カリスマ社長が経営している会社の弱点を知る!

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カリスマ社長が
引っ張っているような企業も
世の中には存在します。

そういった会社は
場合によっては爆発的に成長したり
勢いに乗ったりしているような
ケースも存在しています。

ですが、裏を返すと
危険な部分もたくさん存在しているのです。

その”カリスマ社長”が暴走してしまったら?
その”カリスマ社長”がいなくなってしまったら?

場合によってはその人がいなくなったり
その人が原因で
軌道に乗っていた会社は
一気にそのレールから外れてしまって
崩壊してしまう可能性もあるのです。

カリスマ社長がいる企業だからこそ
起きてしまう可能性のあるトラブルを
解説していきます。

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カリスマ経営者は危うい部分も

カリスマ経営者、と呼ばれるような人が
経営している企業は、
急成長しているようなことも多いですが、
場合によっては、一気に会社が
崩れるようなことがあるのも事実です。

そういう、輝く人がトップに
いる会社、というものは良い部分も
ありますが悪い部分もあるのです。

良くも悪くも
”その人に依存している”状態なわけですから
その点は、本人もそうですし、
周囲もしっかりとリスクの一つとして
考えておかなくてはいけません。

どんな点に注意すれば
良いのでしょうか。
その点を見ていきましょう。

本人がいないと回らない状態は危険

カリスマ社長、と言われるぐらいの人は
色々動いている人だと思います。
そうでなければそんな評価はつかないでしょう。

社長や経営者自らがいろいろと動き
行動していく、ということは
良いことです。
ですが、”その人がいないと回らない”という
状態は非常に危険です

それはなぜかと言うと、
”人間は、いつ命を落とすか分からない”から、
ですね。

例えば急な病気によって倒れてしまう
可能性もありますし、
健康面に不安がなくても
突然の交通事故や、自然災害など
そういったもので、”カリスマ社長”が
突然いなくなってしまうような状態は
十分に考えられることです。

決して”絶対にありえない”ということは
ないのです。

もしも、”カリスマ社長がいないと何もできない”
というような状態に会社がなってしまっている場合、
これは非常に危険なことで、
最悪の場合は社長がいなくなってしまったことにより
一気に会社が傾き、崩壊してしまう
可能性も十分にあるのです。

そのようなことになってしまわないためにも
いざ、社長がいなくなったり、仕事が一時的に
出来ないような状態になってしまったとしても、
業務をこなせるように、準備は
しておかなくてはいけませんし、
場合によっては、急に倒れてしまってそのまま…
なんて最悪の事態も想定しておかなくては
いけません。

どんなにカリスマ的な経営者であっても
しょせんは人間ですから、
いつ、何が起こるか分かりません。

もしも、その経営者が倒れてしまっただけで
業務が滞ってしまうような
状態や仕組みになっているのであれば
そうなってしまう前に改善しておく必要があります。

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暴走してしまう懸念も

カリスマ経営者と呼ばれるような人は
”暴走”の懸念もあります。
万が一、そういった人物が暴走してしまえば
一転してブラック企業になってしまう
可能性もありますし、
暴走によって会社が一気に傾きすぎて
しまう可能性もあります。

人間なんて、いつ、何のきっかけで
急に変わってしまうか分かりませんから
同じ人物に権力をあまりにも集中させすぎて
しまう、ということは
非常に危険なことになります。

誰も意見できない!みたいな
状況になっている場合、
これはこれで非常に危険な状態ですから、
一度そうなってしまった場合
なかなか改善は難しいとは思いますが
それでも対応は考えなくてはいけないでしょう。

また、人間とは有頂天に
なりやすい生き物です。
有頂天になってしまった企業のトップが
警察沙汰になってしまうようなことに
手を染めて、一気に会社が傾いて、
なんていうことも実際にはあることです。
そうなってしまわないよう、これも
注意をしていく必要があるでしょう。

後継者や人材の問題

カリスマ経営者と言えど
その命は無限ではありません。
上で書いたようなトラブル的な出来事が
なかったとしても、いつかは
その人はこの世からいなくなります。

そうなってしまう時までに
後継者については考えておかなくては
いけませんし、世代交代の際に
しっかりと物事を決めておかないと
世代交代後に一気に会社が傾く可能性もあれば、
世代交代以前に、その部分でごたごたが
発生して、そのまま瓦解してしまう
可能性も考えられます。

人材についてもそうで、
自分ばかりが優秀で、他の社員は
おまけのようなもの状態だと
カリスマ経営者が消えてしまったときに
会社は一気に崩れてしまいます。

そうなってしまわないためにも
後継者についても考えておかなくては
いけいないと思いますし、
人材の育成などについても
ある程度しっかりとやっておく、ということが
必要になってきます。

無理しすぎる傾向も

カリスマ的な経営者は無理をしてしまい
一人で動き続けてしまうような
そんな傾向もあるかと思います。

が、どんなにその仕事が好きな
経営者であったとしても、
人間には大量の限界と言うものがありますし、
どんなに好きなことをやっていたのだとしても、
やはり、疲労と言うものはたまっていくものです。

経営者への依存度が強い会社の場合
経営者が一人で何でも抱え込んでしまって
無理をしてしまいがちな部分もあります。

そうなってしまうと、最悪の場合は
経営者が倒れてしまうなどして
業務が行き届かなくなってしまうような
こともあると思いますし、
そうなってしまってからは遅いです。

周囲で、意見できる人間や
負担をうまく軽減させてあげられるような
人間がいるのであれば、
しっかりと対応をしつつ、やっていくこともまた
大事になってくるでしょう。

ただ、周囲の意見も聞かないような
経営者の場合は
最終的には本人が気づくしか方法はありません。

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急成長した会社はひょんなことで崩壊する

カリスマ的な経営者が
一代で築きあげたような会社の場合、
注意しなくてはいけないのが
この部分です。

急成長した会社には確かに
勢いというものがあります。

しかしながら、勢いよく成長した会社は
”その逆”に陥ってしまう可能性も
十分にあるのです。
その点は気を付けておかなくてはいけません。

その逆、というのは
”何か”が起きたときに、今度は逆に
一気に色々なものが崩れてしまう
可能性がある、ということですね。

何が要因となって、
崩れてしまうのかは、その時によって
異なりますが、
決して有頂天になったりせずに
慎重な運営をしていくことも
大事になります。

例えばよくある例としては
急成長の勢いに乗って
勢いのままに急速にいろいろな事業に手を出したり
どんどん拡大していったりしてしまい、
最終的に、その勢いが落ち着いてきたころに、
”あまりにも大きくなりすぎてしまった事業”を
維持することができなくなってしまい、
そのまま崩壊してしまう、というケースです。

カリスマ経営者のような人が
勢いに乗るのは良いことですが、
勢いのまま調子に乗りすぎてしまう、
というケースもあるので、
そこは本人も、周囲も気を付けたほうが良いでしょう。

まとめ

カリスマ的な経営者がいるような会社は
良くも悪くも、”その人に依存”している会社です。
そのため、その経営者に何かが起きてしまったような場合、
一気に会社が傾いてしまったりだとか
そういうことが実際に起きてしまう可能性も
十分にあるため、その点は
よく注意をしておかなくてはいけませんし、
そういった会社に就職を考えているような場合も、
注意をしなくてはいけません。

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