部下や後輩に対する行動はよく考えて!後から後悔しても遅い!

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仕事で部下を持つ人は、
部下への接し方に注意しなくてはいけません。

立場上は同じでも、後輩に対しての接し方でも
そうですが、接し方を間違えると
仮に悪気がなかったとしても
責任問題に発展してしまったり
パワハラになってしまったり、
最悪の場合は刑事責任を負うことになる可能性もあります。

軽い気持ちで部下や後輩をいじったりしている人は注意が
必要です。
後から「そんなつもりじゃなかった」なんて言っても
そんなことが通用する世の中ではありません。

ちょっとの油断が、自分の人生を一変させてしまう
可能性もありますから、
そうなってしまわないように、注意が必要なのです。

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部下や後輩にしてはいけないこと

部下や後輩に対する接し方。
これには注意しなくてはいけません。
基本的に、大事なのは”相手がどう感じるか”です。

これから詳しく説明していきますが、
例えば、冗談のつもりで言っていて、
自分自身には全く悪気のないことだったとしても、
本人が「嫌だ」と感じて傷ついてしまえば
それはパワハラになる可能性もあります。

自分がどう感じていても関係ありません。
「される側」「言われる側」がどう感じるかどうか。

上司や先輩に対して、部下や後輩は
人にもよりますが、少なからず「遠慮」するものです。
それに気づかずに相手が嫌だと感じることを
し続ければ相手にもいずれ我慢の限界が訪れて
最悪の事態を招いてしまう可能性は十分にあります。

相手の立場に立って考えてみることが大切になります

「嫌なんて一度も言われなかった」なんて言い訳は
社会では通用しないので、その点に関しては
注意しておくようにしましょう。

では、どのような行為に注意するべきなのか
それをまとめていきたいと思います。

暴力行為は完全にアウト

まず、”いかなる理由であっても”暴力行為はNGです。
後輩や部下に対してももりとん、上司や同僚であっても
暴力行為は行ってはいけません。

例え、部下や後輩が反抗的な態度を取っていたり
何度仕事を教えても覚えようとしなかったりと
相手側に問題があったとしても、
それを暴力で解決しようとする、ということは
絶対にやってはいけない行為ですし、大変愚かな行為です。

これは、完全にパワハラになりますし、
そもそも、傷害になりますので、場合によっては
警察沙汰になります。
失職するだけではなく、犯罪者として
御用になることもありますから
決して暴力を振るうことをしてはいけません。
相手が悪かったとしても、
自分が相手に暴力を振るってしまった時点で
全ては逆転してしまいます。

暴力をふるった方が、100パーセント
悪いと言っても過言ではないでしょう。

また、気を付けたいのが
「わかりやすい暴力ではない」パターン。

どういうことかと言うと、
”髪の毛をひっぱる”
”軽くたたいたつもり”
自分自身が、暴力だと全く認識していないパターンです。
ですが、これも相手が痛い!と感じたり苦痛に感じれば
暴力になりますし、
怪我をしたりしていれば、当然、問題にもなります。

直接的な暴力(殴る・蹴るなど)と比べて
自分自身にも自覚がない場合があるので
こういったことも暴力にあたる可能性がある、
ということは覚えておきましょう。

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言葉で傷つける行為

口なら何を言ってもいいか、と言えばそれも違います。
自分自身はなんとも思っていなくても、相手が
苦痛に思っていれば、それは言葉の暴力です。

そして、言葉に関しては、感じ方は人それぞれ違います。
例えば、自分では冗談のつもりでも、
相手にとっては本当に辛い言葉かもしれません。

自分の物差しで考えてしまい
「冗談じゃないか」と言っても
相手が苦痛に思っていれば、それは言葉の暴力になりますし、
NGな行動です。

パワハラとして問題になる可能性もありますから
ちゃんと考えて行動することが求められます。

加えて、今の時代は、
音声を簡単に録音することができます。
部下や後輩に調子に乗って暴言などを連発していると
そのうち大変なことになりますから、
くれぐれも「誰も見ていないから」と調子に
乗らないようにしましょう。
暴言はそもそもやってはいけないことですし、
心無い言葉を人に浴びせ続けていれば、
そのうち自分に跳ね返ってくる、ということは
忘れないようにしましょう。

考えの押し付けや強要など

人間は、一人ひとり、その考え方が違うものです。
そのため、自分の考え方などを強要しないようにすることは
とても大切なことです。

自分の意見が全て正しいと思い込んで
部下や後輩にそれを強要することはあってはならないですし、
自分にとって気に入らないことがあるとすぐに
全否定したり、そのようなことをしてはいけません。

また「自分はこう思うからこうするべきだ」だとか、
相手の行動を勝手に決めつけたりする行為も、
絶対に控えるべきです。
人それぞれ考え方は違います。
部下や後輩であっても、全ての考え方を一緒に
する必要はありませんし、同じ考えを
強要される筋合いもありません。

不正行為絡みのこと

不正行為を部下や後輩に指示したり、
口止めしたり。
そういうことも絶対にやってはいけません。
部下の立場からすれば、例え不正行為だとしても
場合によっては断りにくい、ということもあるでしょう。
後輩でもそれは同じことです。

もちろん、誰かから指示されたとしても
不正な行為や犯罪行為に手を染めれば、それは
指示した人だけではなく、指示されてやってしまった人の
責任にもなります。

そうなってしまえば、自分の言葉で部下や後輩まで
巻き込んでしまうことになるのです。
上司として、先輩として良識のある行動が
求められるのは事実ですし、
不正行為の強要などは、絶対にしてはいけません。

また、不正行為を部下や後輩の前で堂々とやっていて
それを口止めしていれば大丈夫だろう、何て言うのは
勘違いも甚だしいです。
部下や後輩は操り人形ではありません。
ちゃんとした意思を持つ人間です。

そのため、調子に乗っていると、
部下や後輩から、口止めしている不正が
上に伝わったりして、最悪の結果を招く可能性もあります。

部下の前でなら何をやっていても大丈夫、などということは
絶対にないので、この点は、勘違いしないように
した方が良いでしょう。

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必要以上にプライベートに踏み込まない

必要以上に部下や後輩のプライベートに
踏み込まないようにすること。
これもとても大切なポイントになりますね。

職場以外で上司と関わりたくない、という人は
たくさんいます。
そのため、ずけずけと人のプライベートに
踏み込まないようにすることはとても
大切なことであると思います。

踏み込み過ぎれば嫌がらせになってしまう
可能性もあるかと思いますし、
相手が異性である場合は、なおさら危険です。
相手からプライベート的な話が持ち合上がった場合は
別ですが、自分からずかずかとプライベートに
土足で踏み込むようなマネはしないようにしましょう。

相手と仲良くなりたい!とあなたが思っていたとしても
それが、相手にとっては苦痛である可能性も
充分に考えられることです。

まとめ

上司として、先輩として、
後輩や部下を導いたり、教育したりしなくては
いけない部分もあるかとは思いますが、
度を超した行為をしてしまったり、
勘違いしてしまったりしてはいけません。

先輩だから、上司だからと言って
何でもしても良いわけではありませんし、
大事なのは自分が「そういうつもりじゃない」という
感情ではなく、相手がどう感じるか、です。

相手が嫌だ!と感じたら
それはもうパワハラに当てはまるのです。

ですので、部下や後輩との付き合い方はしっかりと
しておく必要があるのです。

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