確定申告は税務署から送られてきた紙以外でも提出できるの?

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確定申告の用紙は、
前年に確定申告を提出していたり、
開業届などを提出していると、
税務署から、毎年1月下旬あたりを目安に
送付されてきます。

しかしながら、中にはその用紙が届かなかったり、
記入に失敗してしまったり、
他の方法で用紙を手に入れたり、印刷したり…と、いうような感じの人も
いらっしゃるのではないでしょうか。

確定申告の用紙が
税務署から送られてきた場合、
”必ずしもそれを使わないといけないのかどうか”を
解説していきます。

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送られてきた用紙を使うかどうかは自由

結論から言えば、確定申告のために
税務署から送られて来た用紙を
”使うかどうか”は自由になります。

必ずしも使わないといけない、ということではありませんし、
それを使ってもらっても構いません。

もちろん、全く関係のない紙に、適当に書くのはダメですが、
確定申告用の用紙に書いてさえいれば、
別にそれは、税務署から送付されてきたものではなく、
自分で印刷したものなどを使っていただいても、
全然問題はありません。

印刷する場合は必要ない場合も

税務署から送られて来た確定申告用紙は、
会計ソフトなどを使って
確定申告を印刷する際には”必要ない”場合もあります。

例えば、会計ソフトで確定申告書類を印刷すると、
入力した数字などだけではなく、
確定申告の表自体も一緒に印刷できますから、
元々届いている確定申告用紙は必要はありませんし、
他の場所から確定申告用紙を貰ってきている場合なども
税務署から届いた確定申告用紙は
使わなくても問題ありません。

あくまでも1セット届くだけで、
必ずしも”ここに記入しなさい”ということではないので、
他の方法で確定申告の書式通りに印刷・記入できるのであれば
税務署から届いたものを使わなくても大丈夫です。

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届いたものを使わなかった場合はどうすれば?

会計ソフトなどを使って確定申告を印刷した場合や、
ダウンロードした確定申告用紙を印刷して
それに記入した場合などについては
”税務署から届いた確定申告用紙”は使う必要がなく、
余る場合もあると思います。

余った場合に関しては
”自分で処分”して下さい。
ただ、ある程度の個人情報が予め記載されているような
場合もあると思いますので、
念のため、シュレッダーなどで裁断してから、
ゴミに出すことをおすすめします。

なお、そんなことをする人はいないと思いますが
”余ったからと言って税務署に返送”する必要はないですし、
逆に迷惑行為になるので、そのようなことは
しないようにすること、
そして、翌年以降の確定申告には、その年に届いた確定申告用紙しか
使うことはできませんので、
”来年以降に使い回しをしよう”などと、考えないようにしてください。

届いた書類を紛失したりした場合はどうすれば?

税務署から届いた確定申告書類を紛失してしまったり、
記入時にミスをしてしまったりした場合はどうすれば良いのか。

この点に関しては先ほどから書いている通り
確定申告書類は”届いた紙を必ずしも使わないといけない”
と、いうことではありませんので、
他の方法で確定申告書を用意して、そこに記入するなりすれば
問題ありません。

紛失してしまったり、破れてしまったり、
そういったことがあった場合に関しては
後述する別の手段で確定申告書類を入手して
そこに記入していきましょう。

必ずしも、税務署から届いたものを使わないといけない、
ということではありません。

確定申告書類はいつでも入手可能

確定申告の書類は
下記の方法で入手することができます。
もしも紛失してしまったり、破れてしまったり、
あるいは税務署から確定申告の書類が
届かなかったりした場合に関しては、
下記の方法で確定申告書類を
用意しましょう。

・税務署で入手する
税務署では、確定申告の書類を無料で貰うことができます。
最寄りの税務署に足を運び、直接手に入れるのも一つの方法です。

・国税庁のサイトでダウンロード
国税庁のサイトでは、確定申告の書類を
ダウンロードすることができます。
それを印刷することで、いくらでも確定申告書類は
ご自宅にいながらにして入手することができるので、
ご自宅に”印刷できる環境”があるのであれば
活用していきましょう。

・国税庁のサイトで作成して印刷
国税庁のサイトでは確定申告書作成コーナーという
コーナーも用意されており、
そこで、予め必要事項を入力し、
用紙だけではなく”完成した状態の確定申告書類”を
印刷することも可能になっています。
会計ソフトなどを導入していない場合は
活用してみても、良いのではないでしょうか。

・会計ソフトなどを利用する
確定申告などが可能な会計ソフト・サービスを
利用していれば、そこで印刷することができますし、
国税庁のサイトのように必要事項を入力後に
印刷を行うことも可能になっているものが多いです。

このように、確定申告書類自体は
税務署から届く以外にもいくらでも入手する方法が
あるので、活用してみてください。

まとめ

税務署から届いた確定申告の書類は
必ずしも使わないといけない、ということではなく、
ちゃんとした書式であれば、
他の方法で入手した確定申告書に記入して
提出しても、全然問題ありません。

税務署から届いた用紙が余った場合に関しては
シュレッダーなどにかけて
個人情報が分からないようにしたうえで
処分すれば、安心なのではないかと思います。

必ずしも税務署から届いた
申告書類を使わなくてはならない、ということではないので
そこのところは、覚えておきましょう。

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