ペットボトル飲料を真夏に冷蔵庫以外で保管しても大丈夫なの?

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ペットボトルの飲料水は
未開封であれば基本的に
”常温での保存”の可能になっています。

例えばペットボトル飲料をケース買いした場合、
ペットボトルを全部冷蔵庫に入れるのは無理がありますし、
お店でも冷えていない状態で
ペットボトル飲料が売られていることは
ありますよね。

ですので、ペットボトルの飲料水は冷蔵庫に
入れずとも、保存することが可能です。

…が、とは言っても真夏の季節となると、
かなり暑くなりますし、
”常温で大丈夫って言われてもさすがにこの温度は
ヤバいんじゃ…”と思う人も多いのではないでしょうか。

私自身も、ペットボトルのお茶をよく飲むので
真夏に保管しておく時には、気になることもありました。

では、実際のところはどうなのでしょうか?

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メーカー推奨の正しい保管方法は?

ペットボトルの飲料水の
メーカーが推奨している保管方法としては

・常温保存
・高温多湿を避けて保存
・直射日光を避けて保存

となっているところがほとんどです。

また、ニオイの強いものの側での保管
(ニオイが移る可能性がある)も
避けることが大事になりますね。

この”常温”と言うのは
”日常生活の範囲内での温度”とされていて、
どの飲料水にも具体的な気温は
明記されておらず、
何度から何度までのことなのかは、
分野などによっても異なります。
(例えば、日本産業規格では5度~35度の範囲内とされています)

これらを守って保管していれば
確実に安心です。

…しかし、真夏となると、ご家庭や建物によっては
35度を超えるような気温になることもあると思います。
その場合は、大丈夫なのかどうかを、
見ていきましょう。

基本的には問題ない

真夏で、家の中が35度を超えて、仮に40度に近付いたとしても
ペットボトルが未開封であれば、
基本的に腐ったりすることはなく、
あるとしても、風味などが落ちる程度です。

また、風味が落ちる、と言うことに関しても、
35度を超えても、人間が出入りできるレベルの
温度なのであれば、基本的にほとんどの場合、
起きることはないと思います。

私も、37度前後の部屋でお茶を保管(せざるを得なかった)
時がありましたが、当然腐っていませんし、夏の間はずっとそこに
ありましたが、
味も変わったりはしていませんでした。

湿気や、その他の環境の条件もありますので、
100パーセントとは断言できませんし、
メーカーが明記している保存方法とは少しずれてしまっているので
”可能であれば”もうちょっと涼しい場所に設置した方が
確実ではあります。

とは言え、30度台後半ぐらいであれば、
基本的に飲み物が飲めなくなってしまう、とか
そういうことは、ありません。

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お店の倉庫などでも暑い場所に置かれている

そもそもの話になりますが
ペットボトルの飲料水などは、
お客さんの手に渡るまでに、
食品会社の倉庫や、スーパーなどの倉庫、
ネット通販などであればAmazonなどの倉庫など、
色々な場所で保管されています。

こういった倉庫内では場合によっては、40度などを
越えるような環境で保管されているようなこともあり、
色々心配する人もいると思いますが
実際は”既に購入前に暑い場所に置かれているもの”であることが
多いのです。

ですが、飲んでも何も問題ありませんし
腐ったり、変色したりはしていませんよね?

家の中の温度であればどんなに上昇しても
30度台後半~40度前後だと思いますから
それで飲み物が飲めなくなってしまう、
ということは、まずありえないことです。

直射日光は避けること。これは良くない

温度に関しては、真夏でも冷蔵庫の外で
保管する分には、大きな問題はありません。

しかしながら”直射日光”は絶対に避けるようにしてください。
暑くても良いので、直射日光は遮る場所で保管する…
これを、徹底しましょう。

直射日光に当てた状態のまま保管していると
ペットボトルの変形や、飲み物の変質などに繋がる
可能性が高まり、
腐るまではいかなくても、味の劣化などを
招く可能性は非常に高いです。

”直射日光”は絶対に避けるべきものなので、
保管の際には”暑さ”よりもまずは
この部分を気にするようにしてください。

開封済みはNG。要冷蔵で、なるべく早く飲む

↑で書いたのは、当然のことですが
”未開封の場合”の話です。
開封済みのペットボトルを、真夏の40度近い環境で保管すれば
味の劣化や、最悪の場合、腐る可能性もあります。

開封後は、冷蔵庫で必ず保管するようにし、
なるべく早く飲み切るようにすることをおすすめします。

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未開封の場合なら一度冷えたものでも大丈夫?

未開封のものであれば、
一度冷やしたものでも、
冷蔵庫の外に出して保管する分には
特に問題はありません(直射日光はNG)

再度冷やせば普通に飲むことができます。

ただ、冷蔵庫から出して、冷たさがなくなるまでは
水滴がペットボトルに多数つくので、
冷たさがなくなり、水滴が出なくなってから
箱などにしまう様にしてください。

まとめ

もちろん、涼しい部屋で保管することが
できるのであれば
それに越したことはありませんが、
夏場の家の中で普通に置いておくぐらいであれば
腐ったり、風味が落ちることはありません。

もちろん、メーカーの推奨する”常温”を上回っている場合
何の保証もメーカーはしてくれないでしょうし、
自己責任にはなりますが、
多くの場合、夏の暑さでも、
何か特別なことをしたり、特別な場所などではなく、
通常の範囲内の温度であれば、
問題はありません。

ほぼ100パーセントあり得ませんが
万が一変な味や違和感を感じた場合は
飲むのを中止するようにする、
ぐらいの注意でほとんどの場合、問題ありません。

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