お偉いさんのための会議のマナー!部下はちゃんと見ている!

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会議中。

会議中の姿勢というものには
注意しなくてはいけません。
特に、上層部の人間…
役職上、偉い立場にいる人間は気も緩みがちだと思いますから
その点、よく注意しておいた方が良いでしょう。

何故なら、緊張感が無くなっていたり
「自分は偉いんだ」という態度が滲み出てしまっていたり
そういうこともあるためですね。

しかしながら「部下」はよく見ています。
上層部の人間のだらしない態度を。
そして、影では笑われています。

ですので、自分の役職がいかに上であっても、
会議に参加する態度に関しては注意した方が
良いかと思います。

では、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

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会議の態度に要注意!ポイントは?

仮に自分が、どのような役職にいる人間だったとしても
会議の態度には注意しなくてはいけません。
仮に社長でも、役員でも、専務でも、どのような
立場であったとしても、です。

私も実際に、会社の会議に出たことはありますが、
上層部の人間の醜悪な態度を目の当たりにしましたし、
影では「社会人としてどうか」とまで言われていました。
どんなに偉くても、当たり前のマナーは守らなくてはいけませんし、
部下に強要するのであれば、自分自身がまず率先して
行動で示さなくてはいけません。

別の話ですが「自分が遅刻常習者なのに、バイトの遅刻に対しては
すぐに怒る」店長が居ました。
もちろん、遅刻を注意するのは当然のことですが
”お前もしてるだろ”と、なってしまい、説得力が無くなってしまいます。
そのため、会議の態度には注意しなくてはならないのです。

姿勢に気を付ける

まず、基本中の基本から。
会議中、座っている際の姿勢には注意するようにして下さい。
これは、偉そうに座られていると本当に目につきます。
ちゃんと座ることぐらい、簡単にできるはずですから、
ちゃんと座るようにして下さい。

足を組んでいたり、頬杖をついていたり、
踏ん反りかえっていたり。
こんなのは、社会人としてお話になりません。

国会中継などでもそうですが、
まずは、座り方をちゃんとするべきです。
たとえ、どんなに立派なことをしていても
”会議の場”で姿勢をちゃんとできないようでは、
醜悪に見られてしまっても仕方がありません。

会社の会議においても、同じことです。
部下の姿勢が悪いと注意したりするのに、
自分は足を組んだりしている。
それは、説得力もありませんし、醜悪に見えてしまいます。

ちゃんと座る。
とても簡単なことです。
学生でもできることです。
言われなくても、ちゃんと座りましょう。

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威嚇する

これじゃ、全く会議の意味がないです。
上層部にとって不満なことを言われると、
社員たちを威嚇する。
こんなことをするなら、そもそも会議なんてやらなくていい。

私が勤めていたブラック企業の会議では、
気に入らない発言があると舌打ち。
発言を途中で遮り罵倒。
これじゃ、社員は萎縮して、何の意見も出せなくなります。
会社上層部の思い通りに進ませたいだけなら
そもそも会議をする意味なんてないのです

もちろん、上層部側には上層部側の意見があるでしょう。
ですが、ちゃんと会議参加者の話は、最低限最後まで
聞くべきですし、それが出来ないのであれば、
会議を主催する意味もありません。
ダメならダメで、威嚇するのではなく、ちゃんと、理性を持って
説明することも大切になります

チッ、チッ、なんて言ってるようじゃ、
社会人としてどうなのか?というお話です。

居眠りしている

会議中は眠くなります。
その気持ちは充分分かりますし、私も眠くなります。
ですが、寝て良いのか?と言われれば答えはNoです。

少なくとも、平社員が会議で寝てたら、上司は怒るでしょう。
だったら、お偉いさんも寝てはいけないのです。

ですが、私のブラック企業勤務時代の上層部の人間は
平気で気持ちよさそうに寝ていましたし
国会とかでも寝ている人はいますよね。

これは、相手に対して大変無礼な態度です。
「お前の話に興味がない」という意味ですからね。
確かに会議は眠くなるものですし、
形式的で下らない話もあります。

ただ、目下の人間は、一生懸命寝ないように
頑張っているのです。
それを、見本を示すべき立場の人間が
ぐーぐー寝ていたらお話になりません。

本当に、この辺りは社会人としての資質を
問われる部分ですから
しっかりと部下たちに示しがつくような行動を
するようにして下さい。
居眠りしていれば、確実に後ろ指を指されてますし、
居ない場所で陰口をたたかれていることでしょう。

平気で通話しない

会議中の通話。これもできれば控えるべきです。
もちろん、色々な用件があるのは分かりますが
退席するなど、配慮はするべきですし、
会議で他の人間が話している中、平気な顔して
電話に出て、ペラペラペラペラしゃべっているのは
社会人として不適切な行為です。

これは、社会人1年目の人間であろうと、
社会人経験豊富なお偉いさんであろうと同じことです。
誰が何であろうと失礼なことは失礼なのです。
自分自身がまずちゃんとしなければ、周囲も乱れていきます。
「自分は偉いからいいんだ」みたいな空気を出さないように
心がけていきましょう。

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言葉の使い方に気を付ける

言葉遣いにも気を付けましょう。
もちろん、敬語で話せ、とは言いません。
上の立場にいる人間であれば、
タメ口のような口のきき方でも別に部下の立場の人間も
そこに関してまでは何も言わないと思います
(もちろん敬語でも良いですが)

ですが、人を誹謗中傷するような発言、
恐怖を与えるような口調
「おまえ」「おい」などの乱暴な口調や
暴言に当たる言葉遣い。
これは、アウトです。

自分の役職がどんなに上の方の役職であったとしても、
何でも言っていい、というわけではありませんし
暴言が許されるわけでもありません。
ここのところは、勘違いしないようにして下さい。

私の勤務していたブラック企業ではこの部分が
全く出来ていませんでした。
会議に参加している店長たちを専務が恫喝のような
言葉遣いで「脅す」
そんな会議でした。

録音して公開すれば、それこそパワハラで
大問題になるレベルです。
店長の頭を叩くなどの暴力もありました。

こういうのは絶対にやってはいけません。
例え自分が会社のトップであってもです。
そういうのを世の中では「パワハラ」というのですから
気を付けるようにして下さい。

時間を守る

どんなに忙しい役職であっても、時間を守る、
ということも必要です。
もちろん、急用もあるかもしれません。
上の立場であれば、役職によっては
外すことのできない用件が急に入ることもあるでしょう。

しかし、それを伝えずに会議をすっぽかすなんてことは
あってはならないことであると思いますし、
時間が遅れた場合は、自分がどんな立場であれ、
お詫びの言葉や態度は必要であると思います。

私の前の勤務先ではそんな当たり前のこともできず、
1時間放置した挙句に偉そうに入ってきて平然と
会議を始めるような「ヒトとしてどうなの?」という感じの
お偉いさんしかいませんでした。
とても、ザンネンなことです。

まとめ

自分の役職がどんなに”偉い”役職であったとしても
最低限の礼儀、というものは絶対に必要です。
それができなければ、部下から白い目で見られますし、
社会人としてどうなのか?という話になってしまいます。

座り方からして醜態をさらしているようなのは
どうしようもないですし、
言葉遣いなどで人を威圧しているようでは
それはただのパワハラです。

自分の立場がどうあれ、
”一社会人として”自分がその会議の参加の仕方で良いのかどうか、
ということはしっかりと考える必要があるのではないかと思います。

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