社内の経営者や社長の息子とはどのように接すれば?対処法を解説!

この記事は約6分で読めます。

自分の勤務している会社に、
会社の経営者の社長や息子がいる!という場合も
あるかと思います。
(※子供は息子とは限りませんが、今回は息子の場合について記述します)

会社内に「社長の息子」みたいな立場の人間がいると
その人の性格や、経営者の性格次第では
「厄介な存在」となる可能性もあります。

もしも、自分の勤務している会社に
社長や経営者の息子がいたらどのように
接するべきなのかどうか、
そのポイントを解説していきます。

スポンサーリンク

全員が全員「厄介」とは限らない

社長や経営者の息子=厄介者、とは限りません。

当然、社長や経営者の息子も人間ですから
「良い性格の人」もいれば「どうしようもない性格の人」も
いる、というのが現実です。

そのため「経営者の息子」全員が”悪い”ということでは
ありません。
この点は注意しましょう。

経営者や社長の息子であっても
しっかりしている人もいますし、
ちゃんと周囲に気配りができて
「俺は社長の息子だぞ!」みたいなことは一切言わないような人もいます。

ですので、社長や経営者の息子、というだけで
すぐに”悪党”と決めつけてしまうのは、
これは、控えるようにしましょう。

では、経営者や社長の息子と接する際のポイントを
それぞれ解説していきます。

無用なトラブルを招く行為は避ける

どんなに良い性格の社長の息子だったとしても、
やはり「無用なトラブル」は避けるべきです。

相手が社長の息子以外でもしてはいけないことですが、
嫌がらせをしたり、(その息子より立場的には上の場合)パワハラをしたり、
無駄に争ったり、そういうことは避けるべきです。

どんなに性格が良くても、相手は社長や経営者の息子です。
その相手とトラブルを起こせば、
他の一般社員とトラブルを起こしたときに比べて
厳しい処罰が与えられる可能性としては高くなる、
というのも現実です。

相手に落ち度がある場合はともかく、
社長や経営者の息子を相手に
”自ら”トラブルを招くような行為は
絶対にしないように、注意する必要があります。

スポンサーリンク

親には情報が筒抜けになっていると考える

これも、社長や経営者の息子が
どんなに良い性格だったとしても、
注意しなくてはいけない部分です。

基本的に、社長や経営者の息子と
会話した内容は、親である社長や経営者にも
伝わる、と考えて会話するようにしてください。

そのため、その息子からしてみれば
”自分の親”である社長や経営者の悪口を本人の前で
言うようなことは当然、避けるべきことですし、
悪口を言っていれば、社長や経営者に
その息子を通じて伝わってしまい、
自分の立場を悪くしてしまう可能性もあります。

社長や経営者の息子と会話する際には、
「社長や経営者に知られても大丈夫な内容かどうか」は
考えておいた方が良いでしょう。

悪い部分があれば指摘する

社長や経営者の息子が悪いことをしていたり、
ミスがあったりすれば、それは、ちゃんと指摘するべき部分です。
特に、自分自身がその息子と「同じ立場」だったり
「上司」にあたる立場であった場合はなおさらです。

”社長の息子だから”と、ミスがあってもそれを水に
流したりしていれば、当然、周囲の不満も膨らんでいきますし、
本人自身も「何をやっても大丈夫なんだ」という
歪んだ考えにつながっていきます。

ミスではなく、不正などをしていたり、
勤務態度に問題がある場合も同じです。

相手が経営者や社長の息子であろうとも
「言うべきことはしっかりと言う」ということは
とても大事な部分になってくるのです。

これが、周囲全体でできないと
”社長・経営者の息子”は調子に乗ってしまい、
その本人のためになりませんし、
周囲は”なんであいつだけ”と不満を蓄積させることに
なってしまい、最終的に職場の崩壊にも
繋がっていくことになります。

言うべきことはしっかりと言う。
これは、相手が誰であろうと必要なことです。

仕事は特別扱いしない

社長や経営者の息子だからと
「これはやらなくていいので…」とか、
そういう「配慮」は必要ありません。

社長・経営者の息子の立場に応じた
仕事をちゃんと「与える」ということは
大切なことです。

例えば、その息子と同じ立場の社員が
交代でトイレ掃除をしているのであれば
「社長の息子さんだからトイレ掃除などやらせることはできない」
ではなく「当たり前の仕事」として順番に、平等にやらせることです。

特別扱いは、その息子さん本人にとっても
周囲にとっても良くないことです。
例え、クレーマー処理だったり、そういう
誰もやりたがらないような仕事であったとしても、
「社長の息子」と同じ立場の他の社員がやっている仕事なのであれば
それは、業務としてしっかりとやらせるべき部分になります。

スポンサーリンク

パワハラなどをされた場合は「No」を突き付ける

経営者や社長の息子の中にも「悪い」人間は
たくさんいます。
そのような悪い人間が相手だと、
中には「自分は経営者の息子だから」と好き放題、
横暴な振る舞いをするような人もいるでしょう。

しかしながら、それでも限度というものがあります。

明らかにおかしなことをお願いされたり、命令されたり、
実際に暴力などとして、危害を加えられたり、
そういうことがあった場合は、
ハッキリとNoを伝えて下さい。

明らかにおかしなことまで「社長の息子だから」と
従う必要はありませんし、
明らかにおかしなことには「No」を突き付けなくてはいけません。

そのまま野放しにしているとますますエスカレートして
手に負えない存在になってしまいます。

ダメなことはダメ。
常識的な範囲内で考えて、その点は判断するようにしましょう。

恋愛関係に発展するのは危険

社長や経営者の息子と恋愛関係に
発展するのは「非常にリスクの高い行動」です。
これは、できることであれば避けた方が良いでしょう。

最悪の場合、失業することにもなりかねません。

相手本人が良くても、経営者や社長である親が
どう感じるか分かりませんし、
住む世界がそもそも違います。
「社長・経営者の息子 と 社員(あるいはアルバイトなど)」と
いう立場で出会った時点で結ばれることのない運命だと考え、
あまり恋愛関係に発展するようなことは避けるべきです。

男性の場合は基本的には大丈夫だと思いますが、
男性の場合も社長・経営者の息子と「必要以上に深い関係に
なりすぎないこと」には、注意しましょう。

親は最終的には子を守ると考えた方が良い

自分の息子が、仮に不祥事や問題などを
起こした場合、親である社長や経営者の中にも、
ちゃんと平等に対処できる人は存在しますし、
親として謝ることのできる人、
息子に対してしっかりと叱ることのできる人は
存在します。

しかしながら、勘違いしてはいけないのは
「親は最後には子を守る」ということです。

もちろん、すべての親がそうとは限りませんが、
息子が不祥事を起こした際などに、親である
経営者や社長が謝るようなことがあっても
”油断”はしてはいけない、ということですね。

また、あまり調子に乗って、親である社長や経営者に
問題を起こした息子の悪口を言ったり、
必要以上に追い詰めるようなことをすれば、
逆に自分が追い詰められる結果になる可能性もあります。

何事も”やりすぎ”になってしまわないようには
注意しておきましょう。

まとめ

会社の社長や経営者の息子が
社内にいた場合は、扱いはどうしても
難しくなってしまうとは思いますが
性格面などを考えつつ、うまく対応していきましょう。

ただ、「過剰な特別扱い」は本人のためにも
周囲のためにも、絶対によくないことですので、
注意するようにしましょう!

タイトルとURLをコピーしました