個人事業主にとっては、面倒(なんて言ったら怒られるかな…)な
時期がやってきましたね!
そうです、確定申告です。
始めて確定申告する方は不安でしょうし、
毎年確定申告している方も
「はぁ~この時期がやってきたぜ!」という感じなのではないでしょうか?
今日は、この確定申告についての話題。
確定申告書類。完成させたら、提出しないといけないわけですが、
この提出も意外と面倒ですし、厄介です。
そこで、今回は確定申告書類の提出方法について
書いていきますね~
なお、この記事では確定申告書類の作成は終わり、
あとは提出のみ!という段階になっていることを
前提に説明しますので、ご注意を!
提出方法は?
提出方法は3通りあります。
どの方法で提出しても大丈夫なので、自分にとって、
一番都合の良い提出方法を選ぶと良いですよ!
その3つの方法とは、
税務署に直接提出しに行く「持参」
封筒などを用意し、郵送する「郵送」
ネット上で申告を行う「ネット」。
この3通りですね。
今から3通りの提出方法について説明していきますので、
それぞれのメリットやデメリットを考えたうえで、
提出方法を決定しましょう!
確定申告書類を「持参」する
税務署に直接提出する方法ですね。
最も単純な方法です。
郵送やネット申告のやり方が分からない、
もしくは面倒くさい、という場合は、
直接税務署に乗り込んで(?)しまうのが、
一番手っ取り早いかとは思います。
ただ、地域によって管轄の税務署は決まっているので、
適当に出しに行けば良い!というわけではありません。
必ず、管轄の税務署は事前に調べておきましょう。
直接持参して、担当者に受け取って貰えれば、
それで申告終了です。
もし、間違えがある場合も、その場で突き返されることは
少ないです。
後日、連絡が来る感じですね…
確定申告書類を「郵送」する
申告書を郵送する方法です。
直接、税務署に行かずに済み、また、ネット申告のように色々な機材を
用意する必要もないので、少し手間はかかりますが、
なかなか良い方法だと思いますよ。
さて、郵送する場合に必要なことなどを書いていきます。
封筒を用意する!
まず、送るための封筒を用意しましょう。
角形2号という封筒が個人的にはおすすめですが、
A4の用紙が入る大きさであれば、別に違う封筒でも大丈夫です!
「この封筒で送れ!」などという指定はありませんので。。
郵便料金に関してですが、
切手を貼ってポストに入れる方法と、
郵便局の窓口などで「簡易書留」で送る方法があります。
切手の場合は、重さによって異なりますが、
50g以内 120円
100g以内 140円
となっているので、その金額の切手を貼れば大丈夫です。
簡易書留の場合は、大体400円ちょっとです。
(この場合は郵便局で直接代金を支払うので
切手を貼る必要はありません)
個人的には簡易書留がおすすめです。
ポストだと、紛失されてしまっても、どうにもならないので…。
封筒の表面に
郵便番号・住所・送り先を書いておけばOKです
(書くのは、管轄の税務署の住所ですよ?)
必要なモノを入れる!
封筒などが用意できたら必要なモノを入れましょう。
・作成した確定申告書類
・控除の証明書
・身分証明書の写し
・源泉徴収票 など…。
必要なものは自分がどのような保険に加入しているかや、
給料所得があるかどうかなどで変わって来るので
事前に必ず確認しておきましょう。
また、控えに印鑑をもらって、返送してもらうため、
返信用封筒も同封しましょう。
一緒に82円切手を入れるのも忘れずに!
(切手がないと返信してもらえません!)
発送!
準備が出来たら送りましょう。
簡易書留の場合は、郵便局に、
その他の場合は切手を貼ってポストに入れましょう。
なお「消印日」が提出日となるので、
窓口の場合は提出期限当日までに出せば大丈夫です。
ポストの場合は少し余裕を持って出しましょう!
確定申告書類を「ネットで提出」する!
今の時代、郵送しなくても、直接税務署に行かなくても、
ネットで確定申告書類が提出できるようになりました。
良い時代になったものですね。
ただ、ネットでの提出には少しばかり下準備が必要です。
電子証明書の準備!
まず、電子証明書というものを準備しなくてはなりません。
市役所で発行できる「住民基本台帳カード」が一番
手っ取り早いですね。
発行には1000円前後かかりますよ。
カードリーダーを用意する
電子証明書を読み取るためのカードリーダーも用意しなくては
なりません。
色々な種類がありますが、このあたりを用意しておけば
間違えないかと…。
もっと、安いモノもありますが、
中には粗悪品もありますので。。
PC上で設定!
カードリーダーのインストールとネット上で確定申告するために必要な
e-Taxというソフトのインストールや初期設定が必要になります。
カードリーダーによって、設定方法などは異なるので、
購入したカードリーダーの説明書などを見ながら設定していきましょう!
利用者識別番号取得
確定申告書類作成のサイトから、利用者識別番号(ID)を取得します
最初にパスワードも設定することになるので、
忘れないようにしましょうね。
それが終われば、いよいよ書類の作成です。
書類作成
書類は経理ソフトを導入しているであれば、それを使って作成し、
e-Taxで送れば大丈夫ですが、経理ソフトを導入していない場合は、
国税庁のサイトで、確定申告書類作成コーナーを使い、
作成、そのデータを送りましょう。
また、e-Tax内でも作成機能はあるので、それを使うのも
良いですね。
・・・まぁ、一番楽なのは経理ソフトを使ってしまう事ですが。。
書類が出来、機具などの準備も出来たら、電子申告して
確定申告は終了です!
まとめ
郵送・持参・ネット。
どの方法にも一長一短あるので、好きなモノを選ぶと良いと思います。
持参の場合は、直接行く手間がありますし、
郵送の場合も、封筒の準備などで色々手間がかかります。
ネットの場合は最初が面倒ですしね…。
ちなみに、私は郵送を選びました。
ネットも考えたのですが、カードリーダーなどを導入するぐらいであれば、
封筒買ってきた方がはやいかなー…と。。
それでは本日は確定申告書類の発送方法についてでした!
※その他の確定申告関係の情報は
確定申告関連情報まとめの記事から
ご覧ください!