確定申告の返信用封筒とは?どんな封筒を用意すればいいの?

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郵送で確定申告をする際に、悩む人が多そうな部分の一つが
「返信用封筒の同封」。
直接税務署を訪れる方などには関係ありませんが、
郵送で送る場合は悩む部分の一つだと思います。

収受日付印のある確定申告書の控えが必要な場合は、
複写したものと、返信用封筒、切手を同封して、
確定申告書類と一緒に送るように、というものなのですが、
イマイチ、税務署からの説明だと説明が大雑把すぎて
よく分からない部分もあるかと思います。

”返信用封筒”とは何か?
”料金はいくらか”
そもそも必要なのか?

色々疑問に思いそうな点をまとめました。

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確定申告を郵送する際の返信用封筒とは?

これは、上でも書いたとおり、確定申告書類の控えを
税務署から送り返してもらいたい場合に、税務署が
申告者に控えを送るための封筒を入れてください、という意味です。

つまり、控えを返信してあげてもいいけど、
封筒はそっちで用意してね、ということですね(汗)

返信用封筒は特別なものでなくて、市販の封筒で大丈夫です。
サイズなどについては後述しますね。

必ず必要なの?

返信用封筒は必ず必要なのかどうか。
答えとしては「必ず必要なものではありません」。
返信用封筒を提出書類の中に同封していなかったとしても、
提出が無効になったりするわけではありません。

控えに税務署の印が入っていようが、入ってなかろうが
どっちでもいいや!という方は返信用封筒を同封
する必要はありません。

税務署の説明にもあるように
”税務署の印が入った控えが欲しい人は”返信用封筒を
同封しましょう、ということなので、
控えが要らない場合は、返信用封筒も不要です。

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封筒はどれを使えば良いの?

”返信用封筒”を同封してください、なんて
書かれていますが「どの封筒を入れれば良いの?」って
なりますよね。
このあたりはしっかり書いておいてあげたほうが
良いのでは?と私も思います。

ですが、何故かかれていないのかと言うと、
特に決まりが無いからです。
税務署からすれば、封筒と切手が入っていれば
どのサイズでも良いので、
サイズの指定がされていない、ということです。

迷った場合は「長形3号」という封筒を使えば
問題ありません。
(これが使われている場合が多いです
もちろん、別のモノでも構いません)

封筒は100円ショップで売っているものを
使えば十分です。

封筒はどうやって書けばいいの?

返信用封筒の表面に、自分の住所と名前を
書けばOKです。
特に書式に拘る必要はありません。
住所と、名前さえ書いてあれば、税務署にとって
後はどうでも良いことですから、
気にする必要はないのです。

相当な数の返信をしますから、いちいち細かい部分まで
(特に返信に関しては)見ません。
ただし、住所や郵便番号に間違えはないようにしましょう!

間違えていても、税務署はそのまま発送します。
ですので、間違えないようにしましょう!

名前の後は別に「様」でも良いですが、私は「行」にしています。
ただし「様」にしていても、返信はしてもらえます。
とにかく郵便番号と住所、氏名だけ書いておけば
届きます。」

後は、下で書く「切手」ですね。

切手を用意する

返信用の封筒だけ入れても、控えを親切に返信
してくれる、なんてことはありません。
大人数ですし、仕方の無いことです。
なので、税務署が控えを返信できるように、
返信用の封筒に、切手を用意しましょう。

切手の金額は、用意した封筒によって異なりますが、
上でおすすめした長形3号の封筒であれば、
82円分の切手を用意して、封筒に貼り付けしておけば
OKです。
※金額は記事掲載時点の金額なので、今後郵便料金の
変更があった場合は、異なる場合があります。

ちなみに、切手はそのまま送るのではなくて
必ず返信用の封筒に貼っておいてください。
確定申告用書類を入れた封筒にそのまま同封すると、
封筒の底に切手が落ちていってしまって、
「切手なし」と判断されてしまう可能性もあります。

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控えを同封する

返信用封筒を同封するだけでは、控えの返信を
して貰えません。
必ず、控えとなる用紙も同封しましょう。
つまり、確定申告の書類を、それぞれ2枚ずつ
(提出用と控え用)送る、ということです。
控え用の方はコピーでもなんでもかまいませんが、
これが入っていないと控えが貰えないので注意が必要です!

税務署の用紙は複写式になっている場合が多いですから、
そのまま複写されたものも一緒に送ればOKです。

経理ソフトを使っている場合は、控え用も一緒に印刷
されると思います(ソフトによってはされない可能性もあります)から
それを一緒に郵送する書類の中に入れれば問題ありません。

切手の料金が間違っている場合

送った返信用封筒を返信するのに、切手の金額が
足りない場合、返送を受け取る際に差額の料金を
支払すれば大丈夫とのことです
(この部分は実際に私は試したことがないので
調べた情報になります)

ただ、全ての税務署がそのように対応してくれるかは
分かりませんから、
なるべく切手の間違えはしないようにしましょう!

まとめ

返信用封筒の同封が必要なのは、あくまでも控えが欲しい人に
限りますから、控えがいらない!という方は特に
気にする必要はありません。

送るものとしては
・返信用封筒(長形3号でOK 他のモノでも平気です)
・切手(封筒のサイズによって料金は変わります)
・控えの用紙
になりますね。

返信が必要な際は↑の3つも、郵送する確定申告書類と一緒に
セットにしましょう!

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