高齢者の乗る自転車を見かけたら…?安全のためのポイントと注意点!

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街中で高齢者の方が乗る自転車を見かけた場合には、
”より一層の注意”が必要です。

と、いうのも、私は学生時代を合わせて、かなりの年数
自転車で通学・通勤していましたが
”危険”を感じるような行動をされる方が
とても多いのです。

もちろん、全ての高齢者の方がそうだ!というわけでは
ありませんし、高齢者の方以外が運転している自転車にも
注意する必要はありますが、
より一層の注意をする必要があります。

自分が徒歩でも、同じ自転車でも、車でも、バイクでも
これは同じことなので、
しっかりと覚えておきましょう。

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高齢者の乗る自転車には細心の注意が必要

これは、高齢者の方が悪い、ということではなく
”人間の宿命”とも言うべきことで、
誰であろうと、人間、歳を重ねれば、
どんどん色々な能力が落ちていくものです。

自転車に関係する部分でもそれは例外ではなく、
例えば”判断力”が落ちてしまい、
若い頃は絶対にしなかったような”奇妙な運転”をしたり、
どう考えても危険な行動をしてしまったりするようなことも
出てきますし、
急に体調不良になるリスクも年齢を重ねれば重ねるほど
上がっていくものです。

また、身体的な運動能力自体も落ちているわけですから
場合によっては急に転倒するようなことだって考えられますし、
聴力も、年を重ねれば重ねるほど、落ちていく人は多いです。

そう言った点を考えれば
高齢者の乗る自転車には、より細心の注意をしてあげることが、
相手のためにも、自分のためにもなるのです。

例えば、前を走っていた高齢者の自転車が
いきなり意味もなく横に倒れて来て
”自ら車にぶつかってきた”ような状態でも
車が悪者になってしまいますし、
突然、前を走っていた高齢者の自転車が
意味のないところで急に急ブレーキを踏んで、
それにぶつかったとしても、こちらが悪者になってしまいます。

ですので、高齢者の自転車に気を付ける、という点は
自分の身を守ることにもつながるのです。

突然予測不能な行動をすることが多い

高齢者の自転車は、若者の派手な運転とは”また違う危険”が
存在しており、
”予測不能の動き”をすることが、他の世代に比べて多いです。

この理由としては、↑でも書いたように、色々な能力の低下
などが挙げられると思いますが
判断力や集中力など、色々なものが落ちてしまっているため、
本人に悪気は全くないとは思いますが、突然奇妙な行動に
出る方も多いのです。

ケースとしては

・ふらふらと走行する
・理解できていない様子で赤信号を堂々と渡る
・何もない場所で突然急ブレーキを踏む
・道を譲るような仕草をしたあとに突然走り出す。
・突然自転車ごと倒れる

など、色々なケースがあります。

全て、私は実際に見たことがあり、
急ブレーキに関しては、私も自転車に乗っている際に、
前を走っていた高齢者の方の自転車に、
突然踏まれて避けるために私が怪我をしたことすらあります。
(その高齢者の方は、何が起きたのかも分からない様子で
何も表情を変えずに走り去っていきました)
幸い、スピードが出ていなかったので、衝突は回避できましたが
あの何もない道で突然急ブレーキを踏まれてしまっては
もはや避けることもできません。

こういうこともあるので、
高齢者の自転車にはより細心の注意を払う必要があるわけです。

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距離にかなり余裕を持っておく

高齢者の運転する自転車を見かけた際には
”通常よりもさらに距離を取る”ことをおすすめします。

なかなか難しい場合もあると思いますが
例えば、自転車同士なら
”普通の自転車”であれば”このぐらい車間距離を開けておけば安全だな”
という距離があると思いますが、
自分の中でそう思う距離の”2倍”は確保しておいた方が良い、ということです。

前述の通り、突然理解しがたい行動に出ることも
高齢者の方の自転車の場合”特に多い”ので、
万が一、何か奇妙な行動を取ったとしても
回避できるように、”いつもより多めに距離を保つ”ということを
強くおすすめします。

極端な話”突然目の前で急ブレーキを踏まれても避けられる距離”は
確保しておいた方が良いです。

注意深く観察する

高齢者の運転する自転車の近くを走行する・歩く場合は
いつも以上に注意深く、その様子を常に把握するようにしてください。

少しでもよそ見していると、何か異変が起きた際に
追突してしまったり、逆にぶつかられてしまったり
する可能性も十分にあります。

もちろん、道路を移動している以上は
その人の自転車ばかりを見ているわけにも行きませんので、
周囲にも気を配る必要はありますが、
それでも、高齢者の自転車の動向については
なるべく多めに確認し、他のことよりもさらに注意をしておく、
ということをおすすめします。

事故が起きてしまってから後悔しても、遅いですからね。

クラクションやベルを過信しない

高齢者の方は、耳が遠くなっている方も多いです。

これは、自転車とは関係ありませんが
長年接客業で働いている際に
改めて実感することができた点の一つです。

もちろん、これはその本人が悪いのではなく
人間、誰でも”いつかは通るかもしれない道”なので、
仕方のないことではありますが、
事故に巻き込んだり、巻き込まれないように
この点は覚えておかなくてはなりません。

そのため、車の場合クラクション、
自転車の場合ベルを鳴らしても
”自転車を運転中の高齢者の方”には
聞こえていない可能性も高く、
”クラクションを鳴らしたから大丈夫だ”などとは
思わないようにしてください。

”恐らく聞こえていないだろうな”ぐらいの考え方で
慎重に行動することをおすすめします。

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追い抜くときには要注意

車の場合でも、自転車の場合でも
高齢者の運転する自転車を追い抜く際には
注意が必要です。

例えば、車道の脇を走っている高齢者の自転車がいて、
車で走っている場合には、当然追い抜いていくことになると思いますが
この時、”細心の注意を払う”ようにしてください。

何故ならば、”大丈夫だと思っても、急に横に飛び出て来る可能性がある”
ためですね。
先程書いた急ブレーキもそうですが
”普通ならしないであろうこと”をする可能性も高いので、
車が後ろから来ているような場合でも”突然”横にずれてきたりする可能性もあります。

そもそも、音が聞こえてなくて気付いてなかったり、
振り返って確認しても、判断力の低下から、そのまま車道を横断されたり
している方もいます。

また、常にふらふらしていたり、急にバランスを崩すようなことも
ありますので”いつも以上に注意して追い抜く”ようにしないと
非常に危険です。

自転車の場合も含め、高齢者の自転車を追い越す際には
”いつも以上に注意するように”心がけて下さい。

動きが怪しい場合は直ちに離れる

自分の近くに高齢者が運転する自転車がいて
”動きがおかしい”(例えばかなりふらふらしているなど)ということが
あった場合は”ただちに”距離を取るようにしてください。

近くにいるのは危険です。

これは徒歩の場合でもそうで、
私も背後からぶつかられたこと(この時はおばあさんでした)が
ありましたので、
”できる限り”離れておく、ということを
頭の片隅に入れて置いた方が確実であると思います。

まとめ

高齢者の運転する自転車は
色々なリスクが高まっています。

極端な話、”突然意識を失うリスク”も
やっぱり若い人よりは高まってますので
当然のことながら
”ほかの自転車よりも、注意深く”
様子を確認し、なるべく危険がないように
していく必要があります。

相手を怪我させることを避けたいのはもちろん、
自分自身がトラブルに巻き込まれないようにする、という意味でも、
高齢者の運転する自転車には、
他の自転車以上に、注意を払うべきでしょう。

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