが
今の時点では
そういったものは「ない」ということになります。

インフルエンザに関しても、
最初はタミフルもリレンザもなく
普通の風邪と同じような薬が処方
されていました。
それが今では専用の薬がいくつも出ています。

ノロウイルスに関しても
いつの日か、インフルエンザと同じように
ノロウイルス用の薬が出てくるかもしれませんね。

確実に予防する方法はないの?

ノロウイルスを確実に予防する方法…
これは、ザンネンながらありません。
予防方法はありますが、
それでも、感染してしまうことは
あると思いますし、
”絶対にノロウイルスにはならない”という人間は
残念ながら存在しないでしょう。

予防方法としては
下記のようなポイントが挙げられます。

・手洗い、うがいをしっかりと行う
・流行期は人ごみを避けるようにする
・人ごみなどではマスクを着用する
・喉の乾燥を避け、定期的に水分補給を行う
・患者の胚珠物やおう吐物などの処理に気を付ける
・不特定多数の人間が使うトイレはなるべく使わない

このあたりになるでしょうか。
ノロウイルスは嘔吐物などを通して
ヒトから人へと感染するものになります。

そのため、もしも万が一自分にとって間近な家族や
毎日職場で顔を合わせるような人間が
ノロウイルスになってしまったような場合に関しては
感染するリスクが非常に高くなってしまいます。
その点には注意した方が良いでしょう。

治療はどうするの?

治療は、上でも書いた通り、
ノロウイルス用の特効薬などは
存在していないので、
対症療法を取るかたちとなります。
整腸剤や胃の薬など、そういったものを
利用しつつ、脱水症状には
点滴で対応するなど、症状に応じた
対応を行っていくことになります。

充分な水分補給と栄養の摂取を
行いつつ、なるべく安静にし、
あとは回復を待つ、
というのが基本ですね。
2、3日程度で症状のピークは
超えますが、その後も感染を広める
恐れがあるために
排出物などに関しては
周囲にいる人間は注意をしながら
対応をするようにして下さい。

一般的に学校や仕事は
休むべきですが
職場や上司によっては
ノロウイルスでも来い!などという
とんでもない上司がいるのもまた事実です。

そういった場合も、くれぐれも
無理をしないようにし、
自分で本当に無理だと思うのであれば
Noを突きつけることも、場合によっては
必要なことの一つになります。

まとめ

ノロウイルスは非常に恐ろしいものです。
予防接種のワクチンも現時点では
存在していないために、
確実に予防することはできません。

基本的な予防方法をしっかりと守りつつ、
あとは感染しないように祈る、
ということしかできないのが実情ですね。

そのうち、長い年月を経れば、
ノロウイルス向けのワクチンも出てくると思いますし
特効薬なども出てくるかとは思いますが
今の段階ではそういったものはありませんから、
自分自身でしっかりと身を守って行く、
ということが大事なポイントの一つになります。

予防は、しっかりと行っておくようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました