管理職は偉いわけではない!勘違いして調子に乗らないように注意!

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店員Kです!

管理職、と聞くと
偉い、と勘違いしてしまう人も世の中にはたくさんいるのでは
ないでしょうか?

確かに、役職上は、上司の立場になるかと思いますが
”偉い”か”偉くない”かで言えば
別に偉くなんてないのです。

その名の通り「管理」するのが仕事であり、
偉ぶることが仕事ではありません。

それを勘違いして、やりたい放題していたり、
偉ぶったりばかりしていたら、嫌われる原因になりますし、
人として、人間として、この人どうなの?という話に
なってしまいます。

もしも、管理職になって
”自分が偉い”と勘違いしているのであれば、
その間違った認識は正していく必要があるのです。

そうしなければ、部下からも、自分の上司からも
手に余る存在となってしまい、
いずれ、失脚することになるでしょう。

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管理職は偉くない!

管理職に昇進するなどして、すぐに調子に乗ってしまい、
豹変してしまう人がいます。
管理職と言う立場を勘違いしてしまった人の
典型的なパターンですね。
私の職場にもそういう人はいましたし、
私の知り合いの職場にもそういう人間がいました
(知り合いの方の勘違い管理職の方は
パワハラ騒動まで起こしています)

最初は「しっかりとやろう」と息巻いていたのかも
しれませんが、それが間違った方向に進んでしまって、
調子に乗ってしまったのでしょう。
ですが、それは自分のためにも周囲のためにも
ならないことですから、ちゃんと管理職というものを
理解して、立ち振る舞いをしていく必要があります。

偉ぶってはいけない

管理職=偉い、というわけではありません。
役職上は、上でも、だからと言って、人間として偉い、偉くないという部分には
関係ありません。
人との間に、上下関係などないのです。
なので、必要以上に偉ぶるような態度を見せてはいけませんし、
命令口調だったり、えばるような振る舞いをしていては、
部下からの人望もなくなり、結果的に会社上層部からの自分に
対する評価も失うことになります。

あくまでも謙虚に行くことが大切です。
それを勘違いして、偉そうな態度を取っていれば、
ほぼ確実に部下たちからは陰口をたたかれるような状態になり、
いずれ、上層部にも、不平不満が伝わることになります。

立場は上でも、偉そうにしてはいけない、ということです。

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えばることがリーダーシップではない

管理職ともなれば、ある程度の部下がつくような
ケースも多いと思います。
確かに、人を引っ張る立場の人間には、
リーダーシップというものが必要になります。

しかしながら、リーダーシップと
「偉そうにする」ということは似ているように思えて
違うものです。
リーダーシップのある人は「あの人は偉そうにしている」と
思われるのではなく「ついていきたい!」と思われるような
そんな振る舞いをしています。
それは、普段からの人間性、行動などが伴っているからでしょう。

普段、仕事もロクにできなかったり、
部下たちの話に全く耳を傾けなかったり、
そういう態度を取っていれば、
リーダーシップなど発揮することはできず、
ただ単に「偉そうにしているいやなやつ」になってしまうのです。

ある程度、まとめることは
管理職にとって必要なことではありますが、
それを円滑に行うためには
常日頃からの行動、というものが何よりも大切になるのです。

しっかりとした行動が伴っていなければ、
誰もそんな人間についてくるはずはありません。

雑用でも、やるべきことはやる

よく、勘違いしてしまう人が多いのが
「管理職になったら雑用はやらなくてもよい」という
勘違いです。
それは違います。
大間違いです。

むしろ、管理職になったからこそ、率先して雑用業務までこなし
部下たちに見本を示すべきなのではないかと思います。

私の職場では店長という立場に上がった途端に、
閉店作業もしなくなり、掃除も何もしなくなった人がいました。
それは「部下(バイト)がやればいい」という考えからでしょう。
しかし、違うのです。
そうではなく、上司の側が率先して、やるべきことはやり、
その上でお願いするべきところはお願いする、という風に
しなければならないと思います。

自分が全くやろうともせずに
〇〇やっておいて、というのはちょっと違う気がしますし、
そうやって全てを放任することで、
いざ、その人が休んだりしたときに
自分じゃ何もできない”無能中間管理職”に
なってしまうわけですね。
そうなってしまわないように注意です。

最低限の礼儀は忘れないで

管理職の中に多いのですが
「挨拶すら出来ない管理職」も結構います。
もちろん、管理職以上の立場の人間にも
そういう人は多々見受けられます。

しかし、それではいけないのです。
最低限の礼儀は身に着けておかなくてはなりません。
大げさな話、大金持ちになったりしても、
最低限の礼儀だけは忘れてはいけない。

私の会社にも
挨拶をしても「お」だとか「ああ」だとか
そういう礼儀のない返ししかできない人も居ましたし
機嫌が悪いと返事すらできないような管理職もいました。
それは絶対にしてはいけないことです

社長でも、アルバイト初日だったとしても、
挨拶をすることは絶対に必要なのです。
これは、どんな立場になったとしても、
忘れてはいけないことですし、
”自分は偉いんだ”みたいなオーラを出して
挨拶もしないような人は、
たとえ、どんなに仕事ができたとしても、
社会人としては失格でしょう。
仮に敏腕な社長だったとても、
挨拶ひとつできない時点で、
人間性を疑われることになるのです。

そうなってしまわないためにも、
最低限のことは、何歳になってもできるように
しておく必要があります。

偉くなったから挨拶をしなくてもいい、
なんて思っている人がいたら、
それは”勘違いも甚だしい”ことです。

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人の意見も聞き入れる

もちろん、まとめるところはまとめなくては
いけないのですが、他の人の意見も
ちゃんと取り入れることが大切になります。
自分の意見を無理やり押し通そうとしたり、
何の意見も聞かずに却下ばかりしていては
それは管理職の役割を果たしているとは言えません。
ただの、暴君です。

そうなってしまわないためにも、柔軟な心を
持ち合わせることが、管理職には求められています。

ただ、部下や周囲からの提案の中には
「それはちょっと」というものもあるとは思います。
そんな場合は、闇雲に却下したりするのではなく、
ちゃんと、「どうしてそれがダメなのか」を簡単にでも良いので
説明することが大切です。

コミュニケーションも取らずに「だめだめだめだめ!」では、
相手が不満を抱くのも当然ですし、
何を偉そうにしてるんだ、と思われてしまっても当然です。

管理職である以上は、何人かはワカリマセンが、
必ずある程度”部下”がいるはずです。
役職上の立場は違えど、人間としての偉い、偉くないはそこには
ありませんし、同じ人間なわけですから、しっかりと
コミュニケーションをとることができるようにしておくことは
とても大切なことです。

まとめべきところはまとめることも必要ですが、
折れるべきところは折れることも必要なのです。

まとめ

もしも自分が管理職になっても、
それは”偉い”というわけではない、ということを
忘れてはいけません。
謙虚な気持ちは常にどこかには持っておくべきでしょう。

そうでなければ嫌われ者の管理職に
なってしまい、最終的には誰もついてこない
哀れな管理職になってしまいます。
そうなってしまわないためにも、
偉ぶってばかりいるだけではなく、
しっかりと部下たちとのコミュニケーションを取るだけではなく
人間としての対応を心がけていくことが大切になります。

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