年末年始に休める業種と休めない業種!年末年始も仕事なのは?

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店員Kです!

仕事納めと言う言葉と仕事始めという言葉が
あると思います。

年末、何日まで仕事で
年始、何日から仕事か。
それは人によって異なるでしょう。

ですが、世の中には、そもそも年末年始などという言葉そのものが存在しない人が
いるのも事実です。
悲しいことですが、仕事収めが12月31日で仕事はじめが1月1日、
なんて人も居るでしょう。

私も毎年そうです(笑)

今回は年末年始の傾向を業態やタイプごとに見ていきましょう!
どんな業態だと休めるのか。
そしてどんな業種だと休めないのか…。

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年末年始は仕事?それとも休み?

皆様の年末年始は仕事でしょうか?それとも休みでしょうか?
・・・どちらの方もいらっしゃると思います。
学生さんであれば大抵の場合は年末年始は休みになっていると思いますが
社会人になってしまうとそうはいきません。

暦通りにちゃんと年末と年始休んでいる人なんて
ほとんどいないのではないでしょうか。

年末年始の休みについて関係のありそうな
業態を順番に見ていきましょう。

自営業の場合

まずは自営業の場合。
これは休むも、休まないも自分次第です。

ただし、気を付けたいのは”休んでいる間”の給料は
基本的には自営業である場合「発生しない」ということです。
店舗販売であれば当然、売上など発生しませんし、技術系等の場合も
休んでいる間は作業が進みませんから、入金などはあったとしても、
新しい収入を作る事はできません。

会社員であれば有給休暇になると思いますが
自営業の場合はあくまでも自己責任。

なので、ある程度余裕のある自営業の方は休めると思いますが、
ギリギリでやっているようなところは休むことはできません。
休めばそれだけ収入が減ってしまうわけですからね…。

なので、休んでいる自営業の方は1週間以上休んでいるところもありますし、
休んでいないところは年末年始など関係ない!という状態です。

この辺は自営業者によって、大きく異なる部分になっています。

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接客業の場合

接客業は基本的には休めないですね…
「今が稼ぎ時だ!」などと会社から言われます。
実際には年末年始は一部の時間以外、ほとんど売れなかったりするわけですが、
それでも会社はお構いなしです。

私が前に居た会社は、営業時間を短縮することすら
許されない雰囲気に後半はなっていました。

大戸屋や、ロイヤルホストなど一部の接客業のお店は
元旦などの営業をやめる発表をしており、
私もそれが良いと思いますが、
まだまだその動きが拡大していくのは難しいと思いますし、
大半の接客業の人間は年末年始は働くことになる、というのが現実です。

交通機関関係の場合

公共交通機関を止めてしまうわけにはいきませんから、
休むのは難しいです。
とあるバス会社の年末年始の休みは「抽選」になっており、
誰かがバスを走らせなくてはいけないわけですから、
抽選が当たれば年末年始休むこともできますし、
抽選で外れれば年末年始全て働くことになる可能性も
あるみたいです。

そのバス会社以外の休日がどのように決められているかは
分かりませんが、電車もバスも走っているわけですから
「休める人」と「休めない人」がいるのは確かですね。

ブラック企業の場合

ブラック企業の場合は年末年始の休みなんて当然ありません。
そもそも、普通の休みですらないのですから。

私は以前、ブラック企業に勤務していましたが
やはり休日などありませんでした。
年末年始も含めてずっと出勤している社員も居ましたし、
私のように、せめて「いつもの休み」だけは貰っている社員も居ました。

ただ、別の記事で書きましたが
「普通の休み」を貰っただけで、
「この時期に休むなんてありえない。俺の時代は12月、1月は休まず
 働いた」などと説教を始められてしまう始末。

ブラック企業に勤務する場合は年末年始休む、なんていうのは
夢のまた夢ですね…。

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アルバイトの場合

アルバイトさんの場合は、働いた分が稼ぎに直結しますから、
バイト先がやっている場合は、休まずに働く場合も多いですよね。
バイト先によって年末年始の特別ボーナスも出ます。

そのため、アルバイトスタッフさんの中には
年末年始にむしろ、積極的にバイトに入りたがる人も居ます
(私の店長時代は、バイトさんたちが争奪戦をしていました笑)

また、フリーターの方の場合は、年末年始休んでいると
生活も苦しくなってしまいますから、年末年始休んでいる暇なんてない!
という方も多いと思います。

今の時代、結構生活が苦しい人も多いですから
お正月だ~みたいな空気にはならない人も多いのです。

年末年始に関係のある仕事の場合

これは当然休めませんよね…。
まぁ、この業種の場合は最初からある程度覚悟は出来ていると
思いますから、当然のこととして働いている人も多いとは思います。
年末年始が関係する業種で働く場合は、
年末年始の休みは無い!と思っていた方が良いと思います。

郵便局なども年賀状関係で相当忙しい時期ですし、
お正月関連の催しやイベントの関係者なども、
忙しい時期になるでしょう。

これらの業種を選ぶ場合は、その点は覚悟しておきましょう。
家族や親戚とゆっくりお正月を過ごす、というライフスタイルを
望むのであれば、年末年始が関係ありそうな仕事はなるべく避けるべきです。

公務員の場合

公務員の年末年始は、休みの方が多いみたいですね。
もちろん、一部、そうではないところもあるみたいですが…。

年末年始に確実に休みたいのであれば、
簡単な道のりではありませんが、やはり「公務員」になるべきなのでしょう。
業種により例外はあるみたいですが、多くの公務員の方は
年末年始にしっかりと休めているようです。

自営業も自分で判断するので、儲けることができれば
1週間でも2週間でも年末年始休みはとれると思いますが、
そうでない場合は、年末年始に休むどころか、逆に年末年始も
全て仕事になってしまいますから、
やはり、年末年始休みたい!ということだけを考えるのであれば
公務員が一番良いのでしょう。

年末年始はゆっくり過ごすは幻想

よく、お正月や年末ぐらいゆっくり休んだ方がいいよ!という
意見を述べている人も居ますが、それはザンネンながら幻想です。

誰だって休みたいと思いますし、
私もそうなれば良いな…とは思いますが
現実的には「不可能」でしょう。

これからますます「休める人」と「休めない人」の差が
開いていくのではないでしょうか。

働かないとやっていけない人も増えるでしょうし、
経営が苦しい企業が増えれば、それをなんとかしようと
企業がブラック化して、年末年始の休みを奪ったりする、なんて
ケースもあると思います。

「年末年始は働かなくていい」
そういう人ことを言う人も居ます。

が、現実は厳しいものです。
交通機関が止まったら困る人も居るでしょうし、
全員が休んでしまえば、ありとあらゆるものが機能しなくなります。
なので、年末年始に「全体が休む」ということは
不可能なことでしょうね。

まとめ

年末年始の休みと言うモノは、変な言い方をするのであれば
「誰かの犠牲の上に成り立っている」モノです。
誰かが働いているからこそ、休みの人は年末年始の休みを
満喫できるわけです。

全員が休む、なんてことは不可能ですが、
休めない人たちには、別のタイミングで補てんしてあげることも
大切なのかもしれませんね。

ただ、今後ますます年末年始休めない人は増えていく、と
私は予想しています。
次第に休める人は減っていき、
年末年始にちゃんと休める!なんていう人はどんどん減って行くはずです。

そして、そのうちお正月という雰囲気そのものが無くなって
しまうのではないでしょうか。

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