フリーターのデメリット9つ!フリーターのマイナス面とは…?

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今の時代「フリーター」と呼ばれる人も多いですよね。
正社員ではなく、アルバイトや派遣社員などで生計を立てている人のことです。

私も、店長になる前まではフリーターでした。
今の時代、正社員になるのって本当に難しいです。

資格がある人でさえも厳しいらしいですからね…。

そのため、フリーターという道を選ぶ人も多い現代。

しかし、フリーターにはデメリットもたくさんあります。
今回は、そのデメリットについて書いていきたいと思います。
デメリットもしっかりと受け入れたうえで
道を選ぶことが大事です。

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フリーターのデメリット

もちろん、メリットもあるのですが、デメリットも多いです。
メリットとしては簡単にまとめてしまうと
「ある程度時間に自由が利くこと」
「正社員に比べて採用時や退職時の手続きが楽」
「異動がない」あたりでしょうか。

しかし、メリットがあれば当然、デメリットも存在します。

そのデメリットとは何なのか。
それを順番に見ていきます。

収入が少ない

まぁ、まずはこれですね。
当然のことながら、収入は、普通の正社員より少ないです。
必死にフルタイムで掛け持ちすれば、話は別ですが、
時給換算すれば確実に少ないのは確かです。

フリーターとして生きていくのであれば年収は
低い事を覚悟しなければならりませんし、
日々の給料も、正社員のようにはいかないでしょう。

収入が少ないということは、生活が苦しくなったり、
趣味に費やせるお金が減ったりするということです。

贅沢な暮らしをしたり、
結婚して家族を養ったりしていきたいのであれば、
フリーターという選択肢は、なかなか厳しいものが
あると思います。

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安定性が無い

フリーターだと、いつ契約を切られてもおかしくないです。
アルバイトも、多くの職場では、恐らく「一定期間ごとに契約更新」という
スタイルをとっていると思います。

そのため、「次の契約期間終了時にやめてもらう」ということが
可能になってしまうわけです。

いつまでも、ずっとその職場で働き続ける…というのは
流石に難しいかもしれません。

例えば、お店などの場合、店舗が閉鎖になれば、
大抵の場合は、そのまま退職になります
(たまに異動できるケースもありますが)

業績が悪化して来ればシフトをけずられたりすることも
あるでしょうし、アルバイトスタッフの人数を減らすため
契約を更新せずに終了にしてくる可能性もあります。

私は店長をやっていたのでよく分かるのですが
本部が「人件費削減!」と騒ぎ出した際に、
本部は最初に「バイトを削れ」と言います。

そうです。
何かあれば真っ先に削られるのはアルバイトスタッフの
皆様なのです…。

世間からのイメージ

別にフリーターは悪い事ではないのですが
「フリーター」ということに良いイメージを持っていない人が
居るのは事実です。

例えば、何か契約を結ぶときでも、フリーターだと
不利になる場合があります。
「安定していない」と判断されるわけです。

また、結婚などの際も不利に働くのは
間違えないでしょう。
相手方の両親が、結婚相手の職業がフリーターだと
知れば猛反対してくる可能性もあります。

そして…余談ですが
私のアルバイト時代の店長さんは、若い頃に職業を聞かれて
「フリーターです」と答えたら
「そうか、無職か」などと言われたようです(汗)

そういう認識の人も居るってことなのでしょう。

社会保険に入りにくい

まず、勤務時間が一艇を超えていないと社会保険に
入ることはできません。
そして、超えたとしても、会社側が嫌がる場合も多いのです。

もしくは、一定時間を超えないようにシフトを減らされることも。

そのため国民健康保険や国民年金に加入することに
なるのですが、割高になってしまうのが痛いところです。

加えて、会社の福利厚生などの面でも正社員と比べると
冷遇されていることが多いです。
なかなかうまくいかないものです。

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有給休暇が無い!

いえ、、法律上は一定以上働いていれば有給休暇は
あるのですけれどね…。

でも、無いんです。事実上は無い。

有給休暇がある!というところもごく稀にありますが、
私の知っている限りではバイトで有給休暇が「取得できる」ところは
無かったですね…。
便宜上、存在はしている!というところはあるみたいですが…。

なので、有給休暇は満足に取得できないと思っていた方が
良いです。

急に体調不良で休めば、その分稼ぎが減ってしまう!
…そういうことになりますね。。

仮に、無理やり有給休暇を取得したとなると、
恐らくいいように適当に理由付けされて
契約を切られるか、シフトを減らされるかするはずです。

ひどいものですが、それがこの世の現実です…。

ボーナスは無い!

賞与などという嬉しいものがアルバイトスタッフさんにまで
出る!なんてことはほとんどないでしょう。
ボーナスは無いと思ってください。

ボーナスって、サラリーマンにとっては結構大きな収入源でも
あります。
しかし、それが無いと言うことは、上で書いた給料面以外でも
正社員とフリーターでは収入に差が出来てしまう…
ということになります。

退職金も無い!

フリーターには退職金もありません。
老後の大きな資金源となる退職金。
しかし、これも貰えないのです。

温情で貰えるところもあるかもしれませんが、
もしももらえたとしても、それは正社員のものより大幅に少ないでしょうし、
大抵の場合は貰えないと思っておいて間違えないです。

そもそも、退職の年齢になる前に、
若い頃に初めたアルバイトは何だかんだ理由をつけて
契約を切られることが多いと思いますが…。
(居酒屋とかコンビニとか、定年の年齢まで働けるところは
少ないと思います)

基本的に立場も弱い

アルバイトスタッフだと、やはり立場も弱いです。
例えば、店長が「シフトを減らしたい」と言ってきた場合。
正社員であれば意見することもできるとは思いますが、
アルバイトスタッフさんの場合は、シフトを減らしたい、と
言ってきた店長に対して反対意見を述べたり
「それは困る」と意見した場合、

「それだったら他のところに行けば?」と言われて
しまう可能性も高いのです。

他の色々な部分でも、ザンネンンながらアルバイトスタッフさんは
立場が弱いです。

例えば、私の旧勤務先では、
とある取引先と会社で簡単なトラブルがあった際に
「いざとなったらバイト君がやったことにすれば良い」などと
本部社員が言っていました。

このように、フリーターの方を軽視している人がいるのも
残念ながら事実です。

長期化すればするほど…

もしもそのうち正社員に…と思っている方は気を付けた方が良いです。

フリーターの生活が長期化すればするほど、正社員には戻りにくくなります。

面接時の履歴などが空白になってしまいますし、
履歴にフリーター時代のことを書いてもプラスにはならず、
面接担当者によっては、フリーター期間があまりにも長い人を
敬遠する可能性も。

また、年をとればとるほど、
正社員で雇用される、ということは非常に難しくなっていきます。

フリーターとして1年、2年とどんどん時間が経過
していくにつれて、正社員になるのは困難になっていくでしょうね…。

まとめ

フリーターで居ることのデメリットを紹介しました。

勿論、フリーターにも良いことはたくさんあるのですが
「生涯フリーターで行くか」と決断する前には、
上のようなデメリットもある!ということだけは
しっかりと理解しておかなくてはなりません。

これらを読んで「う~ん」と思うようであれば
正社員の道も模索しながらやっていった方が良いと思います。

もちろん、フリーター自体が悪いもの!というけではないので、
気にする必要はありませんが、
辛い部分があるのもまた事実だと思います。

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