確定申告を特定記録(配達記録)郵便で送っても大丈夫?

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確定申告書類を「郵送」で送る際には
「何で送れば良いのか」迷うこともあるかと思います。

基本的には普通郵便やレターパックなど、
書類を送ることができるものであれば、
特に税務署側から指定はなく、何で送っても問題はありませんが、
そうは言っても、中には
「これは大丈夫」と言ってもらえないと不安…と、いう人も
いると思います。

そんな方のために、こちらでは
「特定記録郵便(配達記録郵便)」で確定申告を送っても
大丈夫なのかどうか、という点について解説していきます。

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特定記録郵便とは?

特定記録郵便は、郵便物にオプションとして
つけることができるサービスで、
郵便局の窓口に送りたいもの(今回の場合は確定申告書類)を
持参し、特定記録郵便で送りたい、と伝えれば利用することができます。
(追加費用として+160円ほどかかります ※今後、上がったりする可能性もあります)

特定記録郵便で送ることで、
問い合わせ番号を貰うことができ、
荷物の追跡が可能になります。
そのため、特定記録郵便で送れば、
”確定申告書類がちゃんと到着したのかどうか”を
確認することができる、ということになりますね。

特定記録郵便の詳細は別記事でさらに詳しく解説しています。

そんな、特定記録郵便で確定申告書類を送っても
大丈夫なのかどうかについて、見ていきましょう。

特定記録郵便で確定申告書類を送っても大丈夫?

これは「大丈夫」です。

私も実際に何年か特定記録郵便で
確定申告書類を送ったことがありますが、
当然、そのまま普通に受理されていますし、
内容に不備もなかったため、そのまま通っています。

特定記録郵便ではダメ!とか、
そういうことはありませんので、
特定記録郵便で送っても、何も問題はありません。

先ほども書いたように、書類を送れるものであれば、
簡易書留でも、普通郵便でも、何でも良いので、
当然、特定記録郵便でも問題なく受け取りして
貰う事ができます。

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補償はないので注意する

特定記録郵便には、
追跡機能がついていますが、
万が一”郵便事故”などが起きて
税務署に届かなかった場合でも
”補償”などはありませんので、
この点は注意してください。

簡易書留であれば、
基本的に、郵便事故などによって紛失されてしまい、
ちゃんと相手の元に届かなかった!という場合には
損害補償を行ってもらうことができます。

しかし、特定記録郵便には、
そういったものがないので、
「郵便物(確定申告書類)」がどこにあるのか、
ちゃんと到着したのかどうか、までは分かりますが
仮に途中で何かがあって到着しなかった場合でも、
それ以上の対応を行ってもらうことはできませんので、
この点は注意しなければいけない点の一つです。

確定申告書類に補償っている?

確定申告に「補償」はいるのかどうか。

結局のところ、紛失されてしまった場合、
簡易書留など「補償」のあるもので送っていたとしても
郵便事故により届かなくなってしまった
”確定申告書類”が戻ってくるわけではありません。

そのため、予備で印刷したものなどが
手元にあったりでもしない限りは
”もう一度作り直し”と言うことになってしまいます。

補償があろうと、なかろうとこの点については
あまり変わりません。

もちろん、簡易書留などで送れば、
補償はしてもらえますが
それは、あくまでも”金銭面”のお話になります。

確定申告書類でどのぐらい補償してもらえるのかは、
ケースごと、郵便局ごとの判断によると思いますが
少なくとも、簡易書留で送っていたとしても、
”紛失してしまった確定申告書類を郵便局員の人が
もう一度作り直してくれる”なんてことはないでしょう。

補償額についても、それほど大きなものには
ならないでしょうから、
”もう一度送る手間”などは結局同じです。

そういった意味では
確定申告書類に損害補償を付ける必要があるのかどうか、と
言われると、そこまではしなくても良いかもしれない…
というのは、答えになります。

紛失されている時点で、個人情報云々の不安は、
簡易書留であろうと、特定記録郵便であろうと、
変わらないですからね…。

特定記録郵便なら「到着」したかは分かる

簡易書留と同じで、
特定記録郵便なら「到着」したかどうかまでは
分かります。

普通の郵便で送ってしまうと、そこのところが
分からなくなってしまいますから、
そういった意味では”特定記録郵便”での発送に
しておくと、安心だと思います。

さらに安心したいなら「簡易書留」という形ですね。

また、郵送の場合、返信用封筒と控えの用紙を同封しておくと、
控えを後日、返送してくれます。

”ちゃんと届いたのかどうか不安”
という方は特定記録郵便などの追跡ができるもので
到着したかどうかを確認し、
返信用封筒が戻ってくるかどうかで、
「届いた後にちゃんと受理されているかどうか」を
確認する、という感じで送ると
安心だと思います。

まとめ

確定申告書類の提出は
「特定記録郵便」でも可能です。
私も実際に何度かそれで提出していますし、
問題なく到着していますから、
自分にとってこれが一番合う!と思う場合は、
特定記録郵便で送りましょう。

追跡もできますし、
費用に関しても簡易書留よりは安く済むので
手軽に追跡機能をつけることができます。

簡易書留にするかどうかは、
個人の判断次第なので、
よりサービスの充実している簡易書留を利用するのも
もちろん良いですし、
もっと安く済ませたい、というのであれば
普通郵便で送るのも、自由です。
自分に一番合うやり方で、税務署に
確定申告書類を発送しましょう。

その他の確定申告関係の情報は
確定申告情報まとめの方を
参考にしてみて下さい!

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