コロナのワクチンを接種しない・拒否するとどうなるの?その答えは?

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新型コロナウイルスのワクチン接種…

「接種したい!」という人もいれば
「なんとなく新しいものは怖い」という人もいると思いますし
「副作用が心配」「しばらく様子を見たい」という人も
いると思います。

また、アレルギー体質だったり、
過去にインフルエンザのワクチンなどで
怖い思い(稀に熱が出たりすることがあります)を
したことがある人からすれば、
当然、コロナワクチンに関しても「怖い」という感情を
抱くことは当然であると思います。

では、コロナワクチンの接種をしなかったり、
拒否をしたりするとどうなるのでしょうか。

世間では「接種開始時期!」のニュースは溢れていますが
「接種は必ずしないといけないの?」ということは
あまり伝えられてなく、不安に思う人も多いと思います。

その点を、分かりやすく、シンプルに、
綺麗事や理想論なしで、お話していきます。
不安な方の参考になればと思います。

ワクチンを打つ、打たないで、言い争いのようなことも
色々な場所で見かけますが、
良し悪しはさておき、
接種を「しないとどうなるのか」という点を
重点的にお話します。
(※日本国内のお話です。 国によりルールは異なります)

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接種は「任意」と明記

これに関しては、色々ネットで適当なことが言われたり
していることも多いですが、
厚生労働省のサイトに、しっかり”答え”が書かれているのです。

その答えは
「強制ではありません。」というものです。

”接種を受ける方の同意がある場合に限り接種を行うことになります”
とも書かれています。

SNSだとかそういう情報ではなく
行政の正式なサイトに書かれていることですので、
「強制ではない」「任意」というのが、答えになります

よって、ワクチン接種を受ける、受けないは
個人の自由であり
強制的に接種させられる、ということはありません。

ネット上などを中心に
「強制なんだ!」みたいなことを叫んでいる人もいますが
それは間違いですので、
勘違いしないようにしましょう。

この点については⇒コロナワクチンの接種は強制なの?の記事も
参考にしてみて下さい。

罰則はないの?

ワクチンを接種しなかった場合、
拒否をした場合でも、
罰則は存在していません。

↑のように、サイトに「強制ではありません」と
書かれているのに罰則があったら
おかしいですよね?

つまり、罰則は存在していません。

そのため、ワクチンの接種をしなかった場合でも
罰金を取られたり、逮捕されたり、
そのようなことは起こりませんので
この点はまず、安心してください。

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予防の面ではどうなの?

まず、勘違いしてはいけない点は
ワクチンを接種しても
「100%感染しなくなる」ということでは
ありません。

リスクを下げるもの、と考えてください。

これは、インフルエンザの予防接種でも同じことで、
症状を和らげたりする効果はありますし
予防にもなりますが
「絶対に感染しませんよ」ということでは
ありません。

そのため、ワクチンを接種したら
マスクも何もかも捨てて外出して良い、
ということではありませんし
手洗い・うがいをしなくても無敵だ!
ということでもありません。
そもそもコロナ以外にもたくさんのウイルスが
世の中には存在していますから、
その点は、引き続き各自で予防する必要があります。

で、ワクチンを接種しない場合ですが
これも根本的には同じです。
基本的な予防をしっかりしつつ、生活していく、
ということですね。
この点に関しては変わりありません。

危険性に関しては”今まで通り”です。
ワクチンを接種しないと今までより危険になったりだとか
そういうことはありません。

”コロナ自体に関するリスク”を少しでも下げるためには
ワクチンは役に立ちます。
が、”リスク”はコロナワクチンに限らず
どんな予防接種でも「0」ではありませんので、
(もっと言えば普通の風邪薬などでも副作用が出る人は
いますからね)
この点は、各自で色々考えつつ、
個人個人で答えを出していくしかありません

職場での扱いはどうなる?

正直、厄介なのはこの部分だと思います。

「職場での扱い」

特に、医療従事者など、感染リスクが高い職業の場合
一部の職場では「同調圧力」のようなものも
発生してしまっています。

これは「みんな打つからあなたも打つよね?」みたいな
やつです。

これは、ちょっと面倒なところになるでしょう。

ただ、こればっかりは、職場によるので、
本当になんとも言えません。

ほとんど打たない人ばかりの職場のこともあれば
打つ人だらけの職場もあるでしょう。

既に、先行接種の調査などが行われた職場に
勤務する人らしき人の
「同調圧力を受けました」というような
話も出ています。

コロナワクチンの接種を拒否する場合、
こういった職場での同調圧力は
非常に懸念される部分です。

上でも書いた通り「法律上」強制ではなく
厚生労働省のサイトにも「任意」だと
ハッキリ書かれているのですが
勝手に「自分の意思」を押し付ける人が
いるのも、残念ながら事実です。

ただ、先ほどから書いている通り
接種は自由で、拒む権利はあります。
最悪の場合は
「過去に別の予防接種でアレルギーを起こしたことがある」など
やむを得ない事情を作り話でも良いので作って
やり過ごすことが、一番無難な方法かと思います。

とはいえ、この点は本当に難しい部分であり
綺麗事ばかりじゃすまない可能性もあるので
注意が必要です。
もし、職場が厄介なタイプなのであれば
「拒む場合」は、慎重に判断していきましょう。

プライベートでの扱いは?

家族や友達の中で意見が分かれるケースも
あるかもしれません。
この場合は、しっかりと話し合って
お互い納得するような方向に
持っていくと良いと思います。

仮に、あなた自身が、ワクチンを打たない場合でも
打つ・打たないは本人の自由ですから
それを相手に強要しないように、という点は
注意したいところですね。

もちろん、「打つ」と決めている相手も
「打たない」と決めている人に対して
「打ちなさい」と強要するようなことは
本来はしてはいけないことです。

本来は、
「打つ」「打たない」どちらの意思も
尊重される状態でなくてはいけません。

ただ、現実は家族・友達などの
考え方次第では、かなりもめる場合も
あると思います。
あまりに揉めるようであれば、
あまりワクチン関係の話題を、その人とは
しないようにする、というのも
重要なポイントの一つです。

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公共サービスなどへの影響は?

「ワクチン接種していない人はお断り」…
などということは、ほとんどないと思います。
ただ、ごく一部、そういう対応を
するようなところも
出てきても不思議ではありません。

…が、現実的にはそういう対応を
するところは少ないと思いますので
これに関しては心配はいらないと思います。

病院・お店・その他、
それぞれ普通に利用できるはずです。

ただ、「ワクチンを接種してない」と聞けば
人によっては嫌がる人もいるでしょうから、
わざわざ口にはしないことです。

また、普段からの基本的な
予防対策は打つ・打たないに関係なく
ちゃんとしておくようにしましょう。

ネットでは言わないほうがいい

ネットには色々な人がいます。
打つ・打たない、どっちの意見もいますし、
様子見の人もいます。

が、匿名であるゆえに
「少し怖いので様子を見ます」程度の
発言をしただけで、
「じゃあ病院に行かず一生家に閉じこもっててください」
みたいな過激な人まで出てきます。

無視すれば良いことですが
ネットで、わざわざトラブルになりそうなことを
口にする必要は、ないでしょう。

まとめ

打つ・打たないは任意です。
行政のサイトに、そう書かれているので
これは「紛れもない事実」です。

接種を受けるべきか否か、これは色々な意見が
あると思いますし、個人個人事情があると思いますので
どっちが良い、と断言することもできません。

ただ、「受けないとどうなるのか」と言うことに対しての答えは
「強制ではありません」なので、何も起こらない、というのが答えになります。

ただ、職場や友人関係などでの同調圧力が人によって
発生する可能性があるので、そこだけは注意しておきましょう。

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