加湿器って効果はあるの?安全に利用するための注意点!

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冬場になると「加湿器」を利用する人も
多いと思います。

大きいタイプのものから、
最近はUSBケーブルなどで利用できる
小型のタイプの加湿器も登場しており、
以前よりも手軽に加湿器を入手しやすくなっています。

では、この「加湿器」は本当に効果はあるのでしょうか。

加湿器に効果はあるのかどうか、
そして、加湿器を利用する際の注意点などについて
解説していきます。

もちろん「加湿器」と一言で言っても
色々な種類がありますので、
お使いの商品の説明書などと照らし合わせながら
総合的に、判断をしてみて下さい。

間違った利用方法で利用していると
「効果なし」になってしまったり
ごくまれですが最悪の場合「命」に関わるような事態に
繋がって来る可能性もありますので、注意しましょう。

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加湿器の効果は?乾燥対策やウイルス予防になるの?

加湿器自体は、確かに「効果」のあるものです。
機種にもよりますし、
あまりにも小さいものは気休め程度の効果しか
なかったりするものもありますが、
効果が全くない、ということはなく、
正しい使い方をしていれば
確実に効果はあります。

ただし、勘違いをしてはいけない点としては
加湿器を使っている=風邪を引いたりインフルエンザになったりしない
ということではないので、
効果を過大評価しすぎないことは重要です。

加湿器を使っている部屋に常にいるような状態でも
感染予防目的なら、手洗いやうがいなど、
そういったことはしっかりとする必要がありますし、
加湿器を使っていても、当然のことながら、風邪やインフルエンザに
ならないわけではないので、
その部分については、注意が必要になります。

また、先ほど書いた通り、使い方によっては
逆に危険なものになってしまう場合もありますし、
設置場所によっては効果が薄れる可能性も
ありますので、その点も注意しましょう。

では、ポイントをそれぞれ解説していきます。

設置場所に注意!

加湿器を設置する場所。
まずは、これに注意しなくてはいけません。
設置する場所を間違えると、カビが生えやすく
なってしまったり、
効果が薄れてしまったりしてしまいます。
そのため、しっかりと設置場所を
考えるようにしましょう。

一番良いとされているのは「部屋の真ん中あたり」で、
窓際などを避けること、とされています。

もちろん、部屋の配置の都合上もあると思うので
ど真ん中に置きなさい!ということでは
ありませんが、ある程度、
下記のようなNG箇所を意識して
設置場所を決めておくと良いと思います。

NGなポイントとしては
・窓際、出入り口付近
・カーテンの側など
・換気扇など換気する箇所の真下
・エアコンの風が当たるような場所
・木製の家具のすぐ側

このあたりになります。

理由としては、
窓際、出入り口付近、カーテンの側、エアコン、木製の家具の側
などに関しては「カビ」の原因となり
最悪の場合は、体調にも影響を与えることになってしまう
リスクを高めるため、ですね。

換気扇の真下は、単純に加湿器の効果が望めなくなってしまう
(つけていても意味がなくなってしまう)
ということです。

そのため、これらに当てはまる場所を避けつつ、
部屋の真ん中あたりに配置できるように
工夫していく、というのが一番の対策方法に
なるかと思います。

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家電製品に注意する

もう一つ、設置場所関連で
注意しなくてはいけないことの一つが
「他の家電製品のすぐ側で利用する」ことですね。

加湿器は、結局のところ「水」を使っているもの
(ほとんどの商品の場合は水を使います)が
多いので、それを、家電製品の側に置いておくことで、
家電の故障を招いてしまう可能性があります。

そのため、家電製品の側は出来るだけ
避けて加湿器を設置する、というのが
望ましいですね。
USBタイプの小さなものであれば、そこまで
過剰に心配する必要はないとは思いますが、
念には念を入れて、やはり、家電製品からは
ある程度は距離を置いておいた方が確実でしょう。

大丈夫な場合も多いですが
家電製品の故障のリスクが高まって
しまいますので、そういった点に関しては
注意をした方が、良いでしょう。

加湿器の手入れはしっかりと

加湿器の手入れは、
しっかりと行うようにして下さい。
ずっと掃除をせずにそのまま使っていたり、
水すら取り換えずにそのまま使い続けていると
重大な事故に繋がる恐れがあります。

どういうことかと言うと、
加湿器の汚れなどを放置し、
菌などが繁殖することによって
加湿器が、乾燥を防いでくれる便利なアイテムから
ウイルスを放出する恐ろしい機械に
変わってしまう…ということです。
考えただけでもゾッとしてしまいますね…

過剰に心配しすぎる必要はありませんが、
ごくまれに、度を越した状態で
加湿器を利用していると
命に関わってしまう病気に繋がっていく可能性があります
(肺炎や菌による感染症などのリスクが高まります)

実際に、加湿器が原因で肺などにダメージを
受けてしまって、意識不明の重体になってしまったり…
という人も実際に存在しますので、
このあたりは、しっかりと行う必要があります。

手入れとか面倒臭いなぁ…と思う場合は
最初から加湿器を使わないほうが良いかと思います。
加湿器を使わなくても「加湿器を使わないことによって」
命を落としたり、重体になってしまったり
するようなことは、まずあり得ないと思いますが
手入れを全くしない加湿器を使っていて
そういったことになるリスクは十分にありますから
この点、注意するべきです。

加湿器の手入れのポイントは?

「加湿器」と言っても、一言では
言い表せないぐらいに、色々な種類があります。

お手入れの方法については、それぞれの機種の
説明書などに記載されていると思いますので
その方法に従い、手入れをされていくのが
一番ベストな方法です。

その上で、気を付けるべきポイントとしては、

・水は毎日交換する
これが、最も重要なポイントの一つです。
加湿器の水は、残っていたとしても
そのまま何日も使い続けたり、
継ぎ足しをするようなことはせずに、
必ず毎日、新しい水に交換するようにして下さい。
その際に汚れがついていたりする場合は
水洗いをしましょう。
これは、必ず最低限行うべき対応です。

・掃除も定期的に
タンクの掃除なども定期的に行う事が
望ましいです。
これも機種によりますが
クエン酸や重曹などを用いた掃除など、
色々な方法が各所で紹介されています。
1、2週間に1回など、自分の中で
タイミングを決めて、しっかりと掃除を
していくことも重要になります。
過剰に神経質になりすぎる必要はありませんが
ある程度は、やっておくようにしましょう。

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体調不良を感じたら…?

加湿器が原因で体調不良になるのは
全体としては「稀」です。
なので、過剰に気にすることで、
今度は逆に「調子が悪い気がしてきてしまう」ことも
あると思いますから、それは避けるべきですが
本当に調子が悪い、ということであれば
医師の診察を受けるなり、
加湿器が怪しいと思うのであれば
一度加湿器の利用を停止するなりの
対処が必要になってきます。

また、長年手入れをせずに
中がカビだらけなどになってしまった
加湿器については、
使用を停止しておいた方が、安全のためにも「確実」です。

まとめ

加湿器は正しく利用すれば
日常生活の助けになってくれる存在です。

が、間違った使い方をしていれば
効果がなかったり、
最悪の場合は、逆に健康を損ねる存在に
変身してしまいます。

そうなってしまわないためにも
しっかりと加湿器の配置場所やお手入れについては
見直しておきましょう。

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