社会は必ずしも年功序列ではありません。
能力のある人間が上に上がって行くのは当然ですし、
時に理不尽な理由で、先に後輩が上に上がって行くこともあるでしょう。
また、世の中は出世が全てでもありません。
出世以外の部分を大切にする人もいますし、
そういった人は、出世を望みませんから
結果的に後輩が先に出世するようなことはあるでしょう。
もしも後輩が先に出世した場合…
自分が気にしている、気にしていないに関わらず
”してはならない行動”というものがありますから、
注意するようにしましょう。
迷惑行動に注意！注意するべき点は？
後輩が先に出世したとした場合も、
特に気にする必要はありません。
深く考えてしまうことは逆効果になります。
このことは忘れないようにしましょう。
変に意識してしまうと、
あなたが意図している、していないに関わらず、後輩に多大な
迷惑をかけてしまう可能性もありますし、
場合によっては自分自身の評価を下げてしまうような
結果になってしまう可能性もあります。
下記のような点には、注意していきましょう。
①嫉妬しない
出世を気にしていない人であれば大丈夫だとは思いますが
出世を気にしている人の中には、嫉妬してしまう人も
いるでしょう。
ただし、嫉妬してしまっても、それで自分が出世できるのか？
と言われれば答えはＮｏです。
悔しい！という感情は自分を奮起させるきっかけになるかもしれませんが
醜い嫉妬心を表に出してしまえば、会社や周囲からの評価は
さらに落ちてしまいますし、先に出世した後輩にも
迷惑をかけることになってしまいます。
そういったことになってしまわないためにも、
嫉妬を仮にしてしまったとしても、嫌味を言ったりだとか、
そういう小さなことはしないようにしましょう。
例え、会社の理不尽な評価だったとしても、
嫉妬して自分にプラスになることは何一つありません。
ですので、嫉妬しないように注意することは非常に大切なことになります。
基本的には、何も言わず、普通におめでとうと言ってあげることが
大切なポイントであると思います。
変な態度をすれば、周囲からは見苦しいやつだと思われてしまいますし、
後輩からしても「やりにくいなぁ」と思われてしまいます。
②仮に上司になったら…
後輩が先に出世した場合、後輩があなたの上司に
なる可能性も十分に考えられます。
そんなときに、自分は先輩だから！と先輩風を
吹かせてしまうと、仕事上の妨害になり、
後輩も困りますし、周囲も困ってしまうでしょう。
年功序列の意識が強い人もいるかもしれませんが、
出世はそれが全てではありません。
年齢に関係なく、功績を出した人が先に
上に上がることもありますし、
運の要素もあります。
また、担当している仕事の関係だったり、
上司から気に入られているかどうかなどなど、
あらゆる要素がここには絡んでくるのです。
そのため、必ずしも年齢順に出世していく、
とは限らないのが今の世の中ですね。
そのため、自分より年下の人間が
自分の上司になったり、
自分の後輩が自分の上司になったりするような
ことも実際に起こり得ることです。
そんな際に、ひねくれてしまったような
態度を見せれば、周囲からのイメージを
さらに悪くなってしまう可能性もありますから
この部分は注意して下さい。
ちゃんと、後輩であろうと、上の立場になった場合には
ある程度はその方針に従わなくてはならないのです。
③深く考えないようにする
後輩の出世を深く考えてしまうから
嫉妬だとか、その他の感情に繋がってしまうのです。
そうなってしまわないためにも、後輩の出世、ということに対して
あまり深く考えたりせずに、もっとライトに考えてみることを
おすすめします。
深く考えれば考えるほど、
嫉妬心が膨れ上がったり、疑心暗鬼になってしまったり、
上層部に対する不信感ができてしまったり、
自分自身に対してマイナス思考になってしまったり、
そういう「負の面」がどんどん強くなってしまう可能性もあります。
こういった部分は自分にとってプラスになることは
ありませんから”深く考えないようにする”ということは
とても大切なポイントの一つであるかと思います。
”後輩が出世”した。
それだけでいいのです。
あとは祝福してあげれば、良いのではないでしょうか。
④陰険な嫌がらせをする
出世した後輩に対して陰険な嫌がらせをする行為。
これは、最低レベルの行為であり、
あなた自身の信用を失墜させる可能性のある
大変愚かな行為です。
絶対にそのようなことがあってはいけませんし、
そんなことをしていると、自分の出世もより
遠のいたりする結果になるでしょう。
陰険な陰口、嫌がらせ、あることないことを
言いふらす、本人に嫌味を言う。
これら全て、非常にレベルの低い行為であり、
こういうことをする人は、
そもそも、その性格こそが、後輩に先に出世されてしまった原因
かもしれません。
そういうことをしないように、注意する必要があります。
⑤理由を追及しない
後輩が自分よりも先に出世した理由を追及しないようにしましょう。
直接上司などに「どうしてですか！」と尋ねれば、それはそれで
おかしな行為ですし、会社側からの評価がそういった行動で
上がることはありませんし、むしろ下がる可能性もあります。
本人に尋ねるのも本人を困らせてしまいます。
ですので、後輩が先に出世した理由は
気にしないようにするのが一番です。
人は人、自分は自分、
それで良いのです。
また、一人で「どうしてあいつが先に出世したのか…」だとか
そういうことを考え込まないようにしましょう。
どんなに考えたって出世した原因は分かることはないでしょうし、
何かの答えに辿り着いたとしても、それは憶測でしか
ありません。
考えれば考えるほど余計に気になってしまうものだと思いますし、
色々と気にしてしまうことは逆効果でしかないので、
細かい事は気にせずにやっていくことが大切であると思います。
⑥何か言ってくる人は相手にしない
中には”後輩が先に出世したこと”に関して
何か言ってくるようなどうしようもない人が
いる可能性もあります。
そういった相手は無視するのが一番です。
自分自身が気にしていないのであれば
気にならないとは思いますし、
放っておけばいいのですが、
自分自身が気にしている場合は
後輩が先に出世したことを色々言われると
嫌な気持ちになってしまうかと思います。
ですが、そこで逆上してしまったりだとか、
反論してしまえば、相手がさらにおもしろがるだけですし、
周囲からの目線も決して良いものにはならないでしょう。
そのため、適当にあしらっておくのが一番です。
あなたが過剰に反応しなければ
相手もそのうち何も言わなくなるはずです。
もしもどうしても相手がしつこい場合は
会社に相談してみるのも良いかと思いますが
相手も、仮にも社会人ですから、そのうち自分のしていることの
愚かさに気付いて、何も言ってこなくなるはずです。
⑦人は人、自分は自分
出世だけが世の中の全てではありません。
後輩が先に出世しようとも、
それは「人は人、自分は自分」ぐらいのドライな
考え方で十分なのです。
何も張り合う必要はありませんし、
出世したから優れているのか、と言われれば
必ずしもそうではありません。
自分は自分であり、後輩は後輩である、
それだけで良いのです。
深く考える必要もありませんし、
出世する、しないも好きで良いのです
まとめ
後輩が先に出世しても、
何も気にすることはありません。
自分も追いついてやる～と奮起するぐらいなら
良いですが、嫉妬したり、落ち込んでしまったり、
そういうことはないようにしたいものです。
結局のところ、そういったアクションは
自分にとってプラスになることはなく、かえってマイナスになって
しまいますから、素直に後輩の出世を祝福してあげて
自分はいつも通りにしている、というのが一番なのです。
出世には運もありますし、
色々な要素が絡みます。
そもそも、世の中は出世が全てではありません！
