大学生の自転車ひき逃げ事件から学ぶこと。親の管理責任も大事。

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少し前に自転車に乗った大学生に
飛び出した子供が追突されて、
骨折の重傷を負うという事件が発生しました。

その大学生はそのまま走り去ってしまい、
そのことからひき逃げ事件として、
先日、大学生は逮捕されています。

まずは、お子様が無事だったことは
幸いと言えますね。

ですが、この事件、色々と学ぶべきことがあります。
それを見て行きましょう。

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事件から学ぶべきこと

飛び出した子供と大学生の乗る自転車が追突。
子供が骨折をして、大学生はそのまま走り去ったため
逮捕された、
概要としてはそんな感じです
(個人名や場所は実際の事件のお話なので、
ここでは具体的には書きません)

この事件、普通のひき逃げ事件と思いがちですが、
学ぶべきことが多くあります。

逃げてはいけない

まず、いかなる事情があろうとも、人と追突した時点で、
その場をそのまま走り去る、ということは絶対に
やってはいけません。
人とぶつかった状態で逃げれば100パーセント罪に
なりますし、逃げた時点で犯罪確定です。
極端な話、相手が自ら走ってぶつかってきたとしても、
逃げてはいけません。

そういう場合は周囲に目撃者が居れば
なんとかなる可能性もあります。
絶対に逃げるようなことはしないようにしましょう。

逃げることは罪です。
今回の事件で言えば、大学生の方は逃げた時点でアウトです。
気が動転している場合でも、逃げてはいけないのです。

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飛び出しはしてはいけない

今回の事件の証拠映像となっている映像を見ると、
子供にも非があります。
何の注意もせずに、あの交通量の道路を渡ろうとすることは、
自ら命を捨てに行っているようなものです。

助かったことはもちろん良かったことですが、
これは厳重注意するべきでしょう。
次は、助かるとは限りません。

映像をよく見てみると、
自転車にもしぶつかってなかったら、
そのまま車にぶつかっていたかもしれません。
そうなればさらなる惨事になっていたでしょうし、
繰り返さないようにするべきです。

子供の指導は親の責任

今回の件に限らず、やってはいけないことを
しっかりと指導するのは親の責任です。
それをしっかりと果たしていないと、
こういう事件が起きますし、
子供の予期せぬ行動に繋がってしまいます。

私は、接客業をしていましたが、
子供に満足な教育が出来ていないまま
子供を外に出していて、お店に迷惑をかけたのにも
関わらず「うちの子供は悪くない」みたいな逆切れを
するモンスターペアレントも多かったものです。

今回の件は、分かりませんが
子供の教育は親の責任です。

この件に関しても日頃、ちゃんと教えていたとしても、
今回のことを受けて、再発防止のため、しっかりと、
交通ルールについて教えてあげる必要があります。

映像見ましたが、本当に危ないですよ。
一歩間違えれば本当に車に轢かれてましたからね。

自転車走行の際の注意

私もよく自転車で走行しているのですが、
本当に、命を捨てたいの?見たいな人が居るのは
事実です。
急に飛び出してくる子供も居ますし、
急に自転車の前に堂々と歩いてくる高齢者も居ます。

基本、歩行者が居る場合は、常に警戒するべきです。
長年の自転車通勤の経験から、特に注意すべきなのは
子供と高齢者です。
常識では有り得ないようなとんでもない行動をすることも
多いですから、子供や高齢者が近くに居る場合は
極限までスピードを落として、
斜め上の予想までしっかりとしておくことをおすすめします。

極端な話ですが、
前に子供が歩いていたら急にこちらを
振り向いてきて笑顔でぶつかってくるかもしれない、
そのぐらいまで想定しておくべきです。

そうでないと、子供や高齢者の方の予期せぬ行動に
対応できない可能性もあります。

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もしも事故を起こした場合は…

今回の件から、もしも事故を起こしてしまった場合の
対応をしっかりと考えておかなくてはなりません。
当たり前のことですが、人とぶつかった場合は
相手の怪我の程度に関わらず、逃げない。
その場で最後までしっかりと対応する。
このことを、忘れてはなりません。

明らかに、相手に非がある場合でも、です。

今回のケースは大学生側も急いでいたようですが、
子供の側にも非はあります。
ただし、逃げてしまった時点で、100パーセント、
大学生側の非が決定的となりました。
もしも相手にも非があるのであれば、
まずは相手の怪我の状態や治療、救助を優先し、
その後でしっかりと事実を話すれば良いと思います。

現在の法律上、それでどうなるかはケース次第だとは
思いますが、
少なくとも逃げた時点でアウトなのだけは確実に
いえることです。

まずは相手の怪我の状況を確認、
必要であれば救急車を呼び、
なければ警察を呼んで対応を求める
(本当に軽度なもので、相手もその必要がないと
言っているのであれば、謝って、お互いに
同意した上で立ち去るのは良いとは思いますが)
は、最低限行うようにしましょう。

まとめ

今回のケースから学ぶべきことは、
・自転車は人と接触したら絶対に逃げてはならない
・自転車走行時には上記を逸脱した歩行者の存在も視野に入れる。
・親は、子供の教育をしっかりと行う。
・子供自身も可能であれば無謀な飛び出しはしないよう理解する

と、いうところでしょうか。
ひき逃げはもちろん許されることではありません。
そして、子供の無謀な飛び出しは、親の管理責任が問われます。
自転車側、保護者側、子供側。
それぞれにとって学ぶべきものがあるのではないでしょうか。

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