霧の日に自転車で走る場合の注意点!身の安全を確保するためには…?

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”霧”の日に自転車に乗る…

これは、想像しているよりも怖いことであり、
危険なことです。

私も実際に仕事帰りに急に霧が出てしまっている日に
自転車に乗って帰ったことがありますが、
普段は経験することのできないような、
危険を感じる体験でした。

日常的に霧が出る…なんてことは
ほとんどの地域でないと思いますが
どの地域でも、天候の条件などによっては
霧が出て来ることは実際にあります。

”霧が出ている際に自転車で走る場合”
どのような点に注意すれば良いのかを、
実際の経験談も元に、詳しく解説していきます。

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霧の日に自転車に乗っても良いの?

霧の日に自転車に乗っても良いのかどうか。

これに関しては
法律上で”霧の日に自転車に乗ってはならない”
などという決まりはありませんので、
霧の日に自転車に乗ること自体は
ルール上は”自由”です。

ただし、霧の日は視界も悪くなりますし、
当然、視界が悪くなるのはあなただけではなく
他の車は自転車にとっても同じことなので、
事故のリスクなどは通常時と比べても
飛躍的に上がります。

そのことをしっかりと理解した上で
安全に配慮しながら自転車を使う必要があるので
そこは注意するようにしましょう。

自信がないのであればやめておく

霧の日に自転車で移動することは
通常時よりも危険は増します。

もちろん、ちゃんと気を付けていれば
何事もなく目的につくことはできると思いますが、
それでも、”いつもより色々なリスクが高い”状態で
走ることになるのは間違いないので、
自分で強い不安を感じたり、
”大丈夫かな?”と思ったり、
霧の中、自転車で走る自信がないのであれば
やめておいた方が良いです。

”怖い”と感じるのであれば、
どうしても自転車で移動しなければいけない状態である場合を除き、
無理はしないことです。

無理をして、事故を起こしてしまったら、
大変なことになってしまいますからね…。

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ライトをしっかりとつける

霧の中では視界が非常に悪くなります。

そのため、たとえ夜でなかったとしても、
自転車のライトはしっかりと点灯させておくように
しましょう。

ライトをつけたところで、視界がいつもより
悪い状態であることには変わりありませんし、
夜にライトをつけた時と違って
”ライトをつけると極端に見やすくなる”と、いうことも
なかなかありませんが、
それでも”つけていないよりマシ”です。

また、ライトをつけておくことによって、
あなたの自転車の前方に歩行者や他の自転車・車などが
いる場合に気付いてもらいやすくなりますし、
あなたが気付いていない他の車などからも
”あそこに自転車がいる”ということに気付いてもらいやすくなるので、
事故を起こす可能性も、事故に巻き込まれる可能性も
飛躍的に下げることができます。

そのため、霧の中自転車で移動する場合に関しては、
必ず、自転車のライトをつけておくことを、
おすすめします。

スピードはいつもよりゆっくりと

霧の中、自転車で移動する場合は
”いつもよりゆっくりと”移動することを
心がけて下さい。

いつも自分が走っている速度を「10」とするならば
最低でも「7」「8」ぐらいまでには抑えて、
特に霧が濃い場合などに関しては
普段の半分程度までスピードを落とすイメージでしょうか。

…まぁ、”どのぐらいゆっくりにするか”は
マニュアル通りではなく、自分自身でその時その時の
状況で判断していただければと思いますが、
いずれにせよスピードに関しては
”いつもよりゆっくりと”を心がけることが大切です。

霧の中だと、どうしても視界が悪くなっているので、
前方に人がいても気づくのが”いつもより遅れる”わけですし、
歩行者側や他の自転車に関しても
”視界が悪い”ので、あなたの自転車に気付くのがいつもよりも
遅れることになります。

そのため、”運転している側”も”そうでない側”も
普段より反応が遅れることになりますので、
いつもと同じスピードで走っていると
ブレーキが間に合わず衝突する可能性があります。

そのようなことになってしまわないためにも、
いつもよりスピードは加減しておく、ということを
覚えておきましょう。

霧の中、万が一急に人が飛び出してきたりした場合、
普段通りの速度だと、”避けるのが相当難しい”ので
注意が必要です。

いつも以上に周囲の様子に気を配る

霧の日は、スピードを落とすこともそうですが、
いつも以上に”周囲の様子”に気を配るようにしてください。

極端な話をすれば、
霧のせいで視界が悪く、
あなたに気付かず、普通に信号待ちしているだけなのに
他の自転車が衝突してくる可能性もあるわけです。

ですので、”いつも以上に”霧の日は周囲の状況把握は
しっかりとしておきましょう。

霧の日は特にイヤホンなどを聞いたり、
傘さし運転(晴れの日でもNGですが)をしたり、
絶対にしないようにしてください。

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他の自転車との距離はいつも以上に取る

他の自転車との距離は”いつもよりもさらに”
幅を取るようにしてください。

その理由としては、
”前を走る自転車”も、急な飛び出しや、
急に何かが視界に入って急ブレーキを
踏んだりする可能性が
”いつもより高い”ためです。

ただでさえ視界の悪い状況の中で、
前の自転車に急ブレーキを踏まれたら
とても避けることはできませんので、
この点も、しっかりと注意するようにしてください。

時間に余裕を持って移動する

帰宅時など特に”決められた時間までに目的地に
到達しなければいけない”という状況でないのであれば、
気にする必要はありませんが、
”霧の中を自転車で移動する場合”、
いつもより時間がかかります。

私自身もいつもの1.5倍程度時間がかかりました。

そのため、もしも”出社時”だとか”通学時”
あるいは誰かと待ち合わせをしている場合などは
”いつもより時間に余裕を持って移動する”ようにしてください。

確実に時間内に到達するためには
”いつもの2倍程度”時間を確保しておくと
安心だとは思いますが
それが無理な場合でも”ある程度余裕をもって”移動を
開始することをおすすめします。

障害物などへの衝突にも注意

私も実際に経験したことですが、
視界の悪いときは、本当に”いきなり”目の前に
障害物が現れます。

これが人だったと思うとぞっとしますが、
人でなくても、障害物に衝突することは
非常に危険ですので、
こういったことを避けるためにも
”いつもよりスピードを落としておく”ということは
とても大事なことになります。

子供の自転車は非常に危険

霧の中を自転車で移動するのは
平常時と比べて多くの危険を伴います。

そのため、霧の中、子供が自転車で移動すると
なると非常に危険です。

例え、親と一緒に移動するのだとしても、
親自身も、いつもより色々なことに注意しなければ
いけない状況なわけですから、
子供のことにまで上手く気配り出来ない可能性もあります。

子供の場合は、特に↑のようなことも
なかなか想像できないと思いますし
非常にリスクが高いので、
霧の日は出来る限り自転車に載せることは
避けた方が確実です。

何かあってから後悔したのでは
遅いですからね…。

まとめ

霧の中、自転車で移動するのは
”いつも以上に多くの危険”を伴いますので、
何事に対しても慎重に、運転することを
強く、おすすめします。

実際に私も霧の中、自転車で移動したことがありますが
普段から毎日のように自転車に乗っていた私でも
恐ろしく感じる部分はありました。

例え霧が出ていても事故を起こせば
被害者か、あるいは加害者になってしまいますから
絶対にそのようなことにならないよう、注意しましょう!

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