自業自得では済まされない!無謀な歩行者や自転車の罪とは?

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最近では、交通事故のニュースを見ていると、
どう考えても、被害に遭われた歩行者側や自転車側にも
非があるような事例もよく見受けられます。

車が自転車とぶつかったり、
自転車が歩行者とぶつかったりすれば、
当然のことながら運転していた側が罪に問われます。

勿論、本当に前方不注意だったり危険運転が原因である場合が
ほとんどだとは思いますが、
中には事故に遭った側が、明らかに交通ルールを無視して
常軌を逸脱した行動に出ているケースもあります。

それに対して、自業自得、という言葉で片づけるのは
あまりに簡単なことですが、
自業自得じゃ済まされません。
自分の危険な歩行や、自転車走行が、
人の人生、自分の人生を大きく狂わせる可能性があることを
危険な行動をしている人は、よく考えるべきです。

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危険な歩行者や、危険な自転車は自業自得では済まない

私も、自転車でよく道路を走りますが、
時々、本当におかしい歩行者の方も居ます。
自ら命を投げたがっているのではないかと思うぐらいに、
申し訳ないですが、常軌を逸脱している動きをする歩行者は居ます。

車や自転車を日常的に運転している人なら、一度は
そういう人を見たことがあるのではないでしょうか。

どんなに気をつけて走っていても
”相手が自らぶつかってくれば”事故の防ぎようはありませんし、
それでも、自転車側や車側が罪となってしまいます。

もちろん、事故を起こした場合逃げてしまうことは
絶対にしてはいけませんが、
この流れ、大いに問題ありであると、思います。

交通ルールを守らないことが原因の事故

交通ルールを守らずに危険な歩行や
自転車走行をしていて、車にぶつかられたり、
自転車に轢かれたり…。
それは、当然起こりうることです。

自業自得!という言葉で片づけることのできない
大きな問題です。
交通ルール無視の危険な歩行者や自転車は、
”他人の人生をも壊しかねない”ということを
よく理解するべきでしょう。
法律で罰されることはなくても、
人として大きな罪であると考えます。

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被害者が100パーセント悪かったとしても…

仮に、100パーセント被害者側が悪かったとしましょう。
流石にそこまでの事例はあまりないですが、
自ら車に歩行者が意図的に突進していったとしても、
恐らく、現在の法律では、最悪の場合、車の運転手は逮捕され、
実名報道されかねません。
↑のようなケースであれば、さすがに何らかの対処は
されるとは思いますが、それでも一時的に逮捕されたりだとか
そういう可能性は十分にあるのではないでしょうか。

このことを踏まえた上で、無謀な歩行や自転車走行を
している人は考えてみましょう。

相手の人生を壊す可能性がある

冷たいようですが、命を投げ捨てるようなことをしていて、
命を落としてしまうのであれば、それは自己責任とも
言えるかもしれませんし、
自分自身、それで良いと思っているのであれば、
”誰にも迷惑をかけない”のであればそれでも良いかもしれません。
ですが、上でも書いたように、
”どうなってもいいや交通”をしている人を巻き込んでしまう
事故を起こしてしまった車やバイクの運転手、
自転車の運転手はどうなるのか。
よく考えてみて下さい。

恐らくは逮捕されます。
そのまま逃げる人はお話になりませんが、
その場にとどまり、懸命に対応しうた人であっても、
逮捕されるでしょう。
それが、今の法律です。

逮捕されれば、実名で報道される可能性が高く、
例え、相手に非の多くがある場合でも、
交通事故を起こして逮捕された、ということは
大変な重荷となります。
会社はクビになるでしょうし、人生の多くのものを失います。
まさに、相手の人生は壊れてしまうのです。

仮に、被害者側が100パーセント悪かったとしても。

もしも自分が交通ルールを守らず、平気で飛び出ししたり
しているのであれば、そのことをしっかりと考える必要があります。
自分が怪我をするので”だけ”なら自業自得で済みますが、
相手にとっては、そうではないのです。

他にも色々なところで迷惑をかける…

それだけではありません。
交通ルールを守らない”どうなってもいいや交通”をしていて
事故に遭った場合、相手だけではなく色々な人に迷惑を
かけることになります。

まずは、家族や知り合い。
例え、助かったとしても、悲しむ人が居るはずです。
そのまま犠牲になってしまったらなおのことでしょう。

そして、救急車や、警察の方。
”交通ルールを守らない人”が事故に遭ったことで
”余計な仕事”を増やされるわけです。
交通ルールを守って、事故に遭いさえしなければ、
警察の方も、救急隊員の方も、余計な仕事をする必要gは
なかったわけですからね…。

また、場所によっては交通規制などもかかるでしょう。

もはや、自分だけの問題ではないのです。
危なっかしい行動を街中でしている人は、
大いに反省するべきです。

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もしも身近にそういう人が居たら…

もしも身近にそういう人がいるから事故に
巻き込まれる前に、必ず注意しましょう。

例えば、自分の子供が信号無視して横断歩道を
渡ったりしているのであれば、
厳重に注意する必要がありますし、
友人が自転車で、無謀な交差点通行をしているのであれば
巻き込まれる前に注意するべきです。

↑のような行動をしていれば、いつか必ず事故に
巻き込まれることになります。
そしてそれは、無謀なことをしていた本人の自業自得では
済まされない。
相手のドライバーの人生を壊し、警察や救急の方に迷惑をかけ、
交通の妨げになる。
どれだけ多くの人に迷惑をかけることになるか、
そして自分たちにとってもどれだけ悲劇的なことになるか、
よく考えてみるべきです。

身近にアブナイことをしている人がいるのであれば
すぐにでもやめさせるべきでしょう。

法整備も必要?

街中を見ていると分かりますが
本当に「命は要らないです!」みたいな動きをしている歩行者や
自転車も多くなっています。
こういったものは、取り締まったり、
事故がもしも起きてしまった場合に、何らかの対応をできるように
法整備を行う必要があるかと思います。

もちろん、運転する側にも無謀な人間もたくさんいますし、
事故のほとんどが運転側に問題があるものだと思います。

ですが、中には事故に遭った側の無謀な行動、
明らかにルールを無視したおかしな行動が原因であることも
確実にあります。

それらに対して、真剣に向き合い、
法整備をする必要がある時期に来ているのではないでしょうか。

そうでなければ、これからも、色々な悲劇が生まれるばかりだと
思います。

以前に無免許運転のバイクか何かを轢いてしまって
逮捕されたドライバーの事件も見たことがあります。
内容も、明らかにバイク側に非があるものでした。
これは、さすがに酷すぎるでしょう。

こういうことを繰り返さないためにも、
交通ルールは守るべきですし、
ルールを守らなければ自分だって轢かれてしまう可能性が
あることを、全員がしっかりと認識するべきだと思います。

まとめ

交通事故の大半の被害者の方に非はありません。
ですが、少数ながら、非がある人がいるのも事実です。
被害に遭われた方を悪く言うつもりはありませんが、
明らかにおかしな行動をしている人は、
被害に遭う側になる前に、考えを入れ替えるべきでしょう。

自分でルールを破っていれば、
当然、被害者になる可能性は高いです。
ある意味、被害者であり、加害者になってしまうのです。

交通ルールはしっかり守りましょう。
守っていても、ドライバーの無謀な運転で事故に遭われる方が
居るのですから、守っていなければ
当然、事故に遭う可能性はさらに高くなります。
”自分だけの問題”ではないのです!

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