自転車の空気が抜ける!空気を入れても抜ける場合の原因と対処は?

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自転車の空気は、定期的に少しずつ
抜けていくものですが、
「空気を入れてもすぐに抜けてしまう」場合や
「空気を入れても数日で抜けてしまう」場合は
”通常の状態”ではありません。

どこかに何かしらの異常・トラブルが
生じている、と考えた方が良いでしょう。

自分で治すことができる場合もありますし、
修理などが必要になる場合もありますが、
自転車の空気がすぐに抜けてしまう場合に
考えられる原因と対処法を、
それぞれ解説していきます。

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自転車の空気がすぐに抜けてしまう原因は?

自転車に空気を入れたはずなのに
”すぐに抜けてしまう”という場合は
いくつか原因が考えられます。

最も可能性が高いのは、
やはり「パンク」ですね。

ただ、自転車の空気がすぐに抜けてしまう理由は
パンクだけではなく
「虫ゴム」と呼ばれる部分の劣化や損傷などが
原因である場合も多いです。

大抵の場合は「パンク」「虫ゴム」そのどちらかで
あると考えてよいです。

場合によっては「バルブ」が緩んでいることに
よるもので閉めなおすことにより改善することもありますが
長年自転車通勤や私生活の利用をしていて、
遭遇したことは、私はありませんし、
周囲でも聞かないので、
基本的には「パンク」「虫ゴム」のどちらかだと
考えるのが、基本です。
(パンクと虫ゴムは私も経験したことが何度もあります)

まずは基本を確認してみる

空気が抜ける場合、大丈夫だとは思いますが
まずはちゃんとバルブ(自転車の空気を入れるところです)が
閉まっているかどうかを確認してみて下さい。
閉まっていない場合は、当然空気が抜けやすくなります。

また、空気を入れた際に「ちゃんと空気が入っているかどうか」も
確認して下さい。

「一度空気が入ったのに空気が抜けてしまった」のと、
「そもそも最初から空気が入っていない」のでは
全然訳が変わってきますからね。

そもそも空気が入っていない場合は、
空気が一瞬で抜けてしまうほどのパンクなどが生じているか、
空気入れが故障している、あるいは入れ方を間違えているかのどれかです。

基本的な部分は大丈夫だとは思いますが、
一応確認してみることをおすすめします。

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パンクしている場合

自転車がパンクしてしまっている場合は
当然空気が抜けていきます。

ただし、パンクはパンクでも、
パンクの度合いによって空気の抜け方は異なり、
”パンクすると一瞬で空気が抜けてしまう”という
イメージを抱いている人も多いと思いますが
これは、必ずしもそうとは限らないので、
誤解のないように、注意が必要です。

「スローパンク」と呼ばれるパターンもあり、
これはゆっくりと空気が抜けていくパターンで、
ある程度そのまま利用することができたり、
一度空気を入れると数日は空気が多少残っていたり…
という場合もあります。

空気を入れれば数日は持つ=パンクではない、
ということではありませんので、
この点は勘違いしないようにしましょう。

パンクしてしまっている場合に関してですが
結論を言えば「修理」するしかありません。
パンクが自然に直ることはありませんので、
自転車屋さんに相談するか、自分で直すか、
このどちらかで修理していく必要があります。

ただ、後述する虫ゴムとは違い、
パンクを自分で修理するためには
ある程度の材料と知識が必要です。

分かっている人であればそれほど難しい作業では
ありませんが、
そうでない人からすれば、時間もかかると思いますので
自転車屋に持ち込んだ方が早いと思いますので、
このあたりは「無理して自分で修理」する必要はありません。

自己判断で自分のやりやすい方法を選びましょう。

なお、自転車屋でパンク修理を行う場合の費用は
そこまで高額ではありません。
何か他に問題が見つかったりすれば話は別ですが
1000円台から2000円台ぐらいで
収まる場合が多いですね。
(※ただし、何があるか分からないので、
ギリギリしかお金をもっていかない、とかではなく
ある程度財布の中身は余裕を持っておきましょう)

虫ゴムが原因の場合

自転車の空気が(普通ではないペースで)抜ける=パンクと
考えてしまう人もいるかもしれませんが
必ずしもそうではなく「虫ゴム」と呼ばれる部分の
劣化が原因である可能性があります。

これは空気を入れる部分についている
ゴムのことで、消耗品になりますので、
自転車を普通に使っているだけでも
そのうち劣化して、この部分から
空気が漏れだすようになっていきます。
(虫ゴム、と画像を検索してみると、どれが虫ゴムかは
すぐに分かると思います)

自転車がパンクしていない場合、
小さなパンクで見落としているか、
あるいはこの「虫ゴム」が原因である可能性が高いです。

虫ゴムが原因で空気が抜けている場合に関しては
”虫ゴムを交換する”ことで対処することができます。

あまり聞きなれない言葉を聞くと
「パンクよりもひどい状況なのでは…?」と不安に
思ってしまう人もいるかもしれませんが、
虫ゴムが原因の場合「パンクより簡単に直る」状況なので
その点は安心してください。

ただ、パンクと同じで
虫ゴムも”放置しておけば直る”ということは
ありません。
自分で交換するか、自転車屋で交換してもらうかなどの
対応をする必要があります。

虫ゴムの場合は、虫ゴム自体が100円ぐらいで
購入できるので、それを使えば、
比較的簡単に交換することができます。
今では、交換方法を説明する動画などが
たくさん出ているので、
それらを見れば、ほとんどの人が問題なく交換
することができると思います。

とは言え、虫ゴムが手元になかったり、
面倒臭く感じたりする場合は、
自転車屋に持ち込んでしまうのが手っ取り早いです。

虫ゴムの効果ならお店でも数百円(100円~)で
交換してもらうことができますし、
時間も数分もあれば
(お店が混雑していて順番が回ってこない場合は別)
すぐに作業も完了するので、
虫ゴムに関しても、無理して自分で交換する必要はありません。

自分のやりやすい方で対処すると良いでしょう。

空気が抜けた状態で無理やり乗らないこと

パンクの場合は特に、空気が抜けた状態で
無理やり自転車に乗らないようにしてください。

自転車屋などに持っていく場合も
押しながら持っていくようにし、
絶対に乗っていかないようにすることが大切です。

と、いうのも無理やり乗ってしまうことで、
タイヤやホイール、チューブと言った部分を
壊してしまうことがあるためです。

こうなってしまうと、最悪、1万円以上の修理費が
かかることになってしまい、
個人での修理もできなくなってしまいますので、
絶対に「パンクしたら乗らない」ということを
覚えておきましょう。

私も学生時代にパンクしたまま無理して走って
9800円かかったことがあります。
そうならないようにしましょう!

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定期的にパンクしてしまう場合は?

これは、タイヤが消耗していて
交換する必要が生じている可能性もあります。

この場合は自転車屋さんに自転車を持ち込み、
自転車がすぐにパンクしてしまうことを
相談しましょう。

そのままにしておくと、
定期的にパンクを繰り返すことになります。

まとめ

自転車の空気がすぐに抜けてしまう場合は
「パンク」「虫ゴム」のどちらかが
原因である可能性が非常に高いです。

”よくわからない”という場合に関しては
自転車屋に自転車を持っていけば、
どっちが原因であったとしても、
対応して貰えますので、
分からない場合に関しては
自転車屋に持ち込んでしまうのが
一番の近道になります。

もちろん、お店であれば他の原因で
あったとしても、対応して貰えます。

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