上に立つ人間がやってはいけないこと。誰も言うことを聞かなくなる!

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人の上に立ち、人に指示をする立場の人…

会社でも、自治体でも、
もっと小さなグループであっても、
色々あると思います。

ですが、そういった”上に立つ人間”は
注意しなくてはいけないことがあります。

”支離滅裂な発言を繰り返したり”
”コロコロと言うことが変わったり”
”やたらと高圧的だったり”
”自己保身に走ったり”
”組織間の連携がとれておらず、それぞれ好き勝手したり”

”上に立つ人間”のこういう姿は、
とても醜いものであると同時に
最終的には
”誰も言うことを聞いてくれなくなります”
相手にされなくなる、ということです。

当たり前ですね。

会社などで”上に立つ立場”の人間は、
よく、これらについて、頭に刻み付けておくことを
おすすめします。

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立場に甘んじていれば、最終的に崩壊する

上に立つ人間が、立場に甘んじていれば
最終的には誰も言うことを聞いてくれなくなり、
全体が崩壊することになります。

例えば、会社上層部が
支離滅裂な発言を繰り返していたり、
上層部の人間同士が、AとBで、
食い違った意見を言い続けていたり、
上層部同士の醜い争いを、部下たちの前で
見せつけたり…

逆の立場で考えてみてください。

そんなことばかりされていれば
「あ、もう、こんな人たちの言うことなんて聞いてられないや」だとか
「そっちはそっちで好きにやっててください」だとか
そういう風になってしまいますよね?

これから紹介することは
”上に立つ人間”がやってはいけないこと、です。
よく心に刻み、そういったことができる限りないよう
立ち振る舞いを意識することを、おすすめします。

言ってることがコロコロ変わる

誰にでも方針転換と言うものはあるでしょう。
それは、”ある程度”は仕方のないことです。

ですが、言ってることが、何度も何度も何度も
コロコロ変われば「なんだこいつ」と、指示を受ける側が
思うのは、当たり前のことです。
付き合わされる側もたまったものではありません。

どうしても方針転換が必要な場合は
「なぜ」それが必要なのか
「どうして」方針が変わったのか、
それらを、簡潔にでも良いので、しっかりと説明し、
方針転換により、誰かが被害を受けるのであれば、
そのことについては、コロコロ方針を変えた側の
責任ですから、自分は偉いんだ、ではなく、
人間として、そこは、謝罪した上で、
ことを進めていく必要があります。

方針転換は”できる限り避け”
やむを得ない場合は、転換の理由、
どうして必要なのかを説明、
一言でも良いので、害を被る人がいれば
詫びの言葉を口にする。
これは、絶対に意識しておくべき部分です。

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偉そう・高圧的・恐怖で支配している

こういったものは、上に立つものとして、以前の
問題ですが
「やたらと偉そうにしている」
「高圧的な態度が目立つ」
「恐怖で下のものたちを支配している」…
どれも、上に立つものとしては”論外”な
ふるまいです。

”リーダーシップを発揮する”ことは
非常に大事なコトです。
会社組織においても、上層部が、リーダーシップを
正しく発揮することができれば、
やはり、伸びる部分は伸びるでしょう。

ですが、
”偉そうにすること”と
”リーダーシップ”は、似てるようで
全く違うものです。

ただ、偉そうにしているだけ、では
反感を買うだけで、何もプラス方向には
働きません。

自分の振る舞いに、そういう部分がないか、ということは
今一度、よく確認すべきでしょう。

指示をしたり、方針を決めたり、
そういうリーダーシップは必要です。

ただし、偉ぶってはいけません。

上に立つ人間であっても
話を聞く部分は聞く、
自分に非があるなら、それはちゃんと認めて謝る…
そういった、対応も必要なのです。

組織間の連携が取れていない

偉い人Aと偉い人Bの言ってることが
全然食い違っている…

同じ組織、同じ系列の組織で
これは致命的です。
話を聞く側に対して、
二人の人間が「Aをやれ」「いいやBだ!」
みたいな全く違うことを言っていたら
「どっちなんだよ!」ということになってしまいますし、
そんなことばかり繰り返していたら
そのうち、呆れられてしまい、
誰も話を聞いてくれなくなります。

そうなってしまわないためにも、
組織間の連携は、しっかりすべきであり、
お偉いさん同士の醜い争いを
見せるべきではありません。

もちろん、”偉い人”の中でも
意見が食い違うようなことはあるでしょう。
ですが、それは”中”で済ませるようにして下さい。

中途半端なままで、それぞれが好き勝手やったり、
他の人間が見ているところで、陰険な争いを
繰り広げたり…
そんなことをしていて、ヒートアップしているのは
”上に立つ側”の人たちだけで、
下にいる人間たちは「何やってんだよこいつら、どうしようもないな」と
冷ややかな目で見ているでしょう。

支離滅裂な発言

コロコロと方針が変わる、と似ていますが、
例えば、「言ってることとやってることが違う」だったり、
下の人間にはAを求めておきながら、
自分はBを求めていたり、訳の分からない行動は
控えましょう。

当たり前のことですが、こんなことをしていれば
信望を失います。

例えば、身近な話で言うと、
「遅刻は絶対にするな」と言っていたお店の店長が、
自分は遅刻を繰り返していたり…。

全くお話になりませんよね。

そういうことをしてはいけない、ということです。

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自己保身に走る

上に立つ者が「自分の自己保身に走り始めたら」
その人は、もう終わりです。
近いうちに、上の立場から、何らかの形で
引きずり降ろされるでしょう。

普通、ちゃんと出来ていれば「自己保身」に走る
必要のある場面なんてなかなか出て来るものでは
ありませんし、保身をしなくても良い状況が
続くはずなのです。

それが”自己保身をしなくてはいけない状態”に
なっている、ということは、
日頃の行いにも問題があるということでしょう。

保身のことしか考えなければ、
結果的に、下の立場の人間からは
「もうこんな人にはついていけない」となってしまいます。
いずれ、誰も言うことも聞いてくれなくなります。

誰だって自分の身がかわいいのは仕方ないことですが
あまりにも醜い自己保身にならないよう、注意が必要です。

謝ることができない

上に立つ人間だって、悪いことをしたり、失敗したり
することもあるでしょう。

そんな時に「謝ること」ができるかどうか。
これは、とても大事なコトです。

謝れないやつには、誰もついてこなくなります。

失敗しても、誰かのせいにしたり、
責任逃れの発言ばっかり繰り返したり。
それではダメなわけですね。

ミスをしたら、失敗をしたら、間違いを犯したら
「ごめんなさい」
これを言うだけでも、大きく印象は変わりますし
”人として”それは言えるようにしておくべきです。

不正に手を染める

これは、論外です。
上に立つ人間は手本となるべきですが
それもできずに、自分が不正に手を染める。

まったく、話になりません。

開き直ったりしている場合は
もっとお話になりません。

当たり前のことですが、
不正に手を染めるなどということは
絶対にしてはいけません。

まとめ 下の立場を想像できない者は、上に立つ資格なし

「自分が下の立場だったら、どう感じるか」

それを、想像できないと、
結果的に↑のような行動をしたりしてしまうわけです。

上に立つ人間に必要なスキルの一つは
「下の立場の人間の側を想像する力」です。

これができないと、
どうしようもないふるまいが目立つようになり、
結果的に「こんなやつの話なんか聞いてられるか!」と
なってしまうのです。

”そうなってしまう前に”
心当たりがある、”上の立場”の皆様は
今すぐにでも、改善することを、おすすめします。

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