確定申告…。
サラリーマン以外で所得のある人は基本的に
行わなくてはなりません。
(一部副業などをしている会社員や所得が無い人など
例外もあります)
ですが、いきなり確定申告なんて言われても
「確定申告って何…?」状態になってしまうと思いますし、
いざ、確定申告しようとしても、
全く意味が分からない…という状態に陥ってしまうと
思います。
確定申告しないといけない!と言われても
やり方がわかんないけど、どうすればいいんだよ!!と
言う人も居ると思います。
今回は、そんな方のために、確定申告のやり方が
分からない場合の対処方法をまとめてみました。
確定申告のやり方がわからない場合…
初めて確定申告をやる方のほとんどは確定申告って何?という
状態であることが多いと思います。
私も、確定申告なんていわれても…という感じでした。
誰でも最初はそうですから、心配する必要はありません。
ですが、心配がないと言っても、
分からないまま放置しておいて良い、というわけでは
ありません。
最初、分からない場合はどのようにすれば良いのかを
書いていきます。
①税務署を訪れる
何も分からない!という場合、一番良いのはこれですね。
確定申告の時期には税理士の方が、税務署でちゃんと
教えてくれるようになっています。
特に料金もかかりませんから、確定申告のことで
「わからない…」となってしまった場合や、
「そもそも何も分からない」という場合は、まずは
税務署を訪れて尋ねてみることから始めましょう。
ちゃんと教えてくれると思いますし、
分からないことがあれば、何回か通ってみても良いと思います
(時間はかかってしまいますが…)
ただし、注意したいのは確定申告の申告期限が
近づけば近づくほど、税務署は混雑していくものですから
その点は気をつけなくてはなりません。
②税理士に尋ねる
税理士の方に助けを求めるのも一つの手段です。
費用はかかりますが、確定申告書類の作成をしてくれるような
ところもあります。
また、もしも知り合いに税理士の方がいるならとてもラッキーです。
その方との関係にもよりますが、
気軽に聞けるような間柄だったりするのであれば、
迷わずその方に相談してみましょう。
恐らくは、ちゃんと教えてくれると思います。
知り合いに税理士が居ない!(居ないことの方が多いとは思いますが)
場合は、近場の税理士さんなどを探してみると
良いかと思います。
③自営業の人に聞く
知り合いに自営業の人、もしくは自営業をやっていた人は
居ませんか?
もし居るのであれば、その方に尋ねてみるのが良いかと思います。
自営業をやっている人、もしくは自営業経験者、ということであれば
恐らくその人は確定申告をしているはずです
(赤字でしていない人も居るかもですが)
ですので、自営業の知り合いが居たりする場合は
その人に尋ねるのがてっとり早いかと思います。
もちろん、その人も間違った方法をやっている可能性もありますが、
ある程度の年数、自営業をやっている人であれば、恐らくは
問題ないかと思います。
④ネットで調べる
今の世の中、ネットにも多数の情報が溢れています。
ネット上で確定申告のことを調べてみるのも
良いかもしれませんね。
ただし、この場合だと、直接相手に疑問点を尋ねることが
出来ないのは少し難点かもしれません。
正直なところ、何の知識も無い状態で、
誰にも話を聞かずに、経理ソフトなども使わず、
確定申告のことをネットの情報だけでマスターする!
というのは少し無理があるのではないかと
個人的には思います。
できれば、他の方法と上手く併用しながら
進めていく感じが一番良さそうです。
また、調べるだけでは無く税理士ドットコムというサイトの
ような、税理士の方に質問できるようなサイトもありますから、
そう言ったものも活用してみると良いかもしれません!
⑤本などで調べる
確定申告について書かれた本も、たくさん発売されています。
本も色々ありますから、自分にピッタリと合うものを
探してみると良いと思います!
ただし、本で調べる場合に注意したいことは
「古い本」はやめた方が良い、ということです。
法律関連は、時代によって変わっています。
それは、確定申告であっても同じことです。
つまり、古い内容の本を読んでそれを参考にしてしまうと
「現在のやり方と違うやり方」を覚えてしまう可能性があるわけです。
そうなってしまうと、結果的に
「やり方が違う」ということになってしまいますから
本を参考にする場合は古本ではなく、新しい本を
購入することをおすすめします。
⑥電話相談も可能です
税務署を訪れる…と最初に書きましたが
税務署は電話でも確定申告に関する相談を受け付けしてくれています。
なので、税務署を訪れる時間が無かったり、
「聞きたいことはここだけなんだけどなぁ…」と言う場合は
税務署に連絡してみると良いでしょうね。
もちろん、料金はかかりません。
無料で1年を通して税務署が確定申告の相談に乗ってくれるので
電話で相談してみるのも一つの方法だと思います。
ただし、電話での相談なので、訪れるよりはやり取りの精度が
落ちてしまいますから、最初に書いた通り、
「まったくわからない」と言う場合は税務署への電話ではなく、
税務署を直接訪れた方が早いと思います。
⑦会計ソフトを利用する
確定申告用の会計ソフトを利用するのも一つの手段です。
確定申告系のソフトを利用すると、確定申告の知識が
ほとんどなくても確定申告できるようなものもありますので、
知識が全くない場合は、一からやるよりも、大手の会計ソフトや
サービスを利用してしまうのも一つの手段ですね。
これらを利用すると、日ごろの入金や出勤の流れなどを
入力しておくだけで、自動的に確定申告書類を作ってくれるような
ものもあります。
確定申告に対する負担を大きく下げてくれるのも事実ですから
こういったものを利用するのもおすすめです。
また、会計ソフトの会社によっても対応が違いますが
サポートなどが充実しているところもあり、
そういったところでは、確定申告に対する質問などにも
答えてくれる場合がありますから、それらも利用していきましょう!
⑧無料相談会などを利用する
税理士の方による確定申告の無料相談会などが
定期的に実施されています。
税理士の方と直接会ってお話ができますから、
税理士の知り合いがいなくても、税務署に行くのが面倒だったり
遠くても、もしも近くでこれらの
無料相談会が開催される場合は足を運んでみる!というのも
良い事だと思います。
直接税理士さんと顔を合わせることができますから、
気になることを色々と尋ねることもできますし、
直接その場で答えを聞ける!というのは
ネットで調べたり、本で見たりするよりもはるかに分かりやすいものです。
ただ、開催時期や開催場所についてはここではなんとも言えません。
各所の税理士会のホームページなどに記載されていますから、
そちらの方で確認してみることをおすすめします!
まとめ
確定申告のやり方が分からない場合、一人で悩んでいても
自然とできるようにはなりません。
上のような方法で調べるなり、尋ねるなりする必要があります。
ただ、全く知識が無い状態から独学で学ぶのは
結構面倒ですし、大変だと思いますから、
やはり知人に税理士や個人事業主が居ればその方に聞いた方が
早いですし、そうでなければ税務署などに直接訪ねて
対人で教えてもらうことが一番の近道だと思います。
なかなか簡単なものではありませんが、
一度やってしまえば、次の年からはある程度スムーズに
進められると思いますから頑張りましょう!