忘年会はみんな楽しいとは限らない!価値観の押し付けはやめて!

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年末になると会社やアルバイト先で
「忘年会」が企画されることもあるでしょう。
忘年会が無い職場もあるとは思いますが
忘年会がある職場も多いでよね。

しかしながら、この忘年会を
勘違いしている人も居るので、
その点に関しては注意です。

特に、「楽しみのひとつ」だと考えている人は注意です。

もちろん、楽しみにすることは悪い事では無いですし、
集まり自体を楽しむのも、悪いことではありません。

ですが、その価値観を人に押し付けるようなことが
あってはならに、ということです。

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価値観は人それぞれ

大事なことは「価値観は人それぞれである」ということを
理解することですね。
忘年会を楽しいと感じるか、つまらないと感じるかは
人それぞれです。

もしもあなたがそれを楽しいと感じていたとしても、
周囲の人間も同じとは限らない。
中には、忘年会を苦痛に感じている人もいる、ということです。

好きな食べ物はみんな違いますし、
趣味だってみんな違う。
それと同じことです。

忘年会に対する考えもみんな、違うのです。

会社組織の中には、時折このことを理解できずに
人に価値観を押し付けるような問題人が居ますが、
そうなってしまってはいけません。
「価値観の押し付け」は、自分勝手の
象徴ですから、そうなってしまわないように、注意してください。

忘年会の価値観の押し付けに関する注意点を
書いていきますので、自分がそうなっていないかどうか
しっかりとチェックして下さい。

強制参加はNG

まず、忘年会に強制参加させる、ということは絶対にしないようにして下さい。
忘年会の時間中の分、給料が発生している!と言うのであれば
話は別ですが、そうではないはずです。
忘年会の際に、給料など出ていないでしょう。
それはつまり、忘年会は”プライベートな時間”ということです。
参加するも自由ですし、参加しないのも自由です。
そこにとやかく言われる筋合いはありませんし、
とやかく言うべきではありません。
会社側が強制参加にしていたり、
部署単位で強制参加にしていたりするのはおかしな話です。

その部分に関してはただちに改善する必要があるでしょう。
また”来いよ”という圧力をかけるのも当然ですが、NGです。
そういったことのないように注意する必要があります。
”忘年会への参加はあくまでも自由”
この大前提は覚えておかなくてはなりません。

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来たがらない理由を理解する

忘年会に参加して当たり前だと思っていたり、
楽しいものだと思っている人にはなかなか理解
できないと思いますが、
忘年会に参加したくない!という人の気持ちも
しっかりと理解してあげる必要があります。

特に、会社内での立場が高くなっていることの多い
年配の層の方はしっかりとここ、理解しておいてください。
価値観は人によって様々ですし、
プライベートでやりたいことは、人それぞれです。

忘年会に参加したがらない理由は
たくさんあるかちと思います。

まず「プライベートの時間にまで会社の人と会いたくない」
これは、理解はできるかと思います。
上司に会いたくない、キライな人に会いたくない、
当然のことだと思いますし、それに対して
”我慢して来い!”ともしも考えている人がいるのであれば、
おかしな話です。
忘年会では給料が出ないので、それは仕事ではありません。
プライベートは何しようが自由ですからね。

また、若い世代は特に気を遣います。
年配の方やある程度のポジションにいる人は
好き勝手楽しくやっているかもしれませんが、
全員が全員そうではない、ということは
しっかりと理解しておいてください。
もしもこれを理解できないのであれば、あなたは
”自分だけが楽しければそれでいい”という自分勝手な人ですし、
嫌々来ている人なんていないよ!というのであれば
それは、”自分本位でしか物事を考えられない”人です。

プライベートの時間も限られていますし、
ただでさえ、残業なども多い時代。
少しぐらい、自分の時間が欲しいのです。
そう考える人がいたって、何もおかしなことではありません。

忘年会を楽しむ人たちのことを理解する必要もありますが、
忘年会を楽しめない人たちのことも理解する必要があります。

そして、その両者が一番幸せになるためには
「出たい人は出て、出たくない人は出ない」
これしかないのです。

子供みたいなことをしない

忘年会に出なかったら仲間はずれにする、
みたいな大人になってまで、信じられない子供みたいなことを
している人たちも居ます。
そんな哀れなことをしてはいけません。

忘年会に出ても、出なくても、
会社の仕事上での扱いは対等であるべきですし、
そうでなくてはいけません。
もしも、忘年会に出なかった社員を、仕事上で冷遇するようなことが
あるのであれば、もう忘年会なんて廃止してしまった方が
良いでしょう。
正しく運用できない忘年会には存在価値はありません。

出る人、出ない人、ここを変に区別したりせずに、
少なくとも仕事をしているうえでは普通に扱うべきです。
もちろん、仕事外で仲良くする、しないは自由ですが、
仕事の上のやり取りで影響を出るようなことを
してはいけません。
大人げのないことは、やめましょう。

自由参加の雰囲気を作る

これは、影響力のある立場にいる人間の
仕事です。
忘年会の自由参加の空気を作る、ということですね。

「必ず出なければいけない忘年会」
「断りたいケド断りにくい忘年会」
そういった忘年会にしてはいけません。

そして、それは、上が作る雰囲気です。
新入社員や、影響力のない社員、アルバイトスタッフさんたちは
上が作り出した雰囲気に影響されます。

そのため”参加は自由である”という雰囲気を作るのは
上司、先輩、会社、そういった立場にいる人間の
役割なのです。
くれぐれも、断りにくい雰囲気を作ってしまったりだとか
そういうことのないようにしましょう。

ここも、自分本位で考えることなく、
ちゃんと相手の立場になって考えてみることが
大切になります。

強制参加、のような空気は絶対に出さないように
しなくてはいけませんし、
自分が「自由参加だ!」と思い込んでいるだけでもいけません。
気兼ねなく新入社員であっても断れるような
そんな環境を作らなくてはいけないのです。

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必ずしもやる必要はない

忘年会は、別に必須ではありません。
別に、やらなくても良いのです。
会社として、部署としてやらなければいけない、というものではなく
仕事ではありませんから、別に無理して企画・開催する必要は
ないのです。

もしも、誰も乗り気でないような場合は、
忘年会を開催する必要はありませんし、
何か忘年会が問題を起こすきっかけになっているのであれば
それは廃止してしまった方が良いでしょう。
辛い思いをするような人が生まれてしまう
忘年会に価値はありません。

やるのであれば参加する人も、しない人も
嫌な思いだけはしてしまわないように
注意する必要があります。

また、未成年者が職場に居る場合は
しっかりと配慮を行うようにすることも
大切なポイントの一つになります

場合によっては問題になる

忘年会に強制参加させるようなことがあったり
参加しなかったことによって
何らかのペナルティや嫌がらせをするようなことが
あれば、大きな問題になる可能性があります

そうなってしまわないように、
ちゃんと会社として気を配る必要があります。
忘年会に強制参加、のようなことで
問題になって明るみに出てしまったら
本当に恥ずかしいことです。

問題になることもあるので
忘年会などで調子に乗って
嫌がらせや強制参加をさせないように
することは、とても大事なことです

まとめ

忘年会に嫌々参加させられているような人は
実際に存在します。
そういったことにはなってしまわないように
しっかりと対応をしていかなくてはなりませんし、
それができないのであれば、そのような忘年会は
やらない方が良いでしょう。

断れる忘年会づくり。
これはその部署のトップや中心になっている人物の
責任です。
くれぐれも”仕事外”の忘年会を強要したり
することのないように気を付けるようにして下さい。
強制は絶対にしてはいけません。

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