税務署に行かずに確定申告を済ませることはできるの?

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確定申告…と言うと、
やったことがない人は税務署に直接足を運ばないといけない…と、いう
イメージを持っている人も多いかと思います。

しかしながら、確定申告は必ずしも税務署に
足を運ぶ必要はなく、
自宅からでも作って提出することができますし、
郵送などの方法を使うこともできます。

普段から確定申告をしている人が、
毎年のように税務署に足を運んでいるのか?と
言われると決してそうではないのです。

では、税務署に足を運ばなくていいのかどうか、の基本から
他にどんな提出方法があるのかまで、詳しく解説していきます。

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税務署に行くのは「必須」ではない

確定申告は、税務署に足を運ばなくても
提出することができます。
ちゃんと確定申告さえ正しく提出されていれば
税務署側からしても、特に何も問題は
ありませんので、
”税務署に来なさい”ということはありません。

むしろ、税務署の方も混雑を緩和するために
税務署に足を運ばずに提出してくれた方が
手間としてはなくなりますので、
税務署に足を運ばずに確定申告を提出することは、
自分にとっても、税務署側にとっても”楽”になることです。

ですので、無理に税務署に足を運ぶ必要はありませんし、
他の方法で提出できるのであれば、
それに越したことはありません。

「電子申告」か「郵送」なら足を運ぶ必要なし

確定申告を提出する方法には
大きく分けて3つの方法が存在しており、
「直接提出する」「電子申告を行う」「郵送で提出する」の
3つの方法が存在しています。

このうち、確定申告の際に税務署に足を運ぶ必要があるのは
”直接提出する”場合のみです。
残りの2つの方法の場合は、税務署に足を運ぶ必要はありませんので、
結果的に”確定申告の際に税務署に行かなくていい”と、いうことになります。

「郵送」の場合は、自分で確定申告書類を作成後、
封筒などに書類を入れて、郵便局から郵送することで
提出を行うことができます。
郵便局に足を運ぶ必要がある点や、
封筒を用意する必要と、郵送料がかかったりはしますが、
それでも、税務署が遠い場合などに関しては特に、
郵送の方が手っ取り早く済みます。
当然、郵送すればそれで終わりなので、
自分自身が税務署に足を運ぶ必要はありません。

「電子申告」の場合は、必要なものさえ用意されていれば
外出すらせずに提出することも可能です。
ただ、身分証明書を読み取るためのカードリーダーと、
マイナンバーカードが必要になりますので、
これらが揃っていない場合や、
電子申告だと難しい、と感じる場合などに関しては、
郵送のほうを選ぶと良いでしょう。

いずれにせよ、郵送か電子申告の方法であれば
わざわざ税務署に足を運ばずに確定申告を
終えることができますので、
時間の節約に繋がります。

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もちろん、足を運んでも大丈夫

↑で書いたのは、あくまでも
”税務署に行かなくても確定申告を済ませることはできますよ”
と、いう意味で、
”確定申告をする際に税務署に行ってはならない”ということでは
ありません。

例えば、税務署が近場で郵送するよりも早い場合や、
まだ確定申告のやり方でイマイチ分からない場所があるため
直接確認したい場合、
郵送や電子申告のやり方が分からない・不安を感じる場合など、
税務署に足を運んで確定申告をしたい場合は、
税務署に足を運んでもらっても全然構いません。

税務署に行ってもいいし、
行かなくても確定申告を済ませることができる、ということなので、
この点に関しては自分の好きなほうを選ぶようにしましょう。

混雑は覚悟する必要がある

時期やタイミングにもよりますが
確定申告の方法は色々あるとは言え、
確定申告の時期になれば、やはり税務署は混雑していることが
多いです。

そのため、税務署に直接足を運んで確定申告を提出しようと
している場合に関しては、
ある程度時間に余裕を持って、提出するようにしましょう。

提出に必要なものはどう用意すれば?

税務署に行かない場合、書類などはどうやって用意すればいいの?と
思う人もいると思います。

まず、確定申告書類については
確定申告が必要な人の場合、郵送されてくることもありますが、
郵送されてこない場合に関しても、
ネット上で印刷したり、会計ソフトなどを利用している場合、
そのまま印刷したりすることができますので、
税務署に足を運ばずとも、提出用の用紙を入手すること自体は可能です。

また、封筒やカードリーダーなどに関しては市販のものに
なりますので、特に税務署などで専用のものを
用意したりする必要はありません。
(そもそも、専用の封筒とか、そういうものはありません)

電子申告の際に必要なマイナンバーカードは、
税務署の管轄ではありませんし、
郵送の際に必要な身分証明書のコピーなどに関しては
ご自宅のプリンター(あれば)や、コンビニのコピーなどで
コピーすることができますので、
それらを利用すれば、税務署に足を運ぶ必要はありません。

まとめ

確定申告は税務署に直接足を運ばずとも
行うことができますので、
自分自身の都合に合わせて、
好きな申告方法を利用していきましょう。

勿論、先ほどから書いている通り、
”税務署に足を運んではいけない”ということでは
ありませんから、税務署に直接赴いて提出したい場合は
それでも良いですし、
郵送や電子申告をしたい場合は、足を運ぶ必要はありません。

最終的にしっかりと提出できていれば、どの申告方法でも
ペナルティがあるわけではありませんので、
都合の良い方法を、選んでいきましょう。

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