円安が続く場合、switch2の発売時期は遅らせた方が良い理由。

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ニンテンドースイッチの次世代機は、
最近では常に噂が囁かれています。

しかし、2024年5月開始時点でも
次世代機に関する情報は公式からは出ておらず、
switchの売上も未だに好調です。

(追記)
この記事掲載後5/7に後継機の存在が初めて言及されましたが、
発売時期や具体的な情報は”今期中に発表”とのことです。
(※switch後継機の発売時期などの予想は⇒switch後継機徹底予想をご覧ください!

以下は↓それ以前に書いたものです

・・・・

いずれ行われるであろうswitch2(仮)の
投入に関して、不安要素となるのが”円安”です。

もしも円安の状況が今後もしばらく続くのであれば
”できる限りswitch2の投入は遅らせた方が良い”というのも
一つの事実です。

では、どうして円安が続く場合
switch2の発売を遅らせるべきなのでしょうか。
この点について詳しく解説していきます。

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円安の影響で高額になってしまうリスク

もし、円安の状況下でも
本体の価格を抑えられるのであれば、
この場合は”円安だから”と発売を先延ばしに
しなくても良いかと思いますが、
円安の影響を受けて高額になってしまう場合は
switch2の発売はもうしばらく遅らせた方が良い、
と、考えます。

仮に円安の影響を受けてswitchの次世代機の価格が
5万、6万のようなレベルの価格設定になってしまうと、
”任天堂ハード”としては非常に厳しく
相当な苦戦を強いられることになることが予想されます。

最悪の場合、
”絶好調だったニンテンドースイッチ”から一気に転落して
”WiiUのような苦しい状態”に大転落する可能性も考えられます。

そのため、もしも”円安で高額になってしまうのであれば
switch2の投入はギリギリまで遅らせるべき”なのです。

円安だから仕方ない、とはならない

円安が続く中、強引に高額な価格設定で
switchの次世代機を発売してしまった場合、
その売上に非常に大きな影響を出してしまいます。

”円安だから5万や6万になってしまった”というような状態で
発売した場合、世間は”円安だから仕方がない”となるのか?と
言われると答えはNoで、
円安だろうと何であろうと、一般の消費者は
”高いものは高い”でしか判断しませんから、
5万、6万という価格設定で発売すれば
”買うのを諦める”という選択をする人が多くなる可能性は
非常に高いです。

特に、任天堂ハードは競合のプレイステーションやXBOXと
比べてコアユーザーよりも一般ユーザーの比率が
高めですので、
”より大きな影響”が出ると考えられます。

例えば、ファミリー層は5万、6万になってしまうと
”今のスイッチでいいや”となってしまう可能性は
非常に高いですし、
子供には手の届かない価格になってしまい、
普段ゲームをやらない層からしてみても、
そういう価格設定だと”いらないな”となってしまう可能性が高いです。

任天堂ハードの場合は、特に他ハードと比べても
”価格設定の影響を強く受けやすい”と考えられるため
”円安”の中、高額な価格設定で発売してしまうと
”円安だから仕方ない”とはならずに、
ユーザーから”受け入れられない”で終わってしまう可能性があります。

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次世代機を発売して売れなかった場合は大変なことに

前述にように、円安の状況下だからと
高額な価格設定で、仮にswitch2を発売してしまうと、
かなり売上に響くと思いますし、
現行のニンテンドースイッチが、任天堂の歴代ハードの中でも
かなり高い売上を誇っている状態ですので、
”移行が全く進まない”(次世代機は高いからswitchでいいや、になってしまう)
ことが考えられます。

しかし、一度次世代機を発売してしまうと後戻りはできず
その”次世代機”は失敗
(スタートダッシュに失敗すると巻き返すのは、過去の記録からも
相当難しいです)、
さらには現行のニンテンドースイッチの勢いも弱めてしまうために
共倒れになってしまう恐れが出て来ます。

”円安だから”と高額な価格設定でswitch2を発売した場合、
このようになってしまう可能性は高いため、
メーカーとしても投入時期は慎重に見定める必要があります。
(参考⇒次世代機投入は共倒れのリスクも

一度発表してしまったら”最後”なので、
状況を見定めつつ、慎重に対応していくことが重要になるでしょう。

スイッチが好調なうちは急ぐ必要はない

現行機が、ニンテンドースイッチのような好調なゲーム機ではなく
仮にWiiUのような、苦しい状況のハードであった場合、
引き延ばすことも難しいとは思いますが、
switchは2024年に入ってからも好調で、
週間のハード売上も高い水準を維持しているほか、
ビッグタイトルが発売されているPS5よりも、
ほぼ毎週でその売上を上回っている状態です。

また、任天堂の人気シリーズのタイトルは
発売するだけで”これまでのシリーズよりも良い売上”が
出るような状況が続いています。

前述した通り、”円安だからと高額でswitch2を発売してしまうと”
switch2の売上に大きな影響を与えるだけではなく、
最悪の場合、共倒れしてしまう可能性があります。

どんなにswitch2が躓いても、一度発売してしまうと
必ず”現行switchの勢い”は落ちてしまいますから、
switchが好調なうちは、
”もしも価格を抑えられないのであれば”
switch2はそもそも発売するべきではありません。

さらに引き延ばす場合は継続的な新作投入を

switch2の発売をさらに引き延ばす場合は
”今のスイッチに継続的に人気タイトルを発売”するだけで
しばらくの間は持つかと思います。

スペック云々言われることもありますが
switchのユーザー層を考えると、
そんなこと全く思っていないユーザーも多いと思いますし、
”現状で十分”なユーザーも非常に多いと思われます。

ただ、さすがに”switch向けタイトルの発売”が減って来れば
勢いも落ちて来ると思いますから、
さらに引き延ばしをする場合は、
任天堂自身が継続的に、人気シリーズのタイトルを発売していく
必要があります。

任天堂のゲーム機は、任天堂自身のタイトルが
生命線となっているため、
ここが止まると一気に勢いは落ちます。

実際に、苦戦した任天堂ハードの事例を見ると、
”任天堂タイトルの発売が鈍い、あるいは人気作が少ない”ケースが
浮き彫りになっているため、
(参考⇒任天堂ハードが苦戦する際の傾向
とにかく、switchを引き延ばす場合は、
現行switch向けに任天堂自身がタイトルを継続投入していく必要があります。

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switch2発売のタイミングは?

switch2発売のタイミングは
”高額過ぎない価格で発売できるようになったら”が
ベストかと思います。

ただ、switchを引き延ばすにも流石に限界はあるでしょうから
”高額すぎない価格で発売できるようになる”か、
”もう現行switchではどうにもならない状況になってしまった”の
どちらかの条件を満たしたとき、というのが現実的です。

理想は前者ですが、
円安などが続き、後者になってしまった場合は、
止むを得ないこととはいえ、WiiUのような苦戦を強いられる可能性も
強まっていきます。

ですので、できる限り現行switchの勢いを維持できるようなソフトの
投入が重要になるかと思います。

まとめ

ニンテンドースイッチの次世代機は、
円安などの状況が落ち着くまで
先延ばしにしていくことがベストであるかと思います。

”円安だからやむを得ない”と、5万・6万クラスの価格設定で
発売してしまえば”間違いなく”失敗してしまうと思いますし、
switchで築き上げたものが、一気に崩れ去る結果に
なりかねません。

現行switchの勢いが残されているうちは
ギリギリまで、switch2の発売を遅らせることが
ベストです。

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