ゲーム買取裏話!~本当にあった恐怖の買取事例20事例~

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店員Kです!

私は、自営業になる前はゲームやカードなどを売っている
店舗に勤務していました。
2年ちょっとは店長としても働いていました。。

なので、長年、ゲームソフトやカードの買い取り業務に
携わっていたのですが、
毎日毎日、多くの買取のお客さんが来ていると、
その中にはとんでもないお客様も結構いるのです。

それこそ
「おいおい・・・」と思ってしまうような…。

今日は、そんな、恐怖の買取事例を一挙ご紹介していきます。

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買取の仕事には、恐怖アリ!

大半は普通に商品を売りに来てくださって、
そのまま買取成立するケースがほとんどです。
9割以上は、普通のお客様でしょう。

しかし、世の中には色々な人間が居ます。
驚くようなモノを持って来たり、
驚きの言葉を投げかけてきたり、、そんな方も
いるのが事実です。

と、いうことで順番に、驚きの買取事例を紹介していきますね。

反面教師として?読み物として?
お楽しみください。

①虫入りゲームソフト

とあるお客様がお持ちになったゲームソフト。

プレイステーション1のずいぶん古いソフトでした。

「ずいぶんと汚れているなぁ…まぁ、古いから仕方ないか」
などと思いながらディスクの状態確認のため、
ケースを開くと・・・!

なんと、そこには小さな虫が5、6匹。
しかもまだ動いている!?!?

ウゲー!

あまりの驚きに、そのままケースを閉じて、
10円で買取しました
(買い取ったのかよ!という突っ込みはナシで…)

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②携帯電話のモックを…

モック。販売時に使う見本のことです。

あるとき、おじいさんが携帯電話を売りにきました。
しかし、10台近くあるうちのほとんどがモック。

つまり、携帯ではなく、店頭販売用の見本だったのです。

「すみません、これは見本ですので~~」と説明したところ
「あ、本物じゃないんだ。そうー」と一言。

流石にモックは買取しても、何もできないので、
お返しすることになりました・・・

③ダンボール箱からお金が…?

ある日のこと。
ダンボール箱にごっそりカードを入れて、売りに来た方が
いらっしゃいました。

その数はなんと万を超え、20000枚。

まぁ、ここまでは別に驚くことではないのですが、
ココから先が問題でした。

なんと、そのダンボールの中に、
数年前に、賞味期限の切れたチョコレートと飴が
入っていました!!

さらには1万円札や1000円札、合計
約2万円分も!

そこで、お客様にお金が入っていたことを
お伝えすると
「あ~~そうっすね」と一言。

当然、全額お返ししましたが、
店員さんが悪い人だったら、盗られてますよ!

④洗濯機売れないよね?

おじさんがお店のカウンターにやってきて
こう言い放ちました。

「今さ~外の車に洗濯機積んできたんだけどさ~
 買取できないよね?」 と。

流石に無理です。。

ゲーム屋でしたし、狭い店舗だったので、
買取したとしても置く場所がそもそもないのです。

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⑤ノーマルカード地獄

トレーディングカードゲームのノーマルカード、
これを1枚1円で買取していたのですが、
あるとき、数千枚にも及ぶノーマルカードを持ってきた方が
いらっしゃいました。

「買取は1枚1円になりますが、大丈夫でしょうか?」
とお聞きすると
「はい、大丈夫です」と一言。

そこで、査定を始めました。

全部で8000枚ちょっと。

30分程度で査定は終了し、結果をお伝えすると、
カードを入れてきた紙袋を手に一言。

「あ~凄いですね そんなにあったんですか
 ありがとうございます」 と。

紙袋をこちらにむけているので何かと思いきや

「とりあえず持って帰ります」
と。

はい???

まさか、カードの枚数を数えさせたかっただけでは…?

ゲーム屋はお手伝いさんじゃないんやで?

結局、その方はカードを全て持ち帰り、2度とお店に
姿を現すことはありませんでした。

単純に、30分ほどかかったので、お店にとっては
ただの損失でしかありませんでした。。

⑥未開封です??

プラモデルやフィギュアを持ってきてくれていた常連さん。
いつも色々なフィギュアなどを持ってきて売ってくれて
いました。

ある日「これ未開封なので」という言葉と共に、
封を開いていないフィギュアをお持ちいただきました。

未開封だったので、それなりの金額で買取しました。

買取後、その商品はオークションで販売、
発送したところ・・
「未開封と書かれていたのに開封済みでした
返品してください」との言葉が。

実は、その商品、開封した商品を、
未開封だと思わせるために、巧みにテープを
付け直した”実は開封品”でした。

おかげで店は返品を喰らい、
それを安く販売する羽目にはり、損失をこうむりました。

まぁ、見破れないのが悪かったのかもしれませんけど・・・

⑦業界人のお言葉

プレイステーション3ソフトのストリートファイターⅣを
売りにきたお客様。

買取金額が100円だと伝えると、
不満そうです。

しかし、当時、ストリートファイターⅣの販売相場は
どの店でも500円以下。
そんなソフトをそれ以上の価格で買取するわけにはいきません。

しかし、その方は言うのです
俺は業界関係者だから値段の相場分かるんだけど、
 それの買取、1000円はするよ」と。

販売相場500円のものを1000円で買取!?!?

本当に彼が業界関係者だったのかは知りませんが、
結局買取不成立で終わりました。

「スーパーストリートファイターⅣアーケードエディション」と
まちがえていたのでは…??

⑧カビだらけ

とある日。プラモデルとゲームソフトのご売却にいらした
お客様が居ました。

紙袋に入れた状態での持ち込み。

受け取った後、状態確認のために、袋をあけて仰天!

なんと、ゲームソフトとプラモデルのパッケージ
それぞれが茶色い粉のようなものでびっしり
覆われていたのです。

流石にこれはやばすぎる!ということで
店にあったゴム手袋を使って、確認。

どうやら、カビのようでした。

結局、買取は1円でしたのですが、
店内にカビのにおいが充満し、大変なことに・・・。

何故あのような状態になってしまったのか、、
少し理解に苦しみました。

ちなみに、さすがにそのカビを落とすことはもはや不可能だったので、
箱類は全部、そのままゴミ袋に突っ込んで、抹消しました。

⑨店の前に放置して・・・

プレイステーション2ソフトを売りに来たお客様。。
後日、もう一度来るとのことで、買取する商品だけ預かり
査定をしました。

その日の夜、閉店後に店の前をふと見ると、
謎のダンボール箱が。
結構重たいですが、新聞がかぶっており、
中身は見えません。

人のモノを勝手にいじって、後で問題になってもイヤなので、
それはそのままにしておきました。

そして翌日。
朝になってもまだ、ダンボールは残されており
「何だコレ?」と思っている最中、昨日の買取希望の方が
ご来店。

すると、
「あ、すみません、外のダンボールも買取お願いした
 かったのですが。。」

…何だって?

聞けば
「置いていけば分かると思った」とのこと。

わ、、分りませんがな…
超能力者じゃ無いんですから。。

⑩確信犯?

ある日。
「ゴッドイーター2レイジバースト」というゲームソフトを
お持ちいただいたお客様。

しかしパッケージを開いて中身を確認すると・・・
そこに入っていたのはゴッドイーター2レイジバーストなどではなく
「ゴッドイーター2」

外の箱がレイジバーストで中身はただのゴッドイーター2でした。

騙して売ろうとしたのか、それとも間違えたのか…。

個人的には間違えただけだと信じたい。。

⑪そのまま帰って来なかった・・・

中古のプレイステーションを売りに来たお客様。

「明日来るわ」と言い、モノだけ預けて帰って行きました。

しかし、翌日、彼は来ませんでした。
次の日も、その次の日も…
電話をしても出ず…

一体彼がどうなってしまったのか・・・気になります。

⑫謎のディスクがこんにちは

プレイステーション3の買取。
当然、ゲーム機本体は動作の確認を行います。

テスト用のディスクを手に、ディスクドライブを開くと、
何とそこにはDVD-Rが。

しかも手書きで「あお」と書かれています。
何だ・・・これは??

何が入っているか、恐怖だったので
そのままお客様にお返ししました。

返されたお客様も苦笑い。

・・・一体、何が入っていたのでしょうねぇ?

⑬コピーカードを売るな~!

遊戯王カードを数千枚お持ちいただいたときのこと。

「ホルアクティ」という買取価格の高いカードが
その中に入っていました。

しかし、違和感を感じ、よく見てみると
印刷されたコピーカードでした。
しかも2枚!

査定終了後にこれはコピーカードだったので・・・と
お伝えして、お返しすると
「オークションでは普通に売れるんですよ^」と一言。

いやいや、コピーカードをオークションで売っちゃ
駄目でしょう!

⑭忘年会で当たった??

度々、未開封のゲーム機本体を持ってくる方がいました。

それこそ、Newニンテンドー3DSを週に5台
持ってきたりとか、とんでもない量でした。

あるとき、その方は言いました
会社の忘年会で当たってしまって
 順番に送られて来るんですよ」と。

その時、既にその方は合計で20台以上売りに来ていました。

20台もゲーム機があたる忘年会なんてあるか!?(笑

結局、盗難などでも無かったようですが、
あの大量のゲーム機本体はどうやって手に入れたのか、、
それは気になるところです。

⑮急かしちゃダメ!

カードを売りに来た親子連れの方。
袋の中に買取できない商品もゴッチャに混ざった状態でした。

そんな状態だったので、当然、査定には結構な時間がかかります。

しかし、そのお母さんは言いました
「急いでるんで。早くして下さい」と。

その後もカウンターに急かしにくるので、
やむを得ず、ノーマルカード、レアカードの分別をせず、
全部1枚1円で買い取ることになりました。

売った側は損をしています・・・

しかし、店員さんは神ではないので、
整理整頓もせずに持ってこられた数千枚のカードを
数分で査定しきることなど、絶対にできません。

⑯そっち系のDVD…

とある日。表現をぼかしますが、そっち系のDVDを売りに来た方が
いました。しかし、お店はそのジャンルのDVDは買取していませんでした。

ダンボール箱からごっそり200,300本はありそうなDVDを出す
お客さん。

当然、買取対象外なのでお持ち帰りいただいたのですが
あまりの数に当時の店長が一言

「・・・あの人、大丈夫か?」

⑰急かしちゃダメ!②

海外系の方がニンテンドー3DSを売りに来た時の事。
動作確認をしようとすると
「ごめん、急いでるから」と一言。

しかし、動作確認できないものを買い取るわけには行きません。
なので、動作確認をしようとすると、
「あー忙しい忙しい」
「忙しいなー」

と謎の発言を繰り返し始めました。

仕方がないので、動作不良価格1000円で買取し、
お帰りになりましたが、
後で確認してみると・・・やはり壊れてました!

壊れている3DSを急がせて、動作確認させずに高値で
売りつけようとしたのでしょうか?
恐ろしい事です

⑱全部キャンセルさん

とある男の人が、ゲームソフトを100本近くお持ちになりました。
査定をして、値段を伝えると
全部キャンセルで」 と一言。

買取する側にとって、時間の無駄で、嫌がるパターンです。

まぁ、ここまでは良かったのですが、
1か月後、再びその方がご来店されました。

今度は別のゲームソフト100本ほど。

「この人キャンセルするから、相場より高めにしよう」と
いうことで、査定を終えて値段をお伝えすると・・・
全部キャンセルで

何だ・・・冷やかしですか・・・

その方はそれ以降も必ず全部キャンセルする、を繰り返していたので
最後の方は査定も適当になりました。

査定が適当、、というのは申し訳ない話ではありますが、
買い取る側も慈善事業じゃないのです。

⑲俺の歌

これが一番びっくりしました。

ある日、おじさんがお店にやってきて、
手書きで文字の書かれたCDを差し出してきました。

「俺の歌、買取できる?」と。

俺の歌www(笑

丁度、そのお店はCDの買取をやってなかったので、
お断りしましたが、もしCDの買取をやっている店舗だったりしたら、
彼は怒りだしでもしたのでしょうか?

ちなみに、4年ぐらい前の話です。

⑳身分証がない!

おじいさんがゲームの買取にいらっしゃいました。
必要事項への記入と身分証明の掲示をお願いすると
「あ、身分証明忘れちゃった・・・」と。。

それだと法律上買取できない、ということをお伝えすると、
「ケチ臭い事言わないでさー」と一言。

いえ、ケチくさい、ケチじゃない、、、とかじゃなくて
違法になってしまうのですが・・・(汗

まとめ

日々、買い取り業務に携わっていると、このような、
恐ろしい勘違いから、クレーマーもどきみたいなお客さん、
全然的外れのものを売りに来る方、などなど、、
色々な方と出会うことになります。

まぁ、そこが買取の面白さの一つなのかもしれませんが、
過剰な要求や、的外れのものの持ち込み、査定を急かす行為などは
店員さんを困らせてしまうので、やめてあげてくださいね。

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